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「100の回路」〜劇場へのアクセシビリティを考える〜

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本記事は、舞台芸術のアクセシビリティについて考え、議論、実装していくための視点を収集するためにインタビューを行い共有する「100の回路」という読み物シリーズです。劇場・舞台芸術へ…
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2021年11月の記事一覧

100の回路#27 放課後デイサービスで働くコンテンポラリーダンサーたちに「障害児と関わることで成長したこと」を聞いてみた

私はTHEATRE for ALL LAB研究員の普段は会社員をしながら、サニーバンクでライティングなどの仕事も行っている聴覚障害&ADHDのくらげというものである。 今回「100の回路」の企画にて、「コンテンポラリーダンス」と「障害児支援」という2つテーマで執筆に挑むことになった。私は聴覚障害があり、コンテンポラリーダンスという単語すら初めて聞いたくらいに音楽やダンスなどの知識がない。しかし、障害児を支援するダンサーとはどのような感じなのだろう?と気になり、覚悟してトライ

100の回路#26 オープンスペース「アトリエぱんげあ」のつくり出す、多様性を受け入れる空気感

はじめまして。THEATRE for ALL LAB研究員のみずしまと申します。 ふだんは、発達障害当事者活動を行ったり、道端の草や猫と話したりしています。またサニーバンク会員として、文章を書く中で自分の言葉を探すのも、私の大切な時間になっています。どうぞよろしくお願いします。 今回100の回路でご紹介するのは、東京都中野区にある、創作活動のできるオープンスペース「アトリエpangaea(ぱんげあ)」さんです。運営法人の社会福祉法人愛成会さんでは、生活介護や就労支援B型事業