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N高(N予備校)がすごい

 タイトルのとおりだが、N高がすごい。N高が提供する学習サービスである「N予備校」を一年間応募者に無償提供するとのことらしい。このサービスは以前から期間限定で無料で使用できたがその期間が応募すれば一年伸びることになる。

  正直オンライン授業という土俵においてはN予備校とスタディサプリに勝てるサービスはあまりないのではないだろうか。N予備校の一年間無料のキャンペーンは衝撃的だが、この2サービスは料金が通学予備校と比較して非常に安い。大学受験の講座は受講したことがないため、講師の質については詳しく言及できないが、コロナウイルスによる教育格差を埋めるためには大きく役に立つだろう。

 今日はプログラミング入門のライブ授業がN予備校のであったため、、実際に受講してみた。大学のオンライン授業と比較して何よりも感じたのが「音質の違い」だ。大学では、先生が自前の機材を用いてやっているため、差がでるのは仕方がないことだが、音のクリアさがぜんぜん違う。音がクリアであることで授業に対する印象はかなり変わるな、という実感があった。

 N予備校の授業で面白かったのはコメントのシステムだ。運営会社はニコニコ動画を運営するドワンゴなので、コメントはニコニコ動画同様のシステムだが、これが良かった。一緒に授業を受講している人のコメント感が臨場感を持って流れるので、けっこう楽しい。疑問点があるユーザーのコメントに別のユーザーが助けるコメントを送ることができるし、授業の進行が阻害されることはない。これなら、高校までで学習する内容はこの形でやってほうがむしろ効率が良さそうだとまで感じた。

 今回のコロナウイルスで教育の機会が減少している学生(特に高校生)にこのN予備校のキャンペーンが広まっていけば良いな、と感じた。同時にコロナ後もこのような安価に提供される教育サービスが広がることで教育格差が減少していくことを願うばかりだ。しかし、端末を持たない学生には利用することができないため、コンピュータをもたない困窮した学生へのネットワークやコンピュータの整備は大きな課題だろう。

 とはいえ、N高のサービスは素晴らしいものであると思うので、頑張ってほしい(ニコニコ動画もがんばってほしい...)。とりあえず今日からプログラミング入門の講座が始まったので頑張って終講までにある程度プログラミングができるようになりたい。N高は大学生のインターンも募集しているので履修とうまく噛み合いそうな時期が来たらやってみたいなあ...

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