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みつばちの大和魂
日本人は自然から受ければ自然に感謝し、
自然に恩返ししなければと考えてきました。
それが"公"優先に物事を考える
考え方となりました。
大義を重要視することが
日本人は常識となっています。
『和の団結心』を貴重と考え、
全体の発展の為に創意工夫するという
伝統を生み出しました。
外から敵が侵略しようとしても、
自動的に一丸となって国を守ろうとする
国家免疫力が育っていました。
その免疫力が万世一系の
歴史を生み出したと言えます。
弱肉強食ではなく天皇を親として
全国民が子供として
ひとつの家族としての歴史を
辿ってきた国は日本を除いてはありません。
建国以来一貫して継続してきた
親子の絆に基づいた愛情主義が
最も大事なこととして扱われてきました。
如何に強力な相手に対しても
この和の精神は強い抵抗力となりました。
ニホンミツバチは
スズメバチの攻撃に遭うと集団で反撃します。
一匹対一匹で戦えば100%
ミツバチに勝ち目はありません。
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しかし、
一匹のスズメバチに対して、
沢山のミツバチが一斉に群がり
スズメバチの体温を上げて倒すのです。
沢山のミツバチが群がり、
ボールのようになることから
蜂球と呼ばれています。
自分よりもはるかに大きい敵に
立ち向かっていく姿はとても勇ましいです。
しかし、これは決死の行動で、
何匹ものミツバチが犠牲になります。
蜂球はミツバチとスズメバチの
微妙な耐えられる体温の差を利用します。
ミツバチの方が若干高い温度を
耐えることができます。
しかし、たとえ生存できても
蜂球に参加したミツバチは
寿命が短くなるそうです。
また、この行動は
日本ミツバチにのみ見られる行動で
小さく、か弱いながらも
団結して強敵に立ち向かっていく様は
日本人を彷彿とさせます。
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被害で言えば、
ミツバチの方が圧倒的に多いです。
しかし日本ミツバチは、
自らの「命」をかけて、巣を守ります。
戦いが終われば、
ミツバチたちは何事もなかったかのように、
自らの仕事に戻っていきます。
これは、世界で唯一、
日本ミツバチだけが考案した戦い方です。
君が代は 千代に八千代に
さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで
と唱っています。
さざれ石の巌というのは、
ちいさな小石がまとまってできた岩石です。
ひとりひとりは非力でも、みんなで協力して(国)を守る。
ミツバチだってやっているのです。
ましてわれわれは人間です。
日本人が日本を守らなくて、
いったい誰が日本を守るのでしょうか。
美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。
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