モノノ怪~唐傘~
あんまりにも楽しみすぎて、公開初日に会社帰りに見ましたよ。
なんて言いますか…
凄いけど残念…残念だけど凄い…。
みたいな、感想です。今回のモノノ怪…。ヒット…ちょっと難しいかも。私的には、続きの「火鼠」はぜひ見たいので、ぜひともヒットしてほしいんですけど。
舞台は架空の大奥です。
大奥の物語というから、よくテレビとかでやってるアレを想像してたんですけど、どうやらパラレルワールドの大奥みたいです。そこに二人の女の子が新入りの女中として入っていく。というお話。
ストーリーは面白いし、背景美術もいかにも「モノノ怪」らしい、極彩色で妖しい美しさです。
…なんだけど、キャラの動きがものすごくぎこちない…。
え…、なんで?ってくらいぎこちないです。背景にリソースをつぎ込み過ぎて、人物まで手が回らなかったのかなあ?みたいな感じです。
それとも美術監督が、昔のモノノ怪のときの人とは違うので、それのせいなんでしょうか。昔の美術監督だった人は、色々と問題があって今回は降板したそうですけど。
そこがものすごく残念。アニメにキャラはとっても大事ですよね?
しかし、最後の最後に薬売りさんが剣を抜くあたりは、めくるめく美しさでした。迫力もすごかった。映画版なだけはあります。
なので、ここに関してはとても満足です。
ちなみにストーリー的には、主人公のアサと一緒に大奥入りしたカメが一番怖かったです。
なんせ、私とは全然真逆の性格(笑)
すぐ仕事をさぼろうとするし、人にいきなり馴れ馴れしいし、とっとと御上の目に留まろう。とかしたり、何事にも興味津々のあたりとか。
まあ、要するに俗の権化みたいな!
たぶん、このカメを見たオタクたちは、ものすごくイライラすると思います。私もイライラしました(笑)
最後にどんでん返しがあるのかな?とか思ったくらいです。
え?あ…それも狙いなのかな?
そういうわけで、「モノノ怪」つづきが見た過ぎてついパンフレットを買いました。次回作の何かの足しになるかなと思って…。
1,650円でしたけど(笑)