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アニメ「チ。-地球の運動について-」2

  いつも「チ。」の録画に失敗します。

 なんでかな?他のアニメはちゃんと毎週撮れてるのに、「チ。」だけは、いつもちゃんと撮れていないんです。ひょっとして、毎週やってる時間が違うってことでしょうか?
 最近の録画機能って、時間が変わってもちゃんと撮れるのが普通なんですけどね。

 そんなわけで「チ。」の続き。

 それにしても、先週回あたりから画面が暗すぎて。日中に見ることはほぼ不可能です。何も見えません(笑)
 もう、ラジオドラマか、これは。

 みたいな感じです。

 それで、夜になってから電気をすべて消して見ることで、やっとこさ何が映ってるのかわかるっていう。
 ひょっとして、これって中世の暗さを表現してるのかな?

 光的なものはもはや「ろうそくの光」と「星の光」しかありません。確かにこのアニメの「星空」は非常にきれいなんですが。
 
 子供のころに読んだ小説に、「星の数を数えて朝を迎えた」みたいな描写があったんですけど、7つか8つ数えたら終わるのに、どういうことなんだ?と思った記憶がありました。(確かに私の子供のころの大気汚染は今よりずっと酷かったですが)

 そんなわけだから、中世の空はスモッグもなく、しかも電灯もなかったのだから、すべての地球から見える天体が見えたのだな。とかいう。  
 ああ。昔、バリ島で夜空を見たときのことを思い出しました。ガイドさんは「日本では見えない南十字星が見えます」とか言ってましたが。
 いやいや、「南十字星」どころか、天の川を見たことのほうが衝撃でした。あんな風に、本当に「川」のように星が見えるなんて!!

 まあ、そういうわけで。

 なんだか知らないけど、やけに芸術的な雰囲気になってしまってるアニメです(笑)
 相変わらず、地球が回ることに(言葉通りの)命を懸けてる人たちのお話ですけど、これまた相変わらず。全く理解できません。

 あの、「地動説」に関するもろもろが入ったあの箱ですけど、ひょっとして人を死に導く呪われた箱なんでは?とか思ってしまいますねえ。
 
 信念のために死ぬ。
 そして、信念のために人を殺す。

 とか、いかにもおっさんが好みそうな話だのう。とか思います。そんなことわかってようがわかってまいが、相変わらず人は生きて人は死ぬのに。
 なんだか、形而上のことにこだわりすぎてなんだか変な風になってしまう人々の綿々たるお話。

 あるある。いるいる。ってことですか?

 

 

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