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奈良博に行ってきた [2]仏像館

仏像館をゆっくり見た

特別展を中心に見ると、疲れてしまうのと時間が足りないのとで、残念な見方になってしまう。今回は、1週間後に改めて奈良博を訪れた。
入口でもらった仏像の見方ガイドブックを参考にゆっくりと。勉強が足りないので、結局好き嫌いで見てしまう。

巨大な金剛力士像(重要文化財)が2体まさしく仁王立ちしておられ、これは、金峯山寺のもので像自体の修復を終えた令和元年から、仁王門の修復が終わる令和10年(予定)まで特別公開されている。(写真は以前に撮っているので見つけたら更新します)

今回特に気になった仏像は、鎌倉時代の十二神将立像で、12体のうち6体が展示されていた。ポーズも表情もなんとなくユーモラスで、ヨガや筋トレで応用できそう。

招杜羅大将立像(丑)(十二神将立像)


壊れた部品などを展示しているケースは、どうやら常設をベースに若干入れ替えているのかな? 1年前に撮った収蔵品と同じものを撮っていた。


青銅器コレクション

青銅器は祭事や煮炊き、器などに使われた道具のようだが、動物型のものや、複数の魔除けの動物があしらわれていたりする。これも中々かわいい。爵(しゃく) という酒を温める器は、ラジオ体操をしているようだ。

爵(しゃく) 

こうやってみると、どうやら私は、並んでいたり、ひょうきんな風情のものが好きらしい。色々知識が増えたら、もっと楽しいだろうなと思いつついつもならを後にするのだけど、家に着く頃には現実に戻ってしまう。困ったものだ(苦笑)


興福寺五重塔はもうすぐ修復開始

7月から修復が始まる興福寺の五重塔。巣屋根がずいぶん高くなっていた。

見上げるとこんな感じ
離れてみるとこんな感じ


お約束

青銅器館との渡り廊下でぼんやりしていると、鹿の子供が母鹿の腹の下に入り乳を飲んでいる。慌てて撮影。

鹿の母子


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