
憂いとグレー(歌詞)
灰色の空を 見上げる間もなく
いつもの舗装路 這うように歩いた
冷えきった風が 頬を撫で過ぎてく
いつもの信号 無視して渡った
終わりの見えない日々を
終わらせたいと思った
若さだけが取り柄だろ
代わりの利かない君と
何処にでもいる自分を
比べては途方に暮れる
履歴書は意味を成さぬ紙切れに
薄っぺらで白紙だらけの人生だ
終わりの見えない日々の
終わる気配を匂った
青臭くて吐きそうだ
代わりの利かない君に
何処にでもいる自分を
重ねては途方に暮れる
終わりの見えない日々を
終わらせたいと願った
若さだけが取り柄 でも
終わりの見えない日々を
代わりにも成れない僕を
嘆いてはまた夜が更ける