【Step0】カウンセリングで抑えておきたい2つのコツ
こんにちは!機能改善専門スタジオthe REFORMER代表の上村です。
本日はカウンセリングについて解説していきたいとおもいますが、この「カウンセリング」というのは、お客様を目的地までお届けしていく上で最も大切なことだと考えいてます。
なぜなら、お客様の意図や本当の理由をお伺いすることができるのこのカウンセリングになるからです。
カウンセリングと聞くと、生まれ持って聞き上手な人の方が有利と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことは全くなく、むしろカウンセリングは「技術」です。
そこに「経験」が重なることで、お客様の真の動因をしっかりと汲み取れるようになれることでしょう。
また、そもそもパーソナルトレーナーとは?なぜ専門技術や知識を高めるのか?
についても解説していますので、合わせてこちらの記事もオススメです。
それでは解説していきたいと思います!
カウンセリングする上での前提条件
前提条件として、他人と過去は変えられない、変えられるのは未来と自分だけになります。
カウンセリングに限ったことではありませんが、お客様のことを変えさせることはできません。変わるのはお客様自身の考えや行動であって、私たちトレーナー(カウンセリングする側)が、変えたわけではなく、変わろうとしているお客様のお手伝いをしています。
次にカウンセリングする上で、以下3つを確認していきましょう。
当たり前といったらそれまでですが、カウンセリングする上で最低限抑えておかなければならないことを覚えておきましょう。
スピークペーシング&アクションペーシング
相手の話し方や動作に自分の話し方や動作を合わせることで、相手にとって「話しやすい環境」を創ることが大切になります。
例えば、話すスピードが速い方には同じように速く話す意識をする、言葉遣いも相手が使っている言葉を意識的に選択し話すように心がける
ボディランゲージを使って話される方には、同じようにボディランゲージを使いながら話していくなどになります。
これって当然のことで、生後すぐの赤ちゃんや1歳や2歳の子どもに話しかけるとき、自然と赤ちゃん言葉のようになりますよね。
あまり、生後すぐの赤ちゃんに綺麗な敬語を使うことはないかと思います。
聴く技術
次に「聴く技術」です。
相手との椅子や身体の角度は45度にし、会話に合わせて「あいづち」や「うなづき」「同意」「オウム返し」などを交えながら話を聴いていきます。
おそらく、「オウム返し」は馴染み深いのではないでしょうか。もう一段階レベルアップするのであれば、「オウム返し」+出てきた単語に5W1Hをつけると会話が途切れずに話が進みます。
もちろん、口数が少ない方や初対面の方に5Wの1つである「Who」を聴くことで「誰といったのですか?」のような、距離感を間違えてしまわないようにすることは常識の範囲内でお考えください。
明日からでも使えるカウンセリングの「技術」。
実践しながら内省し続け、相手が話しやすいと思えるような環境を整えていきましょう。
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