さらば青春の光【27】
先日オナニーマシン(1999~)と言うパンクバンドのフロントマン「イノマーさん」が53歳の若さでこの世を去った。
1、オナニーマシン(イノマー)1966年生
正直今では全く聴かなくなっていたが「恋のABC」「彼女ボシュー」(2002)まではよく聴いていて当時流行っていたいわゆる「青春パンク」でその他ガガガSP(1997~)やGOING STEADY(1996~2003)などのバンドが頭角を現していた。そしてこのオナニーマシンことオナマシ。バンド名はもちろん歌詞がどぎつい下ネタオンパレードで今聴いても笑えるくらいサイテーでサイコーだった。このイノマーさんが亡くなったと言うニュースで今も活動してることを知り最新の音源を聴いたがやっぱり相変わらず(笑)この呆れるくらいの下ネタにも興味を引かれたが注目していたのは彼の経歴。
オリコンで編集の仕事に携わりながらバンド活動もしてた事
2、BEAT CRUSADERS(ヒダカトオル)1968年生
この時期このオナマシ以上にのめり込んでいたバンドがBEAT CRUSADERS(1997~2010)「NEVER POP ENOUGH e.p.」(1999)を聞いた時の衝撃はでかくメロディがツボでLASTRUM時代のビークルはアルバムにシングル、ビデオそしてライブにととにかくハマりまくりました。そしてまたまたこのビークルのフロントマン日高氏の経歴が
LD&K Recordsの社員でありながらツアーもこなす人気バンドの一員
3、スネオヘアー(渡辺健二)1971年生
同時期に好きだったスネオヘアー(1997~)に関しては曲やテンパリ気味のキャラクターも好きだったが
同年代にシンパシーを感じていた。
4、fitness under wear(SeijiRamone)1972年生
以前のnoteにも記した通り大学を卒業し社会人になったが特に目的意識もないまま過ごしていた暗黒の時代。地元の友達ともう一度バンドをしようとスタジオに入ったり曲作りをするもいまいち自分の中で盛り上がらず自然消滅(今となってはいい思い出だが)宅録など細々と音楽への情熱だけは持ち続けるも何においても不完全燃焼の日々を送っていた。
当時ウダウダやっていたバンド「fitness under wear」の曲
小学校からの同級生からなる3ピースバンドでギターボーカルしてました。
と、さらりと黒歴史(笑)
5、まとめ
そんな中出会ったのが上記の同年代のミュージシャンたち。
バンドや音楽と言うカテゴリーを超えてやりたい事をやり何かを成し遂げいる人をみて何か勇気みたいなものをもらえた気がした。今思うと全くもって身勝手な思いだが人も思いなんて基本身勝手なものだ(笑)
そして今もまだその思いは続いている。
あれから結婚や子育てなど周りの環境は変わったけど基本やりたい事はやりたいと思っているし何かを成し遂げたいとも思っている。行動が遅く何にも出来ていないようにも感じるが少しずつでも思いを形にできたらなと考えている。その思いがなくなった時がこの世を引退する時なのかもしれない。