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海外ドラマ:メンタリストシーズン3-23(後編)感想

まず初めに、この先の感想はネタバレ全開です 

これを読まれてる方が、メンタリストっておもしろいのかな?って参考程度に読もうとしてるならば、すぐさま左回りクリックでお戻りください

ただただパトリック•ジェーンが好きだという感想を連ねて行く自分用の備忘録でもあるのであしからず

もちろん、パトリック•ジェーン好きの同士はぜひ読んでもらって一緒に好きの海に悶えて欲しい





シーズン3-23(後編)ストロベリークリーム パート1&2

CBIに戻ったリズボンはヴァンペルトに無事で安心したとハグされます

さらに結婚式のドレスを受け取ったから試着をお願いしますと言われ、リズボンは諦めた顔で自分の部屋へと向かいます

吹き替えだとふぅん…と嫌そうな声出しててかわいいw

リズボンの部屋に向かうジェーン
「リストだが…」
と言いながらドアを開けます

するとそこにはドレスを試着しているリズボンがいました
リズボンは
「ジェーン ノックしてよ」
と怒ります

ジェーンはわぁと驚き
「これは…」
と言い淀みます
リズボンは
「ヴァンペルトを殺す」
と凄みます

ジェーンは頭を左右に振りながら
「いや よく似合ってる まるでお姫様だ
怒ったお姫様だね」
「突然頼まれて断れなかったの どうして私を付き添い人に?」
「”期待してるから”と僕が勧めたんだ」
「なぜそんなことを?」
「面白いからだ それに君の秘めた望みだから 認めろよ」
そう言いながらジェーンはリズボンに近づきます

ここで思い出すのは3-2でジェーンが言っていた奥さんのエピソード
「ウェディングドレス姿で妻が釈放に行った
怒りながら」

そしてこのドレスはヴァンペルトとお揃いなわけです それに花嫁はまさにお姫様と形容出来ますし、リズボンはやっぱりジェーンの奥さんに似ているんだと思います
ああ、嬉しい

しかもリズボンはお嬢様扱いされるの大嫌いで男家族の中で育っているけれども、やっぱり心の中は女の子で付き添い人をやる事を夢見ていたと思うときゅんきゅんする
かわいすぎるよ〜

あとジェーンが「面白いから」なんて言って誤魔化してるけど、ジェーンもリズボンのドレス姿見たかったに1票

じゃなきゃあんなタイミングで部屋に入るなんておかしいww
1番リズボンのドレス姿楽しみにしてたのジェーンでしょw

そこにチョウも来て
「リストに乗っていたジェームズですが数時間前 匿名の通報があり死体で発見されました 
まず着替えを」
と言い出て行きます
リズボンも気まずそうにええと言います

ここで来るのは確実にチョウ以外いないw
空気読みまくるなぁww

ジェーンは
「マックス•ジェームズ」
とつぶやき
「似合うよ 女らしい」
とリズボンに言いながら部屋から出て行きます

マックス•ジェームズの自宅に向かうジェーンとリズボン

現場には先にチョウがいて
「ジェームズ 59歳 死んだのは4日以上前」
リズボンは
「ディンクラーの爆弾装着前ね」

ジェームズは拷問されていたとジェーンは推測します
さらに死因は心臓発作だとチョウが言い、犯人は情報を聞き出す前に被害者に死なれたと言います

リズボンはキャッシュ・イン•モーションの受領書を見つけ
「例のサラ金の受領書よ これを見てディンクラーを ジェームズが死に情報が聞き出せなかった このレシートを見つけ別の方法で入手を試みた」

チョウは現場からハイタワーと写るジェームズの写真を見つけます

ジェーンとリズボンは顔色が変わり、チョウはラローシュに連絡しようとするもリズボンは止めます

ジェーンは
「僕らは来なかったことに」
と言い部屋から出て行きます

リズボンはチョウに
「今は言えないけどこの件は内密に」
と伝え、この件には関わらないと強く言います

さらに
「チョウ 今はただ私を信じて
時期が来たら話すわ それまでは知らない方がいい」

リズボンもジェーンが頑なに真実を語らなかった意味をよくよく理解してるんでしょうね

しかしここでチョウしかいないってのが結構ポイントだと思います チョウだけは立ち位置がリグスビーとヴァンペルトとは違うと言うのが明確に出てきましたね

リズボンはジェーンに
「レッド•ジョンがハイタワーを探してる」
と言い、ハイタワーに知らせなきゃと言いますが

ジェーンは居場所も知らないと言います
リズボンはレッド•ジョンがジェーンを狙うかもと語気を強めます

ジェーンは来るなら来るだろと言い、2人には沈黙が流れます
耐えきれずジェーンはその場を去って行きます それを無言で見つめるリズボン

リズボンのジェーン大事マンが出てていておいしいシーン
ジェーンもリズボンの気持ちをわかってるからこそ、水掛け論になる議論をこれ以上したくないとおそらく思って、去って行くのが良きなのよ

ジェーンはサクラメントのモーテルに着きます

ジェーンはモーテルに泊まってる時もあるんだと驚き もう居住はCBIにしたもんだとばっかり思ってたw

部屋に入るとそこにはハイタワーが居て、話をする2人

ハイタワーは隠れて生活するのはもう限界だと言い、自首するとジェーンに伝えます
ジェーンは2日欲しいと言い、猶予をもらいます

ジェーンはチームのみんなをいつもの店に呼び寄せます

ここのシーンでリズボンだけは30分後ではなくそのまま先に2人で店に向かい、話をするジェーンが良い!
チームのボスだから当たり前に感じるけど、そうじゃないのがジェーンだと思うから大好きなシーン

しかもいつもの店って言うのがあるんだw
今まで出てた??ww

ジェーンはチームに全てを話します

チョウがウィリアム•ブレイクの詩を知ってるの驚愕
文学好きな設定だから?
3-16でバートラムがブレイクの詩を言ってたのをもしチョウが聞いていたら、この時点でピンと来てたんじゃないかな

それとここでヴァンペルトが着ている服の色ですね
緑 欧米では若い、未熟、嫉妬、毒などの意味があるらしいのですが
これめちゃくちゃ大事で抑えておきたい1つ
ここでの緑は未熟ですかね?

色と言えば、他に言わずもがなの赤
それと青と紫は欧米でどんな意味を持つ、またはイメージなのか知るとよりメンタリストが楽しめて最高

チームは一致団結してジェーンの作戦に乗ります

みんなが作戦に参加すると表明するシーン大好きです

ジェーンはラローシュの元に行き、ラローシュの容疑者候補リストをもらいます

ここでジェーンがふっかけるラローシュのタッパーの秘密 ここではわからないの引っかかります わざとなのか?どっちなんだ…

あと3-10でミネリから仕入れた容疑者リストはなんだったの??
ラローシュからも貰って確証を得たかったって事なのか?

3-16で容疑者候補は5人だとラローシュは言ってました
その内の1人がハイタワー

3-10の時点では5人じゃなくてもっとたくさんいたからミネリから貰ったリストではわからなかったでいいのかな?

ジェーンとリズボンチームは全員集まり、容疑者リストの名前を呼び上げます

ブレンダ•シェトリック CBI広報担当
オズヴァルド•アルディレス 地方検事補
ゲイル•バートラム CBI局長
クレイグ•オロフリン

ヴァンペルトはクレイグじゃないと拒否反応を示しますが、リズボンがなだめ
ハイタワーの警護を指示します

チームはそれぞれ容疑者候補に罠を仕掛けます

ジェーンは容疑者に別々のホテル番号を伝え、その部屋に来た者がレッド•ジョンの手先だと言います

さらに部屋に来る者は使い捨てできる殺し屋だと推測します

ジェーンの予想通り殺し屋がホテルに来ます
入った部屋はバートラムに教えた番号でした

チョウとリグスビーは部屋に向かうも殺し屋はベランダから飛び降り亡くなります

プロ中のプロの殺し屋
こんな潔い死に方あるかってぐらい怖い
しかもこの殺し屋、髪が赤いんですよね
レッド•ジョンの信者なのかなぁ

ヴァンペルトはオロフリンに会い、レッド•ジョンの手先を見つけたと報告します
オロフリンも容疑者候補だったから話せなかったと言い、2人でハイタワーの警護に行こうと誘います

このシーンめちゃくちゃ気になる
オロフリンは警護に行こうと言うヴァンペルトの誘いを1度断ってます

しかも自分が容疑者候補だったとここで聞いてるわけです

ジェーンがたまにやる1度引いて相手が食い付いてくるのを待つと言う作戦なのかなとも取れるけど、行こうと言ってるんだから引く意味無いと思うし…

ならば、自分が容疑者候補だったと知り、この後自分がどう行動すれば良いのか誰かに聞きたかったから行かないと答えたんでしょうか

でも、自分が疑われてる時点で自分のミッションは失敗しているから、ならばいっそ一か八かで目的であったハイタワーを殺しに行ったと考える方が自然な気もします

ハイタワーを殺せれば、その功績により自分の正体がバレかけたけどレッド•ジョン仲間に殺されないと思ったのかなぁと
だけど、そんな独自の判断して良いのかなぁと不思議なところ

さっきの女性の殺し屋からもわかるように、レッド•ジョンは女性しか真の信者にできないのかなと思ってしまう
殺すのも女性狙いだし、男は信者にしないのかな

まぁ、別に深読み無くただほいほい付いていくのはおかしいから1度断っただけなのかもしれませんが

ラローシュはジェーンを呼び止めますが、ジェーンは急いでいると言いバートラムの元に行きます

バートラムはテレビを見ており、テレビからは”州知事が計画している再開発局の廃止は憲法違反である可能性が大きいと…”
と話すアナウンサーの声が聞こえます

そこにジェーンが入ってきて、テレビを消すバートラム

ジェーンはバートラムにハイタワーが出頭するには取引をしたいと言っていると持ちかけます

バートラムは嫌がりますがジェーンは
「ダメならすべてをマスコミに暴露すると言ってます」
「困るな」
「ええ」
「最悪だ」

ここでジェーン一瞬間があり
「条件を飲みますね」
と立ち上がります

「2時に会う約束だから1時半に迎えに来ます」
立ち去ろうとするジェーンにバートラムは
「待ってくれ」

立ち止まるジェーン、2人の間に沈黙がありバートラムは
「分かったよ」
と言います

ジェーンが部屋を出て行くとバートラムはどこかに電話をかけます

この電話ワンプッシュで押しており、直通電話もしくは登録電話でよくバートラムが電話しているところなんでしょう

この時点では見ていてとても怪しいバートラム 
メンタリストお得意のいつもの誘導ですが、私が気になるのは2人の間とバートラムの「待ってくれ」と、テレビから聞こえた”州知事が計画している再開発局の廃止は憲法違反である可能性が大きいと…”です

最初のジェーンの間は予想と違うバートラムの反応に一瞬戸惑ったからでしょう
バートラムが犯人らしくない反応だったのでしょう

そしてバートラムの「待ってくれ」
めちゃくちゃ気になります
さっきのオロフリンみたいだなと感じます
一度断り誘いに乗る

おそらくバートラムも自分がどう行動して良いのかあぐねたのかなと
オロフリンと同様、自分の判断で決断しています
でも誰かには報告する

そしてバートラムが見ていたテレビ
何かの隠語のように感じるんですよね
州知事なんて絶対悪いことしてるに決まってると言う偏見が出てしまうw

わざわざこのテレビのセリフを入れる意味があるはずです
別にバートラムが書き物してるところにジェーンが来たって、秘書と話してるところに来たってなんだって良いのに

事件と関係ないテレビを見てると言う演出に意図があると勘繰ってしまいます

リズボンはピザを持ってハイタワーの隠れ家に行きます

警護車にもピザあげるリズボンやさす

一方ジェーンはバートラムとパインウッド•ショッピングモールに着きます

ドラマの聖地巡礼するなら絶対ここ行きたい
実際のシーン撮影がこのショッピングモールか知らないけど、あそこ行きたいわぁ〜
まさかあれも全部セットなわけないよね?

ショッピングモール内の吹き抜けのオープンカフェ?にバートラムを案内するジェーン

ウエイトレスに紅茶とコーヒーを頼みます

吹き替えだとラプサンスーチョンを頼むジェーン
そんなポピュラーに飲めるん?ww

小さな丸テーブルを囲み、ジェーンとバートラムはハイタワーを待ちます

2回からはチョウが監視し、リグスビーは監視カメラを見ています

バートラムの様子を見てジェーンは
「緊張してる?」
と聞きます
バートラムは
「いや」
と頭を振り、続けて
「緊張する理由が?」

ジェーンは無言でさあ?のジェスチャーです
そこにお茶が運ばれて来ます

バートラムは時計を見てもう来ないと言い、誰がハイタワーを殺すつもりなんだとジェーンに聞きます

ジェーンはわからない?と聞き返し、わからないバートラムにレッド•ジョンだと伝えます

バートラムは天を見てすべてを悟り、呆れます
ジェーンは
「奴は全州に仲間がいる 権力者がね」

バートラムは
「君はロープ際まで自分を追い詰めてる」
と言い、ジェーンに医者に掛かるように勧めます

その様子を見てジェーンは思考を巡らせ
「ロープ…ロープだ」
とひらめき、バートラムが犯人でないと気づきます

ここのバートラムのロープヒント気になりますよね 絶対ワザとでしょって思ってしまう
そんなリグスビー見たいに偶然ヒント与えちゃうやつバートラムはやらないと思うんだけどなぁ

シーン変わって
ヴァンペルトとオロフリンはハイタワーの隠れ家に着き、警護車に挨拶して中に入ります

オロフリンはヴァンペルトに忘れ物を取りに行くと言い戻り、警護車に乗っていた2人を殺します

リグスビーとチョウはハイタワーの隠れ家へと向かい、ジェーンはリズボンに電話をかけ続けます

バートラムはジェーンの扱いに怒り、帰って行きます

バートラムが去る瞬間に印象的な男性が映ります 新聞を読み、眼鏡をかけている初老の男性です

ジェーンは切迫した顔で
「電話に出ろよ」
とつぶやきます

リズボンが電話に出ようとするとヴァンペルトとオロフリンが来ます

リズボンが電話に出た瞬間
「ジェーン 待って」
と言い、ヴァンペルトとオロフリンを家に招き入れます

リズボンは
「何?」
と電話口のジェーンに聞きます

ジェーンは
「バートラムじゃないオロフリンだ」
「ごめん 何て言ったの?」
「オロフリンだ 手先はオロフリンだ」

リズボンはそれを聞いた瞬間振り向き、銃を手にしますが、オロフリンのが早く、リズボンに発砲します

驚くハイタワー、ヴァンペルト、ジェーン

リズボンが理由なんて聞かずにジェーンの「オロフリンだ 手先はオロフリンだ」だけで全てを信じ、一瞬でオロフリンに銃を向けるの胸熱
えげつない信頼感 大好物です

ヴァンペルトは
「なんてこと」
オロフリンは
「君には悪いと思ってる 好きになり始めて」
「どうしてなの?」
涙目のヴァンペルト

オロフリンは首を少し傾け
「君は悪くない 俺だ」

その瞬間リズボンが起き上がり、近くにあったクッションをオロフリンに投げつけます

クッションが当たり、オロフリンに隙ができた瞬間、ハイタワーとヴァンペルトはオロフリンを撃ちます

倒れるオロフリン
ヴァンペルトが駆け寄り
ハイタワーは子ども達の元に行きます

ヴァンペルトは
「クレイグ 返事して クレイグ…」
オロフリンは
「グレース」
と言い、ヴァンペルトがしていた自分の母親のネックレスを引きちぎり、息絶えます

ジェーンは電話越しから
「リズボン リズボン」
と呼びかけ、リズボンは撃たれた肩が痛みながら電話に出て
「オロフリンは死亡 私も撃たれた」

ジェーンは呆然とした顔で呼吸をし
「大丈夫か?」
「何とかね」

ジェーンは肩を揺らしながら浅い呼吸で
「オロフリンの携帯を取れる?」
とリズボンに言い、リズボンは指示に従い携帯を取ります

ここもすごいシーン
これがあるからジェーンがわからなくなると言っても過言では無いシーンです

リズボンが大事でも、命が大丈夫だとわかれば自分の復讐を遂行するジェーン
冷たくて怖い だけどもそんなジェーンでも愛してしまうのよ…

ジェーンは
「リダイヤルを押して出た相手に”オロフリンは死んだ”と」
リズボンは言われたように行動します

リズボンがリダイヤルを押した瞬間、先程一瞬映った初老の男性の電話が鳴り、電話に出ます
「やあ」

そのタイミングにジェーンはすぐ気づき、男性を見ます

ジェーンの電話越しからはリズボンが出た相手に話す声がします
「リズボン捜査官よ オロフリンは死んだ」

タイミング良く男性は
「それは残念 仕方ない 山あり谷ありだ」
と言い、ジェーンの方を見ながら電話を切ります

リズボンはジェーンに
「”仕方ない 山あり谷ありだ”と」

ジェーンはすべてを理解し、リズボンに
「かけ直すよ」
と電話を切ります

ジェーンはゆっくりと初老の男性の元に近寄り、男性もジェーンに気づきます
「何か用かな?」
「まあね 誰と電話を?」
「君には関係ない」
「とぼけるな」

男性は新聞を閉じ
「何だか知らんが言いがかりはやめろ」
「リズボンと話してた」
「誰?」
「名前は?」
「警備員を呼ぶよ」

ジェーンは無言になります
それを見て薄ら笑う男性
「冗談だよ 私だよ」
「名前は?」

新聞をたたみ、テーブルに置く男性
「いろいろある その1つが”レッド・ジョン”」
そう言い、眼鏡を外します

ジェーンは真顔で男を見つめ、無言で席に着きます

隠し持っていたホローポイント弾でジェーンを脅すレッド•ジョン
「うれしいね 面と向かって話せる
前回は極限の状態だった 緊張していてゆっくり話せなかった」

「本当にレッド•ジョン?」
「深い質問だね 本当の自分とは何だ」
「望みは何だ」
「オロフリンから君のワナを聞いた 君に謙虚さを教えるいい機会だ だがやめた
今回は君の勝利だ お見事だ これでよかった 確信できたよ そろそろやめ時だ」

「やめる?」
「殺しは終わりだ もうやり尽くした引退する 顔も名前も新しくして人生をやり直す 私には技術も財力もたっぷりある これからは子供たちを助ける活動をしたい 私は今まで自分の夢ばかりをひたすら追求してきた 本当に大切なのは何かを見失ってたよ」

「笑ってほしいのか?なぜそんな話を?」
「そうだな 君とは絆がある 別れも言いたいし謝罪もしたい 苦しませて悪かった 君の呪いを解きたい」
「僕は呪われてない」
「怒りに支配され果たせない復讐を求める”呪い”だろ?」
「僕は趣味だと思ってるし復讐は果たす」
「復讐だって?」
と笑いだすレッド•ジョン

「目の前の男を見ろ 私は普通の男だ 角が生えてるとでも思ってた?化け物じゃない悪魔でもないただの平凡な人間だ
欠点や問題もある 他の皆と同じだよ 私のことは忘れろ 人生を捧げる価値はない」
「お前がどこへ行こうと必ず捜し出して殺す
それからお前のことを忘れる」
「頑張るね 私はここだ 殺したければ殺せ」
「銃をどけたらやってやる」

ブフッと笑うレッド•ジョン
「まるで子供のケンカだ 私は君のためを思って言ってる 復讐を求めるのは貴重な時間の無駄遣いだ 大事な人生だろ 大事に生きろ 愛する女性と家庭を作れ」

「お前の死後にな」
「分かったよ」
間があるレッド•ジョン 笑顔になり
「これも予想の内だ 私も努力はした さよなら」
銃が隠れてる新聞を脇に挟み、席を立つレッド•ジョン

ジェーンも立ち上がり
「逃げられないぞ」
「そうか?」
立ち止まり振り返るレッド•ジョン
「同僚は移動した 君に何ができる?」
「本当にレッド•ジョンか?」

一瞬間があり、レッド•ジョンは
「証拠か?」
と言い、溜めてから
「奥さんは清潔だった ラベンダーの香りがした 娘は汗のにおいと…イチゴの香りだ
子供用のシャンプーの香りかな」

ジェーンは複雑な表情になり、目線を下に下ろします
それを見てレッド•ジョンはふんと鼻息を出すような表情をし、ジェーンを背にして出口に向かいます

ジェーンは
「頼む 待って」
と追いかけます

レッド•ジョンは立ち止まり振り返ります
ジェーンが近づき、カメラがジェーンの顔に寄ります

その瞬間、銃声が聞こえ、レッド•ジョンは倒れます

周りの客の悲鳴が聞こえ、逃げ惑う人々

ジェーンは銃をポケットから取り出し、最初に座ってた席のテーブルに置き、紅茶を飲みます

怖がるウエイトレスに気づくジェーン
「勘定を頼む」
ウエイトレスは逃げ去っていきます

ジェーンはお金をテーブルに置き、はぁぁと深い息を吐き、またお茶を飲みます

警備員が出てきて、銃で脅されるジェーン
ジェーンは手を頭にやり、カメラが全体を映して終わります


…いやぁ、ショッピングモールからの息を呑む展開
そして怒涛の名シーンだらけ

言葉にならない
すごかった…
何回も見て展開は知ってるのに、何度見ても面白くて大好きです

途中、気になるのがオロフリンが死に際にヴァンペルトのペンダントを引きちぎった理由

これについては後に確かヴァンペルトが悩む回があった記憶…
なので、その時に考えるとして

さて、大問題のレッド•ジョンです

もちろん全シーズン見ていれば、このレッド•ジョンを名乗る男はレッド•ジョンでは無かったと言う展開なわけですが
100%の納得は難しいところ

見ていてもめちゃくちゃ疑問符だらけです

流れを今一度整理すると
まず、レッド•ジョンはハイタワーを探し出す為に、ハイタワーの親戚を脅し、手がかりとなるキャッシュ・イン•モーションの顧客情報を得る為に男を使います

その男から情報を得られず、亡くなります

そして、オロフリンを使いハイタワー殺しも遂行しますが、失敗し、ジェーンと対峙する

ハイタワーをレッド•ジョンが探し出し始めたのは3-16でジェーンが言っていた

リズボンが知ればレッド•ジョンは鼻が利くからリズボンには教えたくないと言ってたことからも

リズボンが全てを知った今、レッド•ジョンがハイタワーを探し出すのは自然の流れだと思います
なのでここはスルー

しかし、レッド•ジョンが使うガソリンスタンドの店員やオロフリンの手際の悪さが目立ちます

そして何より私が思ったのはレッド•ジョンだと言う証明のセリフ

匂いって!w

いや、確かにジェーンも鼻が良いし、匂いで推理したりするからわかるんだけど、1-11のような足の爪に血のペディキュアをしてたとかの

マジもんの物証証明が欲しかった…!

むしろ1-11が匂いで良いよって思ってしまうけど、まぁそれはしょうがないので飲み込もう

だけども、この男の話し方、素振り、見た目が私が個人的に思い描くレッド•ジョン像にバチクソハマる

初見時もジェーンと同じく絶対レッド•ジョンだと思った

だけども浮かぶ様々な疑問符

この男をレッド•ジョンと仮定するなら
賢いで有名なレッド•ジョンがリダイヤル1つで繋がるその警戒心0な電話履歴
(ジェーンの勝ちだと言うからワザとな可能性大)

ジェーンに待ってと言われて2度も振り返り待つ優しさ
ジェーンが自分を殺す事ぐらい想像つくだろと思ってしまう

そして、なぜか突然の殺し止める宣言
さらには自分を追うのを止めるように諭し、私も(ジェーンがそうするように)努力した発言
なんの努力をしたんだ
途中の影うすすがそうなのか?

めちゃくちゃ色々考えました
この違和感は何なんだろうと

結果、私が導き出した答えは
ストーリーを作るにあたって、最後を何もなしに考えることはしないだろうと思うわけです

つまりは、メンタリストがヒットする前の段階で最後はこうしようとしていた案が今回なのかなと思います

しかしドラマはヒットし、続ける為に、ミネリをレッド•ジョン枠から降ろし、ティモシー•カーターと言う男が出来上がったと考えました

その際の変更が違和感となり、真のレッド•ジョンが見ていてレッド•ジョンらしくないと思わせてしまう原因なのかなと勝手に推測しました

推測なんて言ってるけど、それぐらいしか説が思い浮かばないwつまらん説や

しかし、この男がレッド•ジョンでないならば、何故彼はレッド•ジョンのフリをして、さらにはレッド•ジョンしか知り得ない匂いの情報を知っていたのか

これが解明出来れば色々スッキリすると思いますが、自分の記憶ではハッキリとレッド•ジョンとの繋がりは確認できなかったと思います

公式が教えてくれぬのならば、勝手に妄想してみようホトトギス

最初に思ったのはこの男もレッド•ジョンの模倣犯なのかな?と思ったんですよね

それならCBIに取られたキャッシュ•イン•モーションの顧客情報のCDを取り返す意味もわかるし、模倣犯が死ぬ意味もわかるわけです

レッド•ジョンは2-23でわかるように模倣犯嫌いですからね

でもそうすると、そもそものハイタワーを追う意味がわからないし、

2-23の時の事を「前回は極限の状態だった 緊張していてゆっくり話せなかった」と、さも自分がその場にいたかのように話すのもわからない

なので、模倣犯説はうまく説明できなさすぎるので却下

次に思うのが、レッド•ジョンの犯行はこの男、ティモシー•カーターとペアで行動してる説

それなら現場の匂いを知ってる事や、ハイタワーを追う理由などなど納得できるわけです

例えば、頭脳と実行犯で分担して殺しをやっていたならば
後に出てくる真レッド•ジョンのあの稚拙さに納得できるわけです

しかもティモシー•カーターが殺しを止めると言う発言も納得できます 

いつまでも終わらないゲームに嫌気がさしたのか、何なのか、とにかくやめると言ったら片割れの真レッド•ジョンと揉めて、ならジェーンに直接話して来いとか言われててもおかしくないw

後付けするなら、カーターが殺人を止める理由は4-1でティモシー•カーターの理解者である奥さんが出てきます
カーターが語っていた

「私は今まで自分の夢ばかりをひたすら追求してきた 本当に大切なのは何かを見失ってたよ」
これが理解者の奥さんを指すとしたら結構納得いくんですよね

奥さんと言うよりかは実は子どもなんですが、2人には子どもがいるようなのでそれがきっかけだったんじゃ無いかなと勝手に思ってます 

子どもは名前のみで実際には出ていないのがすごい ※4-1視聴したらばりばり子ども出てましたw
なので妄想爆破させると赤子かジェーンの子どもと同じくらいの年齢

それならば、CBIに奪われたCDを取り返しに行く理由もわかるなと思います

片割れの力(保安官なので警察の力)は揉めていて使えないならば、そりゃ取り返しに行くよなと思うわけです

だとしてもガソスタの店員の犯行はあまりに不自然だけども…

まぁ、とにかく色々な考え方出来るわけですが、この男については色々モヤモヤします

ただレッド•ジョンに利用された”友人”の1人で済む話なんですけどね それだとなんだかなって感じです

あと、ジェーンが使った銃は3-4のあの銃ですかね?(※4-1感想にて確認、追記あり)

ここからもなんだかモヤモヤ感じますよねw

もし3-4の銃なんだとしたらあの銃で殺した男がレッド•ジョンじゃ無いってちょっと考えられないww

まぁ、レッド•ジョンは2人で1人の考えが私の中では1番しっくりします

そう思えば、レッド•ジョンを由緒ある?銃で殺し、素手でもカタをつけたジェーンの復讐は大円団だったと思えます

余談ですが、ティモシー•カーターがしてた眼鏡の色、気になりますよね
赤と黄色 2-8を思い出すなぁ

しかも眼鏡に赤を入れる意味ですよ
服とかでなく眼鏡
そこも推測すると面白そうです

もっと言うと赤と黄色の2色で1色ではないのもやはり考えてしまうところ

また、個人的に私がティモシー•カーターがレッド•ジョンであって欲しいと思う理由の一つに、死ぬ際の潔さがあるんですよね

ジェーンに呼び止められて振り向いた時、絶対殺されるってわかってたと思うんですよ
そこまでジェーンを見誤るなんて無いと思うし、カーターにももし観察眼があるなら服の膨らみでわかってたはずです

撃たれた時も何か話そうと思えば話せたはずなのに、何も言わずただ画面から消えていくあの瞬間のシーン 素晴らしい以外の何者でも無いです

ティモシー•カーターが言う「私は普通の男だ 角が生えてるとでも思ってた?化け物じゃない悪魔でもないただの平凡な人間だ」

なのにあの死に方はかっこよさすらある
あの死に際の演出が普通の人間では無い悪の、ヴィランの美徳が見えてしまうぐらい綺麗

もちろん、真のレッド•ジョンの死に方はティモシー•カーターが言うような平凡な人間の死に方であって、ここのセリフが効いてるなとは思うのですが、悪の中の悪人であるレッド•ジョンには普通の死に方では無く、かっこよく死んで欲しかったと個人的には思ってしまう

これは好みが分かれる意見だし、
今回全シーズン見直したら気持ちは変わるかもなんですけど
まぁ、結局はジェーン贔屓が入るんで、なんでも面白く見ちゃうからいいんですけれどねw

また、ジェーンの「僕は趣味だと思ってるし復讐は果たす」このセリフも考え深い

復讐を趣味だと皮肉なのかなんなのか表現するジェーン
趣味の為に生きるとも言いますけど、ようは人生を彩るものが趣味だと思います

1つの趣味が無くなってもまた新しい趣味を探したりして人は生きていけるわけです 

これシーズン1のジェーンだったら言えてなかったと思うんですよね

だって復讐だけが生きる意味だから
それ以外は何も無かったわけです
趣味だなんて言えるようなものじゃないんですよ

それが無くなれば自分は自殺するんだろうなとぼんやり思ってたんだとシーズン1のジェーンから私は感じました

もちろんリズボンもそれに気づいていて、だからこそジェーンの命1番ガールになったわけで

なのでこのジェーンの復讐は趣味発言が私にはああ、もうジェーンは復讐を終えた後に死ぬと言う選択肢は無くなったんだろうなと思えて嬉しいんですよね

まぁ、ティモシー•カーターの
「愛する女性と家庭を作れ」発言に
「お前の死後にな」とジェーンが言うとこでそれについては確定もらってるんでにんまり

だってその原因は紛れもなくリズボンのおかげ以外ないから
ありがとうリズボン!!

ジェーンで言えば、もう1つ、私がシーズン3で不思議がっていたジェーンの不調

これはレッド•ジョンだと思って殺したら違うんだよの伏線だったんでしょうかね

だけど、この時点ではこの男がレッド•ジョンでは無いと言うのはわからないわけですから、やはりジェーンの不調は彼も間違えることもあるんだと言う人間らしさを出しただけなんでしょうか?

シーズン2の最後もそうでしたけど、何でなのが膨らむばかりで、これらが解決する事があるのかシーズン4が楽しみです

そしてシーズン4もあって良かったんだ!と思わせて欲しいwそれを願って次です

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