人生を導く光
私は両親が大好きだ。
コロナ療養が終わり、久しぶりに実家でごはんを食べた。
実家の安心感は計り知れない。幼い頃から過ごしてきた環境というのはこれほどまでに心を暖めてくれるのか。
私はここのところずっと悩んでいた。今の仕事が体力的に続けられる自信がなく、副業から本業に繋げられる何かをやりたいのだ。それにあたって大金を払ってスクールに通うか否かに心が揺れていた。そのスクールに入れば今後の仕事は補償されると伝えられたが本当なのかわからない。怖い気持ちはあるが、勇気を持って挑戦しなければこの環境は変えられない。
このことを彼氏に相談したら、簡単に否定された。熱心に考えていたからこそあ呆気なく否定されたのがとても腹立たしかった。
そんな気持ちを抱えたまま実家に着いた。両親に詳しいことは話さなかったがなんとなく「副業考えてるんだ〜」とだけ伝えた。次に返された言葉に私は驚いた。
「いいけど、30万くらい取られるだけのスクールとかあるみたいだから気を付けてね〜」
これは私が悩んでいたスクールと同じ金額だったのだ。
何も言っていないのになぜこんなに当てはまることを言われたのか。とにかく驚いた。それと同時にこれは神様からの導きなのではないかと感じた。
すごく悩んでいたことが一気に解決した。私は地道に努力をして理想を掴むべきなのだと決意できた。それが成功の道かはわからないがこの導きに従いたい。
この経験を得て私は両親のありがたさと偉大さを思い知った。いつだって両親は無条件で導いてくれる光なのだ。