楽しさの違い。ほっといてくれ。
「何か楽しい事ありました?」
この手の質問をもらう事が多く、少しだけ困るんです。
僕は毎日朝から晩までお店にいるので、トピックが少ないのです。
だから、誰かに話すような面白い話はなく。
でも、個人的には楽しい人生を送っていて。
面白い映画と出会えた時、素晴らしい小説を読めた時が、きっと他の人の言う楽しい事に当たるんだと思います。
でも、「あの映画が良くて」とか「あの小説のセリフが」とかを話しても盛り上がる事は少なく。
聞いてきた人は、もっと他のバカ話だったり、浮いた話だったり、分かりやすいトピックを求めてるんだと思います。
場を繋ぐ会話の為に聞いてきてるだけかもしれないんですが、なかには本物の人がいて。
映画の楽しみや、読書の楽しみを理解出来ない人がいます。
まじで。
本当に。
寂しい人って思われてる節もあって。
いや、本当だって。
話してると相手がどれぐらい納得してるかって伝わってくるじゃないですか。
それが限りなくゼロに近い時がある。
やはり、我々根暗一人遊戯族と根明とはマリアナ海溝ぐらい大きな隔たりがあるんでしょう。
この例えでだしたマリアナ海溝は、実は不適切で、本来は深さを表す時に使うべきなんです。
今回使うべきは距離の例え、もしくは幅。
ドーバー海峡だったり、宗教と科学みたいなのも面白い。
じゃあなぜ使ったのか。
そんな話じゃないか。
『映画や読書』対『飲酒や異性交友』
(完全に煽ってるな)
別にどちらかが上とかはなく、趣味の話なので好きにすればいい。
ですが、否定をしたり引き込んできたりと、厄介な事をしてくるのが後者の特徴で。
(完全に主観)
誘ってきたり、紹介してきたりと。
一人で生きていくのはしんどいぜ、誰かといると楽しいぜ。
と、なぜか頼んでもないのに肩に腕を回してくるんです。
いやいや、勘弁してくれ。
こっちはこっちで楽しくやってるんだ。
今日の夜は何を観ようか、何を読もうか。
それだけで高揚する種族なんです。
ある種の変態です。
僕らが嫌がるのはイレギュラーで。
急な誘い、急な訪問、急な連絡。
これらはご法度です。
無駄な連絡は取りたくなくて、スマホをどこに置いたか分からなくなるぐらいが理想の距離感。
疲弊してまで楽しむ事に興味は無く、気を遣って会話をするぐらいなら、一人でいたほうが楽しくて。
一人でどこにでも行けて、感想の共有とかも興味が無く。
どうよ、理解出来ないでしょ。
でも、僕の知る限り、何人かは「そーそー」と言ってくれてると思います。
80点の日もあれば、120点の日もある人生。
よりも、
毎日が90点の人生。
(一人でいても100点の日はあるけど)
こっちのほうが向いていて。
考えた結果、変動率を高くさせる原因は人でしかなく。
その関わりを減らす事によって安定した楽しみを得てるんです。
だから、肩に腕を回すな。
大丈夫。
楽しく生きてるから。