文学フリマに初めて行ってきました。
昨日、5月29日。人生初の文学フリマに行きました。人がいっぱい集まるイベントって、なんだか大変そうで行く機会がなかったんですが、これがまぁ面白かった!
小説、評論、エッセイ、詩集や絵本まで、書くものが集まるパラダイス。なんでも、1000ブース近く出展いたそう。なんで私は今までこんなに楽しい所に足を運ばなかったんだ? と反省しています。秋の文学フリマ東京は11月20日(日)にあるそうで、既にカレンダーに予定を書き込んでしまいました。
元々の目的は、先日バトンズの学校の懇親会でお話をさせていただいた浅生鴨さんの「ネコノス」のブースに行くことだったのだけど、想像もしていなかった出会いがたくさんありました。11冊+ボードゲーム1個を買って、お財布がすっかりカラッポです。
今から読むのが楽しみです。
さて、感想は1冊ごとにnoteに書こうと思っているわけですが、今日は文学フリマに行って感じたことをちょっと書き残しておこうかなと。
エネルギーがすごい
個人で出している人やサークル単位で出している人と様々ですけど、どの本を取っても、「好き」「楽しい」があふれて止まらない魅力的な文章ばかりでした。
評論とか研究系は特に熱量がすごい。例えば、今回買った本でいうと『人類はどんな絵に魂を惹かれるのだろう? クリエイターおよび万人のための売れる!色彩学マニュアル』は、書店に並んでたらまず手に取らないでしょう。でも、ブースに立っていらっしゃった方が最大限魅力を伝えてきてくださって、思わず買ってしまったのでした。アニメやキャラクターを色で考える、ってことをしています。面白そうでしょう?
売るために書く文章じゃなくて、書きたくて書く文章っていいなぁと思った次第です。お金は儲からないだろうし、印刷代とか含めたら赤字かもしれない。それでも書きたい、読んでもらいたいっていうエネルギーが本を開けばすぐに伝わってくるんですよ。出版社だったら出せないだろうなぁっていうテーマの数々。ニッチな感じが突き刺さりました。最高。
え! これが無料なんですか
これも行くまでは知らなかったけど、無料配布もかなり充実していました。名刺やお品書きでその人たちの活動を知るだけでも楽しいし、小説のフリーペーパーを配っているブースも多数。今回は買えなかったけど、無料配布を入口にファンになるってこともありそうですよね。
厚かましくも色々といただいてきたのですが、特に見てもらいたいのがこの無料配布です。
売り物として成立するレベルなのに無料配布。
去年からお笑いにかなりハマっている私は、吸い寄せられるようにこの本を手に取ってしまいました。
ファンじゃなきゃここまで詳しく書けないよっていう内容と、この本だけでなく、前作まで無料DLできるサービスっぷり。こんなの愛がなきゃできません。
文学フリマは学びの場
編集者の端くれとして社会の歯車をさせていただいている私としては、企画の幅広さに膝を打つばかりでした。「人間の興味・関心」が何に向いていくのかを深く知ることができる場所です。しかも入場は無料だし。
少なくとも、新しい企画探しに困っている編集者は行った方がいいと思います。もしかしたら、文学フリマがきっかけで一緒にお仕事したい! と思う人に会えるかもしれません。ライターにとっても新しい発見があると思います。同人誌という選択肢を持てているだけで、書くことへのモチベーションがあがりそうです。
私が参加しているWEBマガジン『KUKUMU』も、最後は紙の本にすることが目標です。
WEBで読むことはできるけど、形があって手に取ることができるのとは全然良さがちがうんですよね。来年は出展者側の人になれるように、『KUKUMU』で記事書くのがんばるぞ~。