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レッツデリバリー(仮)をスズキの鈴木社長へお披露目!

「新型コロナウィルスの影響で、デリバリー専用バイクが品薄で入手しにくい。」とのニュースから、スズキ(株)の原付バイク「レッツ」に、取り付け可能な屋根と背面BOXをセットした「レッツデリバリー(仮)」を開発したのは、レインボークレープロボットで有名な(株)モリロボの森社長。

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モリロボを起業する前は、スズキでバイク工場の生産技術業務を行っていた森社長は、デリバリーバイク品薄のニュースから数日で初号機をつくり、(株)ショーワの吉田主任と共に、The Garage for startupsを拠点に研究を重ねました。ある程度仕様が固まったところで、実際に一般道路で走行できるような強度にするため、浜松地域で試作製造に定評のある(株)NRSの協力のもと、試作2号機を製作し、初号機から約3週間で走行できるようになりました。The Garageで試作ネットワークを試行錯誤をしている中、必然と思えるほどの良い出会いでした。

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今日は、このレッツデリバリー(仮)を開発するきっかけにもなった静岡県浜松市で複数の飲食店を経営し、新型コロナの影響によって、デリバリーサービスを新たに始められた(株)こころのデリバリーサービス「さくデリ」にて、実際にスズキからお弁当のデリバリーの注文を受け、こころのみなさまと共に、スズキ本社まで、お弁当を配達しました。

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実は、こころのみなさまへレッツデリバリー(仮)をお披露目するのも、この日が初めて。日頃から配達されている社員のみなさまにも試乗をしていただき、乗り心地やルーフの必要性を体感していただいたり、追加機能としてナビの設置など、ユーザー視点でも様々なご意見をいただきました。

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バックの中には、お弁当14個と追加のお味噌汁など注文の品を入れて配達。「法人向けのオーダーは注文個数が多いため、バック2個分を載せれると、一度にたくさん運べて嬉しい。」とのご意見もいただきました。

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それでは、さっそくお弁当をレッツデリバリー(仮)に載せ、こころの佐藤副社長と戸澤部長と一緒に「さくデリ」を出発。

入門

軽快な様子で本社に入館。館内は撮影禁止のため、残念ながら写真はありませんが、スズキの鈴木俊宏社長をはじめ、設計やコネクテッドセンター等の役員の方々にもレッツデリバリー(仮)へとても興味を示していただきました。

さくデリレター

会話の中でスズキの方からは「"バイクのふるさと浜松"は、バイク産業の歴史ある街としてだけでなく、バイクが走りやすい・使いやすい街であるべきだ。飲食店さんがデリバリーをしやすいように、駐車スペースを確保するなど、浜松市と連携して取り組んでいきたい。」とのコメントをいただきました。

また開発過程について質問された時には、森社長から「ベンチャーは、新しい技術を開発する会社が多いが、自分はスズキで学んだ倹約の精神があったからこそ、今ある既存のものを使って、"いかに世の中の役に立てられるか"ということを考えた結果、レッツデリバリー(仮)の開発に至った。」と説明されました。

短い時間でしたが、とても有意義な時間となりました。今回、貴重な機会をくださったスズキの熊瀧様、本当にありがとうございました。

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写真左から(株)こころ 戸澤部長・佐藤副社長、(株)モリロボ 森社長、スズキ(株)熊瀧部長。

これからも森社長の挑戦は続く。次回の投稿をお楽しみに!!

さくデリhttps://saku-deli.site/
(株)モリロボhttps://morirobo.com/



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