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【経営学について実務での気づき20】モチベーション理論について

こんばんは、ひよこぶちょーです!

次男がずっと高熱と咳のため体調不良で妻とコロナを疑い検査したところ、幸いヒトメタニューモウィルスという呼吸器系の感染症だったようです。改めてコロナ以外でも感染症がたくさんあるため、うがい手洗いの徹底は必要だなと感じました。皆様もお気を付けください。あ、ちなみに私はすこぶる元気です!

本日は経営学について実務での気づき20としてモチベーション理論について書かせていただきます。モチベーション理論といっても様々なものがありますが、本日はフレデリック・ハーズバーグが1959年に発表した「 二要因理論 」を基に実務での気づきについてとなります。

二要因理論とは

モチベーション理論を語るうえで避けては通れないのは、アブラハム・マズローの欲求5段階説かと思います。この理論の根底に「 人間は自己実現のために絶えず成長する生き物」というものが御座います。

ただ、今回はマズローではなく、大学院在籍時に人材・組織の授業で学んだ二要因理論についてです。

二要因理論は1959年にフレデリックハーズバーグが発表しました。行った実験の内容は非常にシンプルで、全ての被験者に対して、"仕事上どんなことによって幸福と感じ、また満足に感じたか"、"どんなことによって不幸や不満を感じたか"という質問をしました。ハーズバーグはこれらの調査研究を進め、モチベーションを決定づけるのは2つの要因であると結論付けました。

1.仕事の内容からもたらさられる満足感
2.仕事の環境からもたらされる不満

そして昨今のビジネスシーンで聞かれた方もいらっしゃると思いますが、「 外発的動機:外からのインセンティブを与えることによって意欲を引き出す 」と「 内発的動機 :人材の内なる心のエネルギーを高めることで仕事へのモチベーションを高める」という考え方を示したのもハーズバーグなのです。

厳しい状況でのモチベーション

様々な物価上昇や新型コロナウイルス感染症や未曾有のインフレーションなどなど、今多くの企業を取り巻くビジネスの環境は良いとは言えません。しかし、前を向き、メンバーを鼓舞し、課題を乗り越えていかなければなりません。

そして今こそ内発的動機を高める必要があると強く感じます。厳しい状況になると会社は優秀な人材に対してインセンティブやボーナスを多く支払うことでモチベーションを高めたり、リテンションリスクを低減させようとします。しかし、厳しい状況こそ強力なリーダーシップを発揮し、メンバー一人一人と真摯に向き合うことで内発的動機を高めていくことが大切だと考えております。

以前も書かせていただきましたが、仕事の9割以上は厳しいことや嫌なことです。しかしながら、残りの1割くらいの仕事でとてつもない達成感を味わえたり、成長実感があるからこそ走り続けられるのだと思います。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!皆様良い週末をお過ごしください!それではまた明日!

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