【徒然シリーズ①】〜どこが好き？かと言われて

お久しぶりです。

気がつけば7月。
梅雨ということもあり、湿気がムンムンですね🌂
湿気を食べながら生きている気持ちになります。
親の仇のように毎日除湿をしております。

7月から新たな試みをはじめてみました⭐
【徒然シリーズ】
普段から思っていることや考えたこと、自分の体験を書いていこう！
というシリーズです。
散文なので見出し等はつけません。
とりとめもない言葉がつらつら並んでいくだけです。

では早速行ってみましょう。
今回は、「どこが好きかと言われて困った話です」

いつだったかな。
多分、3ヶ月位前の話だと思うのですが。
4月にしてはひどく日差しが強い昼下がり。
「日焼け止め塗り忘れたー」
「日傘もってくればよかったー」
と、うだうだ言いながら。
大学の友人と真っ昼間から飲んだくれていました。
日焼け止めも日傘もキンキンに冷えたビールの前ではどうでもいい存在に。
お酒を飲むと色々な話をするわたしたち。
小学生みたいな下ネタから始まって、学生時代の思い出や、最近おもしろかったこと…
その中で友人は私にある質問をしました。
（多分3軒目だったかな）
カウンター席の焼き鳥屋さんで
「ねえ、私のどこが好き？」
と。
その質問を聞いた私はぼんじりを食べ尽くして
ただの竹の切れ端となった焼鳥の串をくるくるまわして考えました。

そして悩みました。

😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑😑

お、思い浮かばない…………😔

友人のことは本当にすっごく好きなんです。
でも、本当にどこが好きか思い浮かばないのです。

目の前のお皿に載った焼き鳥であれば何が好きなのかどこが好きなのか思い浮かぶのに…
「鹿児島だか鳥取だかの鶏がジューシーで塩加減も最高で臭みがなくてビールによく合って…」
って…

こんなに好きなのに
なんで
好きな理由がこんなに思い浮かばないのだろう…

私はこう答えました。
「どこが好きとか、何が好きとか、ないよ。どこもかしこも。なにもかも好きなんだと思う」
考えた結果、どこが好きか分からなかったので
自分の思っているありのままをこたえました。

このとき、わたしたち20杯目くらい。
ふわふわした頭で言いました。
「そっか〜」
でその場は終わりましたが
後になって自分の発言について自分で考えてみました。

人間は完璧じゃなくて、好きなところもあれば嫌いなところもある。
長く一緒にいる友だちでも
「こいつ、ゆるせない…」
「もう無理」
「ひどい！最低！」
って思うことってあると思うんですよね。
私も相手に対してそう思ったことがあったし
それで1年間ほど喋らなかった時期もありました。

仲が良いからこそ見せられる部分・見せてしまう部分。
露見してしまう部分。甘えてしまう部分。

だけど、そんな嫌いだと思う部分を嫌と言うほどみて
それでもなお、この人と一緒にいたい。
自分の人生にはこの人の存在が必要だって思うから長い間友達でいられているのだと思いました。

これは私の持論なのですが
嫌いになるほどに好き
ってあると思います。

ちょっと哲学的かもしれないけど
嫌いになるほどに好きになって嫌いになっても全部愛せる人とは
一生一緒にいられるのではないかと思います。

逆に〜だから好きって好きな条件や好きなところを
ポンポン並べられてしまう人は
言葉を選ばなければ交換可能な人なのでしょうね。

条件で好きになった人って条件で嫌いになるし
条件で一緒にいる人は条件でいとも簡単に離れる。

わたくしごとですが、少し前にメンタルを壊したので
最近　存在価値や誰かを愛することとか大事にすること
について深く深く考えてしまいます。

あとね
どうでもいい話ができる人ってどうでもいい人じゃないんです。
例えば
スマホの使い方がわからないときって
ドコモショップとか行って店員さんに聞きますでしょ？
それって
「スマホの使い方がわからない」っていう用事があって
「ドコモの人」っていう、専門家を訪ねて
解決したら家に帰る。

でもね
どうでもいい話って
たとえば
「昨日たべたオムライスが美味しかった」とか
「犬がかわいい」とか
「こういう事があってとても嬉しかった」とか「悲しかった」とか
それって、わざわざドコモショップに行って聞いてもらう話じゃない。
友達とか職場の同僚とかに話す。
どうでもいい話って本当にどうでも良くて
話した人も聞かされた人も対して何かしらの物質的利益や経済的利益ってほとんどないんです。
じゃあ、なんでその話を人に話すか？
聞きたい人・聞いて欲しい人がいるかって？

それは、その人の存在に用事があるからですよ。

そういうひとは、大事にしたいですよね。

休日に一緒にランチしたい人も。
損得勘定無しで飲みに行きたい人も。
一銭の得にもならないけど会いたい人や会いたいって言ってくれる人を。

初の散文。
なかなか書かないけど、散文を書くのはだいすきです。