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眩しさに抱かれて
翳りながら燃える空で
満たされていたい

この上もなく何気ない世界から
痺れるような哀しみと
焼かれるような失意と
目も眩む激憤とを束ねて
地平線の炎に焚べて弔う

燃え残ったささやかな灰は
雲をはこぶ風が攫っていく

わたしたちは回りつづける
世界の少し外れた場所で

奪われた時間が祈りに溶けて
深い谷間に豊かに降り注ぐ日まで

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