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【築古戸建て】再生します4

しばらく投稿が滞っておりました。
寒い日が続きますが
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。


【事例紹介】和室改修工事

▶施工前の状態

今回は築数の経過した古家には
多く見られます「和室」の改修工事のご紹介です。
低予算で見栄えも良い和モダンな感じに仕上げました。
まずは施工前の写真がこちら


長年家具を置いていたせいか畳の劣化が見受けれ
聚楽の壁の損傷が多く柱や鴨居も擦り傷がたくさんあります。
また襖に関しても捲れや破れがありました。
今回は下記の内容で改修工事を進めていきました。

  • 天井・壁…ベニヤ下地をしてクロス仕上げ

  • 柱…サンドペーパーでケレン後、水性塗料仕上げ

  • 床…畳撤去、コンパネ下地をしてウッドタイル仕上げ

  • 襖…張替え

▶施工風景

まずは柱を塗装していきます。
サンドペーパーでしっかり研磨して
塗装がのりやすくします。
その後、水と1:1で割った水性塗料を
塗布して数秒後に乾いたタオルで拭き取ります。

ペーパー後の柱
塗装を塗った状態
乾いたタオルで拭き取ります

写真だとわかりずらいですが
拭き取ると木目が浮き出て良い風合いに仕上がります。

柱や鴨居等の木部は全て
同様に塗り込んでいき塗装工事は完了です。
養生の手間が省けるので
一番初めにこの塗装工事から進めるのがおすすめです。

次に聚楽壁と和天井にクロス下地として
ベニヤ板を張っていきます。
和天井はそのままではクロスが
上手く張れないことがありますので
長期的な目でみると
この下地工事は必須かと思います。

下地工事の風景

床板に関しては
畳の厚みが5cmほどありましたので
厚みを補う為に根太を打ち込み、
その上に下地の板を張っていきます。
今回が余ったフロア材がありましたので
そちらを使用しました。

▶施工後

天井壁床の下地工事が終われば
クロス・ウッドタイルを張り
襖も張りかえれば完成です。
古民家風のモダンな仕上げになりました。

床は柱と同様に濃い色のウッドタイルを張り統一感を出します
襖も壁に合わせてスッキリ
天井をグレーにしてシックな雰囲気を演出

▶まとめ

今回は古くなった和室を
新たに再生させる工事のご紹介でした。
ポイントは畳である必要はないところです。
畳の場合、どうしても費用が高くなったり
家具やベッドを置くには適さないので
ウッドタイルを採用する事で
お部屋の汎用性が高まります。
思い切って洋間にするのも良いですが、
低予算でモダンな和室に一新するのも良いですね。
それではまた~

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