《八支則ヤマ/ニヤマ》 アスティヤ
皆さんこんにちは😃
少しお久しぶりですが、改めてヨーガにまつわる教えと学びを、少しずつ共有させて頂きたいと思います。
本日は前回から引き続き《八支則ヤマ/ニヤマ》より、
「アスティヤ〜奪うのか与えられているのか」をお伝えします。
○アスティヤ(不盗)を徹底した者のところに、あらゆる冨が集まる〜ヨーガ・スートラ第二章37節
アスティヤは、盗んではいけない…という意味です。
物理的なモノを盗むこと、相手の時間やエネルギーを奪うこと、相手の富や名声、他人の言葉や、他人の旦那さん(奥さん)を盗まない事を指します。
”盗み”という行為はあらゆる場面で起こっており、目には映りにくいものも多数です。
その中には、本当に必要で無いものを所有したくなり…でも所有した途端に不作法に扱ってしまう、それもある意味”盗み”の一種と言えるかも知れません。
では見方を変えて、生き物(人間)がこの地球で生きるために必要なモノはなんでしょうか?
食べ物?
それを買うお金?
もしくは食べ物を作るための身体?
いずれも必要ですよね。
そして、ここで空気?と思いついた方もいるかも知れませんが、まさにそうですよね。
私たち人間は、産まれた時に息を吸って、死ぬ時に息を吐きって死にますが、そうやって肉体の役割を終えます。
ですから、この地球に空気があるから生きていけますし、”盗む”つもりはなくとも、空気がなければ生きていけないこの肉体で、自然の恩恵を感じないまま生きている状態は、自然から盗んでいると言えるかも知れません。
生かされている事に気付いた時、感謝が溢れ出てきた時、人間は恩恵を他者へ還元しようと行動するのかも知れませんね。
それでは、また次回
ナマステ🙏
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