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【イベント開催】「奉納舞踏」(出演:工藤丈輝/瀬尾高志)【10月6日】

こんにちは。
合同会社ARTの地産地消は、「アートの力でクリエイティブで豊かな市民生活を実現する」をビジョンに掲げ、地域住民の皆様と地域で活動するアーティストの交流を積極的に推進していきます。

今回は、今年で3回目になる舞踏家・工藤丈輝による奉納舞踏について詳細をお知らせします。

■奉納舞踏
日時 10月6日(日)
時間 16:00~
料金 入場無料
場所 武州青梅金刀比羅神社(〒198-0083 東京都青梅市本町220)
連絡先 lplc.of.art@gmail.com/0428-84-0678
(喫茶ここから内10:00-18:30/担当:風間真知子)

武州青梅金刀比羅神社への行き方

奉納舞踏が行われる場所は、JR青梅駅から歩いて15分程度の場所にある武州青梅金刀比羅神社(〒198-0083 東京都青梅市本町220)です。「選ばれしものしか辿り着けない」と噂されてしまうほど分かりづらい場所にあるため、前もって行き方をご確認いただけると幸いです。

念の為、行き方を載せてくれているWEBページをご紹介します。今年は、金刀比羅神社境内に150人集めることを目標にしていますので、この記事を読んだ方はぜひ周りの皆さんにもお知らせくださいませ。

これまでの奉納舞踏

奉納舞踏は、2022年10月30日から行われている舞踏家・工藤丈輝とミュージシャンたちによる舞踏パフォーマンスです。22年の参加ミュージシャンはヴァイオリニストの向島ゆり子さんでした。

2022年の奉納舞踏フライヤー

そして、2023年は9月23日の秋分に奉納舞踏が行われました。2022年に引き続き、向島ゆり子さんが音を奏でてくださいました。23年は、武州青梅金刀比羅神社の改修工事が行われており、かつ大雨が降っていました。しかし、そんな条件を逆手に取り、工藤丈輝さんは屋根の上で雨に打たれながら舞踏を行いました。とにかく圧巻でした

2023年の奉納舞踏フライヤー

なぜ青梅で舞踏なのか?

簡単に言えば、私は舞踏のことが好きだからです。奉納舞踏を行うきっかけも、「青梅で舞踏を観たい!」という率直な思いだけで実現することができました。もちろん、それには演者の皆さんはもちろん、日本で一番懐の深い神社、武州青梅金刀比羅神社と社を守る地域の皆さんの理解がなければ実現しませんでした。

日本で生まれた世界に誇る舞踏を、青梅の皆さんにもっと知っていただきたいと思い、今年からは私たちと神社とでタッグを組み、より大きな舞踏啓蒙活動へと発展させるべく、アーツカウンシル東京に助成金を申請することにしました。それが、「武州青梅金刀比羅神社主催 暗黒舞踏祭 最後の舞踏から半世紀後の舞踏へ」です。

舞踏を知るためには、いつ・誰が・どのように・どこで舞踏を創造したのかある程度網羅的に学ぶ必要があると考えました。

そのため、今年の7月14日からは「黒田康夫 写真展 土方巽 最後の舞踏」を青梅駅前にある「THE ATELIER」で実施しました。黒田さんは、青梅在住の写真家であり、舞踏の創始者・土方巽の最後の舞踏公演を写真に収めていました。

フライヤー表

会期中、150人以上の地域住民や舞踏ファンたちが集まり、大変盛り上がりました。私たちにとっても、この写真展は舞踏とはなんなのかを理解するための貴重な機会となりました。

このように、舞踏のルーツから辿ることで、現在の舞踏への道筋をより明るくしようと考えたのでした。今回の奉納舞踏は、舞踏の始まりを振り返るところからスタートしています。

映像作品〈疱瘡譚〉上映決定

こちらは、合同会社ARTの地産地消が実施する企画です。土方巽が行ってきた数々の舞踏公演の中でも唯一全編が映像化されている貴重な資料を青梅市にあるシネマネコさんとのコラボレーションにより、上映することになりました。

写真だけでなく、映像資料を地域の皆さんにご覧いただくことでより一層舞踏について理解を深めることができるのではないかと考えました。

10月6日(日)の13時35分からは、土方巽研究者の森下隆さんをお呼びして土方舞踏の魅力や〈疱瘡譚〉の見どころ、日本芸術史における歴史的な意味と意義などを語っていただきます。

トークイベント終了後、そのまま武州青梅金刀比羅神社で奉納舞踏をご覧いただくことも可能です!

おわりに

何度も言いますが、私は舞踏のことが好きです。なぜ、好きなのか、どこに魅力を感じるのか、まだまだ言語化することが難しいのが現状です。

ただ一つ言えるのは、経済も芸術も生活も、何もかも漂白されてパッケージ化されているように見える現代の日本において舞踏だけは、泥だらけの日本人の魂を見せてくれるということです。そして、それを観たとき私たちもまた、心の中で澱のように沈んだ泥だらけの命を発見することができます。

それを見つけられたとき、私はたまらなく嬉しいのです。

それでは、舞踏に染まる10月の青梅を楽しみにしてください。

お知らせ

『APOホリグチ 三次元回顧展』開催決定!

「ニューギニアの精霊と対話するAPOホリグチの、儀式的ライブパフォーマンスに刮目せよ!青梅の御朱印アーティストが提示する未来のアート。」

■APOホリグチ 三次元回顧展
会期 2024年9月28日(土)〜10月5日(土)
時間 10:30ー18:30(会期中は無休)
料金 入場無料
場所 THE ATELIER(青梅市本町130−1ダイアパレスステーションプラザ青梅204)
連絡先 lplc.of.art@gmail.com/0428-84-0678
(喫茶ここから内10:00-18:30/担当:風間真知子)

土方巽、畢生の舞台。〈疱瘡譚〉上映決定!

《土方巽燔犧大踏鑑・四季のための二十七晩》より〈疱瘡譚〉
2024年10月4日(金)〜10日(木)までシネマネコにて上映決定!

映画のポイントは、〈疱瘡譚〉が土方巽の舞踏作品として唯一全編が映像記録された点です。この映像は、彼の身体表現の真髄を捉え、舞踏の歴史を語る上で欠かせない第一級の資料となっています。この貴重な映像を通じて、彼の独自の世界観と身体表現の魅力を大スクリーンで体験できることは、現代の観客にとっても新たな発見と感動をもたらすでしょう。

また、10月6日(日)13時35分より、スペシャルトークイベントも開催されます。
〈疱瘡譚〉上映終了後、土方巽アーカイブ 慶應義塾大学アート・センターより森下隆氏をお招きし、土方巽とは何者だったのか?舞踏の魅力とは何なのか?などについて語っていただきます。要鑑賞チケット。

■《土方巽燔犧大踏鑑・四季のための二十七晩》より〈疱瘡譚〉
上映期間 2024年10月4日(金)〜10月10日(木)
上映時間 11時45分〜13時20分(90分)
料金

場所 シネマネコ(〒198-0044 東京都青梅市西分町3丁目123)
連絡先 lplc.of.art@gmail.com

アトリエ利用者募集中!

現在、「THE ATELIER」の利用者を募集しています。2024年の8月1日以降から利用可能です。見学するだけでもとても嬉しいです!
随時募集を受け付けております。

必ず募集要項をお読みの上、ご応募ください。

トークイベント「なぜ青梅でアートなのか?」

9月14日、28日には青梅で活動するチョークアーティストの茂木あかねさんとニューギアカフェ店主であり、御朱印アーティストであるAPOホリグチさんが登壇されます。
そして、10月12日にはシネマネコ代表の菊池さん、27日には青梅の写真家奥村さんがいらっしゃいます!
THE ATELIERで開催しますので、見学も兼ねてぜひいらしてください!

ご応募はこちらから

■第9回ゲスト:茂木あかね氏
日付:2024年9月14日(土)

■第10回ゲスト:APOホリグチ氏
日付:2024年9月28日(土)

■第11回ゲスト:菊池康弘氏
日付:2024年10月12日(土)

■第12回ゲスト:奥村よしひろ氏
日付:2024年10月26日(土)

いずれも
時間:14:00開始 15:00終了予定
場所:THE ATLIER(青梅市本町130−1ダイアパレスステーションプラザ青梅204)
定員:15名
参加費:1000円(資料代)当日お支払い
主催:合同会社ARTの地産地消

lplc.of.art@gmail.com
0428-84-0678(喫茶ここから内10:00-18:30/担当:風間真知子)

奉納舞踏開催!

そして、2024年10月6日(日)の16時頃からは武州青梅金刀比羅神社にて「奉納舞踏」が開催されます。参加費無料なので、ぜひ足を運んでくださいね!

【お問い合わせ】
0428-84-0678 /lplc.of.art@gmail.com(喫茶ここから/担当風間)

おわりに

イベントのご案内はもちろん、その他会社の詳しい内容は直接私たちにご連絡いただけると幸いです。
会社の拠点となりますTHE ATELIERには、同じフロア内に喫茶店を併設しております。基本的には定休日なしで営業しておりますので、お気軽にご来店いただき、お話出来たら嬉しいです。


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