シアンな思案
嫌いな言葉がある。
「センス」
大体言葉を紹介する時って好きな言葉をいうものだけど今回は嫌いな言葉について書く。
単語自体はそんなに嫌じゃなくて「音楽的センス」みたいな使われ方はまだ大丈夫。
でも「センスがある」って言い方はなんだか、思慮が浅い。
なにかの成果や結果を褒めたい場面で使われることが多いかと思うけどこんな言い方したらセンスのおかげみたいになる。
そこに辿り着くまでの道程や努力と研鑽を否定する言葉だ。
背景を知らないのに軽はずみに口にすべきではないし言語化を諦めているだけ。向き合ってない。
いちいち要素を並べ立てて評価するのは野暮だと思うならただ、「これ、いいね」っていえばそれでいいんだ。全部伝わるから。
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