昭和アニメキャラの年齢が全くバグっている件
月曜日はキャリア関連の記事を…
先週、『昭和中期の手塚マンガに於ける還暦の描き方』について書いてみました。
シリーズ化するつもりはありませんでしたが、読者の方からの持込みで、『サザエさん』一家についても検証するように、とのお話しがありましたもので…
今やネットで検索すれば何でも即座に分かる時代ですので多くは語りませんが、磯野家一家とそれをとりまくキャラクターそれぞれの年齢を中心に紹介しておきます。
その前に、『サザエさん』の四コマ漫画が新聞連載として始まったのが1946(昭和21)年。当時はセリフもカタカナ表記の時代。
原作でサザエさんの誕生日は1922(大正11)年11月22日となっています。
なんと、サザエさんは今年で100歳!
そう、『人生100年時代』の先駆けでした!
そして我々が知っているTVアニメが始まったのが1969(昭和44)年。
そんな時代背景も鑑みて、設定年齢をご確認ください。
因みにサラリーマンの定年が法定で55歳から60歳に延長されたのが1998(平成10)年ですので、波平さんは定年間際です。
山川商事の事務課長との設定であり、この当時に役職定年という制度は恐らくなかったと思われますので、課長職のままで退職かと思われます。
ついでに、波平の甥っ子にあたるノリスケさん一家の年齢を。
あと、よく話題に上るのがマスオさんの同僚のアナゴさんですが、なんと27歳の設定。あの貫録ある顔で…
劇中でマスオさんが『アナゴくん』と呼び掛けていることから間違ってはいないかと。
嫁の立場としては、サザエとタイコ双方がお見合い結婚。
そういう時代ですね。
フネと波平が見合い結婚だったかどうかは、オフィシャルには語られていません。
母親である3名の初産年齢を試算すると、フネがサザエを産んだのが28歳。
時代を考えると意外と遅めかと思いました。一方で末娘のワカメを産んだのが43歳ですので、当時としてはかなりの高齢出産だったのかも。
サザエがタラを産んだのが21歳、タイコがイクラを産んだのが20歳。
若いですよね…
それにしても…
筆者は57歳で、波平さんの設定年齢を超えてしまった。
幸いにも、白髪ながらも毛量には恵まれています。
そういえば、中学高校からの親友であり、オヤジバンドでピアノ担当のクロちゃんは、30代後半で髪型が波平さんソックリでした。
人それぞれですね。
月曜日はキャリア関連と偉そうなことを言っておきながら、単にアニメキャラの年齢蘊蓄に終わってしまいました。
ついでなので…
アナゴさんに負けずとも劣らない『大人顔』というか『老け顔』のキャラクターを数名、ご紹介しておきます。
なんか、本日の主旨がよく分からなくなってきました(苦笑)
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