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スーパーカーに憧れた件 ~VW Tiguan~

曜日ごとにジャンルを絞って書き綴っております。木曜日はクルマ談義です。いよいよ私の愛車遍歴も最終回。興味持っていただきましたら、是非バックナンバーもお読みいただければ嬉しいです

ようやく、現在の愛車まで辿り着きました。
人生4台目の自家用車は、VOLKSWAGENの TIGUAN TSi です。

ティグアンは、2008年に初代(5N)が発売され、2017年に2代目(AD1)にフルモデルチェンジ(年度はいずれも日本仕様)。
その2代目も今年2021年にマイナーチェンジを迎えましたが、我が家のモデルは2代目初期の特別限定車 “DYNAUDIO Edition” となります。2018年3月に購入し、この春に初回車検完了しましたが、走行距離は僅かに9千km!、ピカピカです(笑)

2代目ティグアンのボディサイズは、全長4500×全幅1840×全高1675mm。
前車の VOLVO V70(2000y)よりも22cm短く、8cm幅広く、12cm背が高くなりました。全長は前々車の AUDI 80-2.3E(1993y)とほぼ同等に戻った感じ。184cmの車幅は少々気を遣いますが、SUVは着座位置や高く天井高(ヘッドクリアランス)も余裕あり、運転姿勢は非常にラクチンです。
今年5月にはマイナーチェンジで全長が15mm伸長してますが、これはフロントデザインの変更によるバンパーの張り出しによるもので、実質的には変わっていません。

エンジンは、直列4気筒・1400cc・DOHCインタークーラーターボ+スーパーチャージャー。
いわゆるダウンサイジングターボで、従来より小さな排気量をライトプレッシャーターボで加給して燃費とパワーを稼ぐスタイルですね。
最大出力150ps・最大トルク25.5kg-m/3500rpmというスペックは、爆発的な瞬発力は望めないものの街中でも高速でも使い易いフラットトルク特性です。燃費はカタログ表記16.5km/lと、街中の実燃費(10km/l内外)では望むべくもない数値ですが、高速巡行ならメーター読みで16〜18km/lまで伸びますので、前車VOLVO V70(街中6〜8km/l・高速10〜11km/l)と較べても大満足です。
なにより、自動車税の納付時に前車よりも約17,000円ほど安くなったのは助かりました!(自動車税は、1400cc車で年額34,500円。VOLVO V70は2300ccで年額45,000円でしたが、13年超で15%割り増しとなり51,700円も支払っていました!)
変速機構は6速DSG(今年のマイナーチェンジで7速DSG)というVW独自のシステムで、ネットでも賛否両論ありますが、たまに発進時のギクシャク感ある点と、7速が欲しいなあという点以外は特に不満を感じません。

前車VOLVO V70が満身創痍で安全性にも不安ある状態でしたので、後継車探しは切羽詰まっていました。
正直に欲しかったのは、
BMW X3
AUDI Q5
VOLVO XC60
Maserati LEVANTE
Jaguar E-pace
辺りでしたが、V70の下取りが出ませんでしたので我が家の経済事情では到底手が届きません(涙)

で、現実的な候補車としては、
MAZDA CX-5
BMW X1
AUDI Q3
VOLVO XC40
の4択となりましたが、その中で X1と Q3はモデル末期で機構も古くかつ後席が狭い、XC40はデザインが子供っぽい…等と納得いかず、CX-5が最終見積もりまで至りました。
その時に飛び込んできたのが、Volkswagenの特別限定車 “DYNAUDIO Edition”(全国150台)の登場です。
これはもう、展示車両実物を見て即決でした。
正直、当時既に役職定年も近く収入ダウンが見込まれる中で、BMWだ AUDIだと高級ブランドにこだわる余裕はなく、かと言って輸入車の魅力に憑りつかれていた為に MAZDA車には一抹の寂しさも感じており…、Volkswagenというブランドポジションが実にしっくりきたということもあります。なんせ、Volkswagen=国民車ですから(笑)

“DYNAUDIO Edition”は、標準スペックの TSI Highlineに、デンマークのハイエンドオーディオメーカーである DYNAUDIO社と共同開発したプレミアムサウンドシステムを搭載。8つのラウドスピーカーとサブウーファーに加え、センタースピーカーを備えドルビープロロジックIIに対応。
特別仕様としては、サフラノオレンジレザーシート(これ大事!)・パワーテールゲート・運転席パワーシート・19インチアルミホイールが奢られ、私の好みにドンピシャでした。
音響的には申し分ないわけですが、なによりもオレンジの本革シートが最高です。
今まで、AUDI 80-2.3Eは黒くてパンパンの本革シート(特別注文)、VOLVO V70はサンドベージュのゆったりした本革シート(オプション設定)でしたが、今回はオレンジ×グレー2トーンの本革シートに加えドアインナーも同色レザーで室内のお洒落感は大満足!

前車のVOLVO V70には、19年の永きに亘って乗り続けました。室内やステアリング機構に不調がなければ、確実に20年は乗っていたはずです。
今回のワーゲン・ティグアンも、少なくとも12年、悪しき旧車割増し税制が撤廃されればもっと末永く愛用したいと思っています!
ただ、65歳辺りで『人生最後の1台』に買い替えたいという夢もありますが、その頃にはHybridではなくEV(電気自動車)が主たる選択肢になるのでしょうね。

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