令和の時代に、三和銀行と住友銀行のカードを使っている件
土日はジャンルに縛られず、興味の赴くままに。
オフィスが名古屋駅にありますので、銀行に行く用事では困りません。ただ日常的には、日々の生活費の引出しはATMですし、振込や口座振替はパソコンやスマホから済ませています。
そんなご時勢ですので、各行とも有人窓口の閉鎖が相次いでいるとの記事がありました。
窓口が無人化されTVモニターと電話機だけ置いてあるところも増えています。
モニターの向こうではリアルにスタッフが対応してくれるのが救いですが、そのうちAIやロボットが相手してくれる日も近いかと思われます。
先日、いつも使っているUFJのキャッシュカードをATMに通したら、エラーで排出されてしまいました。
たまたま読み取りに失敗したのか、2回目はうまく受け付けてくれました。
よくよく考えてみたら、新卒で入社した時に会社から給与振込用に配られたもので、かれこれ35年も使っているんですね。
印字は SANWA BANK CARD、つまり三和銀行です。
向いの大名古屋ビルヂングにあるUFJの窓口に持参して、新しいカードに交換できるか相談してみました。
ホールのベテランっぽい女性スタッフから、オタオタしている私に『お客様、お伺いしましょうか?』とお声掛け。
SANWA BANKカードを見せ、『UFJのカードに切り替えられますか?』と尋ねてみたところ…
『まぁ、これ三和時代のカードじゃないですか。大切にお使いいただいているんですねぇ。感動ですわ。もしお使いいただけているようであれば、もう手に入らないものですからこのままお使いいただくのは如何ですか?』
非常に嬉しそうにお話しいただきました。
恐らくは、三和銀行時代に入行し、そのまま勤務されている方なのかな。
『もちろん、不具合があるようでしたら、すぐに新しいカードを発行させていただきますが…』
と仰いましたが、ATMに一度弾かれたことも忘れてそのまま持ち帰ってしまいました(笑)
実は別途、三井住友銀行に休眠口座があって、その復旧手続きに行った時のこと。
こちらでは、ホールで警備員の男性に事情をお話しし窓口に案内されると、20歳代半ばと思われるイケメンスタッフが応対してくれました。
イケメン氏は私が差し出した『住友銀行』のカードをまじまじと眺め、『研修では聞いていましたが、初めて現物を拝見しました!』
結局、こちらのカードも、再び使えるように処理してもらったものの新しいカードへの交換は辞退し、そのまま使うことに。
時代は令和ですが、私の財布には2枚の『昭和』が現役で活躍しています!