『昭和歌謡』はミドルシニア永遠の娯楽であろう件
火曜日は音楽関連のお話しを。
先日、東京出張の折りに、新橋駅前の歌謡曲バー『スポットライト』さんにお邪魔しました。
『1人ですけど、よろしいですか?』
『カウンターにどうぞ。今日はどちらから?』
『あ、名古屋から出張なんですよ』
『もしかして、●●さん? ■■さんから聞いてましたよ、木曜日にいらっしゃるって…』
『へ?』
『名古屋のスウィートメモリーズには行かれてますよね?』
『はい』
『そこの常連の■■さんから連絡あったんですよ』
■■さんは、さる異業種の会合に参加した折に名刺交換した方。
『昭和歌謡曲愛好家』を名乗られていたもので私からお願いし、連れて行っていただいたのが名古屋市錦の『スウィートメモリーズ』でした。
そこのマスターが、東京でのサラリーマン時代に常連としてこの新橋の『スポットライト』に通っていらしたというお話しを伺っていましたもので、機会あればその『聖地』に是非お邪魔したいものだと、チャンスを伺っていたわけです。
それにしても、たかだか名古屋から出張客が立寄る情報を共有して、ご挨拶いただくとは…
22時にふらっとお邪魔した『スポットライト』さんですが、ドアを開けて入店するや否や岩崎宏美の歌声が鳴り響いており、一気に昭和の世界にタイムスリップしました。
レコード店のような棚に無数のドーナツ盤とLP盤。
壁にはカセットテープ、入口横にはスペースインベーダーのゲーム機。
店内に微かに漂う煙草の匂い(なんと、店内喫煙可能!)
ほぼ満席の客席には、私と同年代男女に混じって、意外と30~40代も多い。
加えてスタッフはみな、20~30代の若い層というのは驚きです。
彼らにとっては、親世代の音楽…
カウンターには『リクエストカード』とボールペンがあって、分厚いリクエストブックから探して記入し、スタッフに手渡すシステムです。
『お好きなのを書いてくださいね』と促されましたが、常連さんがどんな楽曲をリクエストされているのかに興味あったので、リクエストはせずにひたすら聴いていました。
あの時代の歌謡曲なら、何が流れてきても幸せホルモンが爆増です。
ときに、最近のTV番組では『懐かしの…』ではなく『昭和』と銘打った番組名が増えています。
勿論、『J-POP』ではなく『歌謡曲』です。
敢えて平成時代を含まず、『昭和歌謡曲』を訴求する方が視聴者に刺さるのだとか。
生放送、生バンドによる生演奏、生歌唱…
イントロが始まっているのに歌い出しギリギリまで喋る司会者。
あの時代を経験した世代は、やはりあの時代の楽曲に癒されます。
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