『跳ね上げ式ドア』の名称が7種類もあって覚えきれない件
曜日ごとにジャンルを絞って書き綴ってますが、木曜日はクルマ談義です。
興味持っていただきましたら、是非バックナンバーもお読みいただければ嬉しいです。
少し前になりますが、BIG BOSS こと新庄剛志監督が、札幌ドームで開催された日本ハムファイターズの『ファンフェスティバル(2021/11/30)』に真っ白な Lamborghini Countach 5000S に乗って登場しました。
翌日のニュースはこぞって『カウンタックのガルウイングドアを跳ね上げて…』と報道しましたが、まぁ想像どおり、全国の自称クルマ好きオヤジ連中が、『カウンタックは現地ではクンタッチと読むんだぜ』とか『ガルウイングではなくシザーズドアなんだよな』と、蘊蓄の披露合戦に(笑)
ちょっと残念だったことには、『派手なオープンカーで登場した』との記事も?
クルマに興味ない若い記者から見たら、運転席まる見えのクルマは全て『オープンカー』なのかもしれませんね。
ところで、件のカウンタックのドアが『ガルウイング』か『シザーズ』かというと、『シザーズドア』が正解になります。
違いを説明しようと調べたら、なんとこの手の『跳ね上げ式ドア』には少なくとも7種類の形状が確認できました(驚)
もちろん、知らなくても生活に全く支障ない知識ではありますが、興味ある方は代表的な車種とともに覚えておきましょう!(笑)
① ガルウィングドア
Seagull(かもめ)が翼を広げた形状。
Ex:メルセデスベンツSL300・デロリアンDMC-12(Back to the Future のタイムマシンね)
② シザードア・シザーズドア
別名:ジャックナイフドア・ポップアップドアScissors(はさみ)のように1点を中心に斜め前方に開く。
Ex:ランボルギーニカウンタック・同アヴェンタドール
③ バタフライドア
Butterfly(蝶)が羽を広げたように開く。開いたドアはシザードアと異なり地面と水平になる。
Ex: BMW i8・マクラーレン720S・ラ-フェラーリ
④ ラプタードア
(正式名称)ディヘドラルシンクロヘリックスアクチュエーションドア
一旦ドアは外側へ開いた後、上下にドアが回転する2段階開閉方式。
Ex:ケーニグセグ
⑤ キャノピードア
戦闘機のようにキャノピー(天蓋)が大きく開くドア。
ルーフ、サイドウィンドウも同一構造物となり大きな開口となる。
Ex:トヨタパブリカスポーツプロト(市販車には採用なし)
⑥ スワンウィングドア
Suwan(白鳥)が優雅に翼を少し開いて佇むように少しだけ上に上がる。
Ex:アストンマーチン
⑦ ファルコンウィングドア
ガルウィングドアとよく似ているが、ドアの上部や側面が分かれ別々に動きながら開閉する複雑な動きをする構造になっている。
Ex:テスラモデルX
はい、やっぱり覚える必要はありません(笑)
※上記7種類は、『Car-nalism 2019/10/25』と『MOBY 2020/10/27』を参考にさせていただきました。他に10種類を紹介するサイトもありましたので、興味あればご参考ください。
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