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シブコが今期はクラブ契約フリーで戦う件

ジャンルごとに分類して毎週したためているこのブログ、実は「音楽」・「クルマ」・「グルメ」…ときて「スポーツの部屋マガジン」がありません。やむなく一旦「キャリア部屋」に…

「ゴルフはされますか?」
とよく訊かれますが、学生時代から始めて一向に上手くならないので、45歳頃に断念しました。30歳代後半に音楽熱が再燃しておやじバンドを始めたら、ギター購入や遠征費で小遣いが足りなくなったので仕方なく…
上達しないのをクラブのせいにするタイプで、ドライバーもパターもかれこれ各6本ほど買い替えてきました。典型的な道具オタクです。

理論はバッチリです!
今でもドローとフェイドの打ち分け(スイング軌跡とヘッドの向き)、フックやスライスの矯正、バランス鉛の貼り方等、いっぱしに語れます。
スコア?
生涯で2回だけ 100を切ったことがありますが、あとは「百獣110の王」です(笑)

テレビ観戦は今でも好きです。
なかでも「推し」は、シブコこと渋野日向子しぶの ひなこさん。あのスマイルに元気を貰っています。
2019年の全英女子オープンで優勝(日本人として42年振り2人目)して一躍スターダムに躍り出ましたが、最近は大きな戦績もなく、先般の米女子ツアーも不本意な結果に終わってしまいました。それでもスポーツ記事では必ずシブコの一挙手一投足を紹介し、女子プロシーンには欠かせない立ち位置を確立しています。

そんなシブコが、今期は特定のクラブメーカーとの契約を交わさずに、フリーで戦っています。
一般的にトップクラスのプロは、クラブメーカー、ボールメーカー、シューズメーカーやアパレルブランド等と契約し、クラブ・ボール・ウェア等の無償提供を受けています。
その支援の見返りとして、その契約企業以外の用具使用は禁じられ、ウェアやキャップ/サンバイザーには契約ブランドのロゴマークを露出する等の「広告塔エンドース」としての役目が課せられます。
先述しました全英オープン優勝時には「ping」ロゴのキャップを被っていましたので、世界中で pingのクラブやキャップが爆売れしました。
(因みに日本国内での同社のロゴは「PING」でしたが、全英オープンでは海外仕様の小文字ロゴでしたので、日本でも急遽「ping」キャップが販売されました。)

左は日本国内仕様の大文字、右が海外仕様の
小文字(全英優勝後に日本でも発売)

晴れてプロ転向したとしても、実績のない下位レベルの選手にとっては、クラブの買い替えやボールの購入、さらには国内外の試合の遠征費用の自己負担が大きく圧し掛かります。大舞台での優勝など目立った実績を挙げて初めて諸々の契約の声が掛かり、メーカーから無償提供等のサポートが得られるのです。
逆に、そうした大きなサポートを辞退してまで用具メーカーとの契約を断ち切ったシブコの思惑が非常に気になります。

ただ関連記事を読むと、このように特定メーカーとの契約を絶って自由に用具を選択し使用するプロ選手は増えつつあるようです。
というのも、昨今は契約メーカー側から「今回の新製品を是非使ってみて欲しい」と依頼されるパターンも多く、選手の自由な選択を妨げているとの記述がありました。
これには正直、驚きを隠せません。
私の素人考えでは、プロ選手が契約メーカーに細かいスペックを要求し、メーカーがそれに応えてその選手の「シグネチャー・モデル」を製作して提供するものだと思い込んでいました。
例えばプロ野球で言えば、イチローさんや大谷さんの細かい要求に応じてバットのグリップを削り、長さや重さやバランスを調整することで、その作り手の技術をアピールできるわけです。野手のグラブについても同様、またテニスラケットやマラソン選手のシューズなんかも、そういった「選手の要求 vs メーカーの技術」という構図での WIN-WIN関係にあると思い込んでおりました。

ところが、今回のシブコのフリー転向報道にて図らずも、そうした構図だけではなく、メーカー都合で選手側にモニターとしての役割を求めていると知り、少なからず衝撃を受けた次第です。

さて今期のシブコ、ドライバーとボールを Titleistから Srixonに変更(DUNLOP社との新規契約)。直近情報ではドライバーは Titleist、ユーティリティは Taylor Made、アイアンは Srixon、ウェッジは Titleist VOKEY。
パターは PING ANSERを残しました。2/9の全米ファインダーズカップ最終日には 74打で最下位となりましたが、敗因は皮肉にもこのパターが34パットという大不調…
ウェアは、2023年までの BEAMSから2024年に adidasに転向。全英優勝時とは違ったイメージに変身しました。

昨年までのクラブセッティングの一例。ドライバーからアイアン、パターがPING(FWはSrixon)
2025シーズンのセッティングの一例。ドライバー、FW、アイアンがバラバラ。キャップは adidasに変更。

そこで気になるのが、国内戦で着用するキャップのロゴ。
大人気を博した「ping」に変えて、順当にアパレルブランドなら「adidas」、ボールメーカーなら「Srixon」、所属チームなら「SUNTORY」か…
筆者としては、今期からスポンサー契約した「LEXUS」と予想するのですが、果たしてどうなりますでしょうか?

松山英樹はキャップのツバとシャツの胸に LEXUS

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