大晦日に『年越し蕎麦』ではなく『すき焼き』を楽しむ東海3県の件
土曜日はノンジャンルで好きな事を書き下ろしてきました。
5日前に、この年内いっぱいで日替わりブログを一旦締めさせていただくことを宣言させていただきました。
来年からは週次更新で続けていきますが、いよいよ今夜が日替わりブログの中締めです。
そして、大晦日ですね。
ちょっと日替わりブログをひと休みしようとする最後の日が 2022年の最後の日だということに、何か因縁を感じます。
大晦日と言えば…
中学高校時代の親友A君・B君と毎年集まって旧交を温めることが恒例になっているのですが、その事は昨年の元日に書いておりました。
高校卒業からずっと継続しているので、来年末でなんと40回を数えます。
40年間も毎年、なんの打合せもなしに適当に集まって飲んで喋っている。私にとっての『サードプレイス』、これからも末永く大切にしたいと思っています。
ふだん、ブログは夜にアップしています。
仕事の昼休みに、その日の夜に何を書こうかと思いを巡らせて、帰宅後にネットで材料や資料を搔き集めて、いったん風呂で構想を練って、風呂から出て寝る前に一気に書き上げます。
ブログの更新頻度を落とす理由の一つに挙げていましたが、最近は『一気に』書き上げることが困難になってきたわけです。
ただ、今日は夕方から上記のA君・B君と会う用事があって、何時に帰るか分かりませんので、このブログは昼過ぎにアップしておきます。
なので今夜、大晦日の京都・八坂神社の『おけら詣り』の様子だとか、年越し蕎麦のお話しは書けません。
そこで、今年聞いた中で最も驚いた『大晦日の食事』のお話しを…
何度か書いていますとおり、私は某大手企業のグループ会社に出向して、愛知県・三重県・岐阜県のエリアマネジャーとして3県を担当しておりますが、この3県(東海地方と呼ばれています)に共通する風習が、『大晦日のすき焼き』!
幼少の頃から、家族で紅白歌合戦を観ながら『年越し蕎麦』を食べていた私にとっては、相当な衝撃でした。
ただでさえ、2晩ほどかけて豪華なお節料理を作って疲れ果てている母親のことを考えると、すき焼きのような洗い物の多い料理はなかなか酷ではないかと、他人事ながら心配してしまいます。
因みに、先に挙げた東海3県でも『すき焼き』の主役に違いがあるようで…
愛知県東部(静岡県寄り)を三河地方と呼びますが、そちらでは一般的な牛肉のすき焼き(豚肉ではなくてホッとしました(苦笑))
一方で愛知県西部を尾張地方と呼びますが、こちらでは高級銘柄地鶏である『名古屋コーチン』を用いたすき焼きが多く食されているようです。
コーチンなど鶏肉を用いたすき焼きは『引きずり鍋』とも呼ばれ、大晦日に食べることで『今年のイヤな事を新年に引きずらないように…』とのゲン担ぎもあるのだとか…
それよりさらに驚くのは三重県南部のすき焼きで、豪華に『松阪牛』!
それも、クリスマス頃から大晦日まで、有名店には松阪牛を買う為の大行列があちこちに発生するのです。
ご存知のとおり松阪牛は、名だたる黒毛和牛の中でも特に『霜降り』が美しく、『肉の芸術品』と称されていますが、ご当地・三重県では大晦日の夜に家族・親族で『松阪牛すき焼き』を囲んでいらっしゃるわけです。
もちろん、東海3県の住民全てが、というわけではなく、『すき焼き』を食べる家庭が多い、という程度のお話しではありますが…
というわけで、昨年12月5日から書き始めました日替わりブログ、初稿から391日間、取り敢えずありがとうございました!
また落ち着きましたら、すぐに週刊で書き始めます!
あらためて今年1年の感謝を申し上げますとともに、来年もよろしくお願い申し上げます!
追記、
11月から始めたネットラヂオで日曜日を担当しているのですが、明日1月1月(日)が私の担当です。世の中はお休みだし、ネットラヂオも休んでしまっても誰も困らないのですが、そこを敢えてやることが自分のこだわりかもしれません…
※テレビ番組のキャプチャは、メーテレ『ドデスカ!』2021/1/6より