『ジャニーズ』のジャニーさんはジョニーさんだった件
曜日ごとのジャンル、火曜日は音楽関連です。
明後日、私の自由王国である名古屋の単身赴任部屋に、東京から娘が訪ねてきます。
私に会いにではなく、“SixTONES” の名古屋ライブを観にくる為に、私の単身アパートを根城にしようという魂胆です。
あ、そもそも “SixTONES” が読めない方は放置します(笑)
愛知県のまん延防止等重点措置が延長された中ですが、もともと2月初旬の予定がメンバーの感染で延期になった上での日程です。
いわゆる、『ジャニタレ』ですね。
『ジャニーズのタレント』の『タレ』であって、けっして『バカタレ』とか『鼻タレ』の『タレ』ではありません、断じて(笑)
昨年、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が亡くなったとのニュース番組を見ていた時に、ふと不思議に思ったことがあります。
TVに映る事務所の看板には “Johnny & Associates” と書かれており、会社の英語表記は “Johnny & Associates, Inc.” です。
またジャニーさんの日本名は喜多川 擴ですが、英語名はジョン・ヒロム・喜多川(Johnny H. Kitagawa)。スペルは Johnny、間違いなく『ジョニーの子守歌』・『ジョニィへの伝言(古っ!)』のジョニーです。
では何故、ジョニーさんではなく、ジャニーさんなのか?
この事がずっと謎でした。
ご存知の方も多いと思いますが、
元々、『ジャニーズ』は喜多川氏が集めた野球チームで、当時チームにいて後に初代『ジャニーズ』の一員となる あおい輝彦氏が、『ジャニーさんが監督なんだから、チームの名前もジャニーズでいいじゃん!』みたいなノリで『ジャニーズ』と名付けたとか。
とすると、喜多川氏はヒロムでもなくジョンでもなく、既にジャニーさんと呼ばれていたことが分かります。
つまり、ジャニーは別名でも呼び間違えでもなく、アメリカ育ちの喜多川氏にとって Johnny のネイティブな発音だったわけです。
私のような典型的受験英語学習者にとって、母音oをアと読むのはたいへん難しい。
確かに、BOX は英国式ではボックスだけどアメリカ式ではバックスだよ…、と学んだ記憶はあります。20歳代で BOSTON (現地ではバスタンとも読むらしい!)に1ヶ月ホームステイ、新婚旅行で Hawaiiに1週間、30歳代では研修で New Yorkで3日間過ごしましたが、その時は確かに BOX=バックスで過ごしました。
しかしその後、日本に帰ってから25年間、箱のことをバックスと呼んだことはない(苦笑)
ふと思い出したのが、映画 “Back to the Future”(1985年・第1話) です。
主役のマーティがダンスホールでエレキギターを抱えて “Johnny B. Goode” を演奏するのですが、そのサビの部分…
Go Go, Go Johnny Go Go,
Go Johnny Go Go,
Go Johnny Go, Johnny B. Goode
の Johnny は、何度聴いても間違いなく『ゴージャニ ゴーゴー』、つまりジャニーと歌っています。
やはりアメリカンイングリッシュでは、ジョニーではなくジャニーなんですね。
となれば、逆に谷村新司さんに教えてあげなきゃいけない。
『ジョニーの子守歌』は『ジャニーの子守歌』の方が発音としては正しいですよと(笑)