11歳の抽象画家、山本太陽くんの作品に惹き寄せられてしまった件
土日はノンジャンルで。カテゴリーの縛りなく、自由に徒然なるままに…
休日のポタリング、と言えばお洒落に聴こえますが、チャリでラーメン屋に行った帰りにふと立ち寄ったカフェで、絵画の展示会がありました。
1階でホットコーヒーをオーダーし、『2階のお席でお掛けになってお待ちください。お持ちしますので…』と言われたので2階のテーブル席に腰掛けると、壁一面に何枚もの絵画が飾ってあります。
ジャンルは、いわゆる『抽象画』というのでしょうか、絵心の全くない私には上手なんだか下手なんだか評価のしようもない難しい作品群でした。
いつもならそのまま絵画はスルーしてコーヒーを楽しむはずが、その日は妙なことに、壁の作品群から発せられるパワーを無視できない気分を味わいました。
どうも、作品の1つ1つが『まぁ無視せずにちょっと見てみないか?』と呼び掛けているような気を感じたわけです。
今まで、抽象画に気を惹かれたことなど一度もなかったのですが…
そこでやおら席を立ちあがって壁面に近づいてみると、驚愕の文字が目に入りました。
『11歳の抽象画、山本太陽 個展』
最初は『山本太郎』と見間違い。
アイツならどうでもいいやと思ったのですが、太郎ではなく太陽、そして11歳!
確かに、作者と思しき近影写真には、どう見ても小学生らしきあどけない少年が微笑んでいます。
どうやらこの少年が、太陽くんかと…
2011年4月生まれ、愛知県美浜町在住。
趣味は歴史・戦国武将・日本の城と、愛知県民っぽいものが…
加えて、宇宙・惑星・鉱石・カメラ…。これか、彼の表現のバックボーンは…
また、そうした無機質なものだけでなく、2年前の9歳の時に創作した絵本は『星になった猫』(母親との共作)。
看病虚しく亡くなった猫に対し、『きちんとお別れがしたかった』、『生き物の命をきちんと見送りたい』との思いを込めた作品だとか…
美大卒の両親とともに、8歳でニューヨークに渡ってアートやダンスを学ぶ旅に。
その後、両親とアメリカ横断、そしてスペイン横断。
8歳にして初の個展開催。
その後、4年弱で作品数は約800を超えるとか。
クラスメイトと同様にいろんな習い事もこなしながら、小学校から帰ってから1日に5~6作品は描くというからその筆の速さとバイタリティに感服です。
明日('22/11/27(日))までは名古屋市中区のQ.O.L.COFFE2階にて展示。
これまで、ライダースカフェ大須、名古屋栄zero COFFE STAD、名古屋みなと蔦屋書店、名古屋松坂屋等で展示会開催。
将来が楽しみなアーチストです。
※山本太陽くんについて検索される場合は、同姓同名の【コスプレインフルエンサー・男装家】がいらっしゃいますので、【抽象画】を加えて検索ください。