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ポケットチーフの入門編コスパ商品を見つけた件

期せずして谷村新司チンペイさん追悼会となってしまった、アリス・トリビュートバンドのライブから、早や3週間。
ま、そのお話しはまたの機会に…

そのバンドに私を誘ってくれた先輩が、嬉しいことにこの私のブログを時々見てくれていて、『メンズファッションのネタが好きやわぁ』と言ってくれました。
確かに男前でオシャレな先輩でしたが、いつもキャップにTシャツにジーンズで、スーツのイメージがなかったもので意外ではありましたが…

で、過去ログ繰ってみたら、メンズファッションのカテゴリーは8/12以来、投稿していないようで
一気に肌寒くなってきたこの頃、自分自身も衣替えできていないわけではありますが、思い出したように少し語ってみますか…

‘22/7/6の投稿で、ポケットチーフについてお話ししました

チーフというとなんともかしこまったイメージで、慣れない人には(殆どの男性がそうだろうけど)とっつきにくいものでしょうが、習慣づければ意外と簡単です。
ともすれば、スーツ着て、ネクタイ締めて、その次のステップと思われがちですが、前回の投稿でも『ノータイの日こそポケットチーフをすべき』と書かせていただきました。
つまり、紺ブレにBDシャツとチノパンだけであっても、上下揃いのスーツにノータイであっても、ジャケットの胸にチーフ1枚挿してあるだけでグッとダンディに決まります。

otokomaeken.comさんより借用

とはいえ、たいていの男性はポケットチーフなんか持ってない、いや、甥っ子の結婚披露宴に参列した時に『洋服のAOYAMA』で略礼服を買ったら強引に白無地のハンカチを薦められて買わされたぞ!という程度かと思いますが、
では、その『ポケットチーフを買う』という行為を如何にハードル低く考えるかを3段階でご教示します。

第1段階としては、まずシルクリネンの白無地、なるべく上質なものを1枚、買ってしまうことですね。

dplus-arts.comさんより借用

さっき書いた、略礼服を買った時にセットで付いてきたものでも構わないのですが、綿コットン素材だと手拭きハンカチに見えてしまうし、シルバー系の光沢が強いやつだと冠婚色が強い。純白よりも生成りきなりに近い方がビジネスシーンやカジュアルユースでは使い易いと思います。

何処で買うかというと、先ほどの『洋服のAOYAMA(に限らず紳士服量販店)』でもいいし、デパートの紳士服小物売場でも良い。
単価的には、1枚@1,000円くらいから、高級ブランドもので@5,000円くらいですね。
高いものを買っても残念ながら一生モノとはならず、黄ばんだり、折り目がついてパッフドスタイルがやりにくくなります。

第2段階ですが、手持ちのネクタイに合わせて、専用の相棒チーフを揃えていく方法。

ワイン系のペイズリー柄のネクタイに対して同じワイン系にペイズリーのチーフを合わせる。
グリーン系のドット柄のネクタイに対して、同じくグリーン系にドットのチーフを合わせる。

一見、お洒落さんに見えて、実は『やり過ぎ感』が強くて嫌味にもなります。ニュアンスを合わせるだけなら上級者感ありますが、『共布ともぬの』になるとちょっとイタイ感じにも。
最も理想的に思える一方で、当然ながらコスト的にも無理がありますね。

だから実際には、ワイン系・グリーン系・イエロー系・ブルー系を揃えるくらいで、もう柄はどうでもよくなって、4~5枚に落ち着くかと思います。

そして、今回のお薦めとなる第3段階…
禁断の『バラエティセット』です(笑)

Amazon.comで【ポケットチーフ_セット】で検索…

amazon.comで見つけて試しにポチってみましたが、正直、使えます。
いろんな色味と柄のチーフが10枚セットで、お値段なんと2,177円!
1枚当たり破格の@218円です。
(尤も、セットの10枚全てが使い物になる色かというとそれは難しいので、5枚だけ使えるとしても1枚@436円ですね…)

安さの秘密は、素材です。
シルク100%でもリネン100%でもなく、ポリエステルとシルクの混紡。配合比率は記載されていませんが、やや厚みがあり触感はゴワゴワしています。
その代わり、艶感はシルク100%を上回ります。

コスパも、シルク100%が1枚1,000円以上することを考えると、約2,000円でこのバラエティ感は嬉しいものがあります。

実際に使ってみました。
パッフドにしても、6つに畳んでTVフォールドにしても、使えます。
シルクやリネン100%のものに較べて気持ち小振りに作ってありますが、それは生地が固くて立体感が強い為、敢えて小さ目に仕上げてあるんだと理解できました。

APPAREL BANKさんより。TVフォールドが少し出過ぎているのが気になりますが…

ここでお話しを戻します。

ポケットチーフは、タイドアップ(きっちりネクタイを締めて正装する)用のアクセサリーと決めつけず、ノータイの時にこそ、ネクタイの代役くらいの気持ちで挿してみましょう!

ネクタイを締めている時はネクタイの色味に合わせるように選んでいましたが、ノータイの時は自由です。
サックスブルーやピンク系など、色シャツを着ている場合はそのシャツに合わせた色味を。

白いシャツを着ているなら、もう自由自在にチーフを選べばよい。
その時にこそ、この10枚バラエティセットは威力を発揮すると思います。

私は、テイストの異なるセットを求めて、2セット目をポチりました!
どうぞ、勇気を出してお試しくださいませ。

Saryumourさんより。スクエア=TVフォールドです。

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