満員電車での通勤鞄はやっぱりリュックに落ち着いてしまう件
今年の1/21(土)に、『通勤鞄はとうとうトートバッグに落ち着いた件』を記しました。
今から思えば、『とうとう』と『トート』を引っ掛けたかっただけじゃないの?と自分に問いたくもなりますが、僅か100日ほど前には確かにそう感じていたのでしょう。
その後、大阪への人事異動の辞令を受け、4月からは8年振りの電車通勤が始まりました。
名古屋での8年間はエキチカ物件を借りて(築年数はそれなりに古かったですが)、毎日徒歩通勤に甘んじていましたもので、生活リズムが一転!
関西圏以外の方にはイメージ沸かないと思いますが、京阪電車の宇治線に15分、本線に乗り換えて京阪特急に45分、さらに大阪地下鉄に乗り換えて5分というなかなか面倒な乗り継ぎ通勤が始まりました。
ま、大阪での勤務を希望した時点で覚悟はしていましたものの、最後の大阪地下鉄(いつの頃からか Osaka Metroと表記されています!)への乗り換えは、想定していたよりも余分でしたが…
そこで新たに発生した問題が、
① 今までよりめっちゃ早く起きなアカンやん!
② 電車の中で吊革持ちながら何して時間潰そう?
③ 通勤鞄、どないする?
の3点です。
まず①については、仕事に不慣れなこともあって4月は始業の1時間前どころか2時間前には出勤してましたので、それこそ朝6時過ぎに家を出たりもしてみました。
②については、上旬はもう全く余裕なくて吊革握りながら夢遊病者みたいにボォっと考え事してましたが、中旬にはイヤホンで音楽を聴くようになり、下旬からはスマホアプリのネットラジオで、自身も配信している『プロティアンラヂオ』を聴くようにしました。
あ、勿論、自分以外の方の配信をですが…(苦笑)
そして今回のトピックスである、③通勤鞄に悩み始めたわけです。
1/21(土)に書きましたように、名古屋での徒歩通勤に際しては『トートバッグ』を片方の肩に掛け颯爽と闊歩していたのですが(颯爽とはあくまで本人の自己イメージです…)、満員電車の中では、特に座席を確保できず吊革を握って立っている『負け組』にとっては、『トートバッグ』は都会派のイケてるバッグではなく、周囲に迷惑を掛けてしまう邪魔モノに成り下がってしまったのです。
尤も『トートバッグ』はショルダーにできるだけでも『ブリーフ』や『ダレスバッグ』よりは電車通勤向けと言えますが、こと両手が自由になって、かつ周囲に余計なストレスや誤解を与えないという観点では、もう『リュック』の一択になってしまうと思い知りました。
これはもう好き嫌いの問題ではなく、実用性を考えるとリュックにせざるを得ないと…
さて、『リュック』については1/21(土)の記事の中でもこのように触れております。
他人様に向けてはかように書いたものの、こと自分用となるとまた悩み始める悪い癖…
実は既にPCリュックは1つ所有していてそれでもヨカッタのですが、4月は慣れない仕事のストレスでメンタルが参っていたこともあり、自分の為にちょっといいリュックを買って、落ち込んだ気分をアゲてやろう!という魂胆もあって新調してみました。
因みに、既に持っていたのはプロテインレザー製の黒無地リュック。
プロテインレザーとは天然シルク繊維・コラーゲン繊維・卵殻パウダー等を配合した合成皮革で、いわゆる合皮の中でもかなり本革に近いと言われていますが、それでもやはり本革とは似て非なるもの。ここは自分の弱ったメンタルと通勤モチベーションをアゲる為にと割り切って、ブランドもののレザーリュックを奮発!
色味については、黒無地ではなくカラフルなものを!と思い、ビタミンカラーのオレンジ革なんか憧れたのですが、最終的には『抹茶オレ』の色、メーカーでは『ユーティリティーグリーン』と表記していましたが、渋くくすんだオリーブ色です。形状はあくまでスクエアに、そして厚みも抑えて、ファスナー・ポケット類も極力シンプルに…
なかなか良いものに出逢えたと自負しております。
ただし…
リュックタイプというのは狭い車内での脱着を想定しておらず、スマホやイヤホンを出し入れしにくい。或いはコンビニでオニギリを買う時にいちいち財布を取り出しにくい、ということがあり、スマホ用のショルダーケースを買い足すことに。
要するに小型ポーチですが、これにスマホと小銭と千円札3枚とカード1枚入れておけば、たいていのランチやコンビニは済ませられるという段取りです。
そして、満員電車のドアに映った自分の姿、すなわち胸に抹茶オレ色のリュックを抱き抱えて、肩からスマホポーチを斜め掛けにしているスーツ姿の自分を見て、憧れの『イケオジ』とは対極にある疲れ切ったダサいオヤジにしか見えないという現実に、また気落ちしているこの頃です…
※今回購入したレザーリュックは、COACHの『グラハム コンバーチブル バックパック』になります。自身が背負っている写真がありませんでした為、トップ画像及び商品画像は、COACH OFFICIAL OUTLET公式サイトからお借りしました。トップ画像は勿論、モデルによる着用イメージです(笑)