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『夢の国』の音楽は絶対に尊重すべき件

火曜日は音楽を語る日。

2年に亘る自粛生活から徐々に飲食店も賑わってきました。
久々に夜の栄~錦(名古屋市の繁華街)を歩いてみると、上機嫌で唄いながら千鳥足の男性が…。
繁華街での放歌という風景も懐かしいのですが、その曲がまた懐かしい。

♬酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ
♬酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞ
タイトル;日本全国酒飲み音頭
演奏・唄;バラクーダー
作詞;岡本圭司
作曲;ベートーベン鈴木

まぁこの2年間、よほどお酒が飲みたかったのでしょうか。
1979年に発売されシングル70万枚を売り上げた、バラクーダーのヒット曲『日本全国酒飲み音頭』ですね。

この曲がテレビで放映されていた頃は中学生でしたが、まぁ、なんとなく『あの曲』に似てるなぁとは思っていました。
今、改めて調べてみると、似てるどころか元々はメロディそのままの『替え歌』であって、テレビに出演したりレコード化するに際して当然ながら『その筋(WDさん)』からご指摘が入り、旋律を若干変更したということを知りました。

この曲の原型は、ディズニー映画『シンデレラ』の劇中歌『ビビディ・バビディ・ブー』である。日本の行事を覚えるために留学生の間で広まっていた『ビビディ・バビディ・ブー』の替え歌で、「1月は正月で……」という歌詞も既に存在していた。駒場東大前駅の留学生会館近くのスナックで留学生が歌うのを耳にした鈴木は、バラクーダーの公演でこの替え歌を取り上げ、好評だったためレコード化を企画した。しかし『ビビディ・バビディ・ブー』の著作権者のディズニーが子供向けの歌に飲酒を題材とした替え歌歌詞を当てたことを問題視してメロディーの使用を許可しなかったので、鈴木の作った新しいメロディーに差し替える形でのレコード化となった。
Wikipediaより

いや、旋律を少し変更しても曲調は明らかに原曲のイメージを残していますので、WDさんも全面的に承諾したとは思えません。まぁいろいろあって、バラクーダーさんも表舞台から遠ざかっていったのかもしれません。

NHKでしょうか。歌番組での出演シーンもありました。オマケで小松政男(デンセンマンの電線音頭)、平野雅昭(演歌チャンチャカチャン)も一部収録されています。

念の為、『元歌』の方も確認しておきましょう。

さてもう1曲、有名企業のCMソングですが、こちらもWD社絡みで放送打ち切りになったのではないか?との噂があるそうですが、真偽は分かりません。
シリーズものとして何作も継続されていましたし、打ち切りというよりは適切な時機で次のCMに譲ったと見る方が自然かもしれませんね。

このCMに関するトリビアですが…
放映当初は、『こんな運動しなくても(これ1本!)』という歌詞でしたが、その表現では『この製品を1本飲めばこの運動と同等の効果がある』という誤解を生じかねない為、4作目(最後のやつ)は歌詞が変更されました。
新しい歌詞は、『こんな運動したくても(無理っ!)』
(無理っ!)は、合いの手です(笑)

『元歌』ではないと思いますが、疑惑の元となった本家の方も。
(イントロが長いので00:25辺りからどうぞ)

因みに、『燃焼系アミノ式』のCMの体操は、CGでも特撮でもなく全て実演技。出演されているのは、中国雑技団の皆さんです。実際に熊本市の某パーティーでライブを拝見したこともあります。

この雑技団の皆さん、母国に帰ってからも人気の的。
気になるTwitterを見つけました。どうお感じになるかは、人それぞれです。
(動画の00:15~)

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