なんだかんだで『NHK紅白歌合戦』を録画して観てしまう昭和40年男の件
火曜日は音楽に関する四方山話を。
昨日のブログで宣言しましたとおり、この年内いっぱいで日替わりブログを一旦締めさせていただくことにしました。
中締めですね。
そういえば、宴会で中締めというと殆ど全員が帰ってしまうのは何故でしょうね?
あ、お店から追い出されるからか(笑)
中締めだから、後半戦をやってから本締めにすればいいのにと思ってましたが、コロナ禍を経て『2次会』という言葉を口にも耳にもしなくなりました。
音楽ジャンルの中締めは、日本人にとっての大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』で。
私の周りには『最近、テレビは一切観ないもので』という方も増えており、私自身もめっきり観なくなってしまいましたが、『紅白』は録画して元日に早送りで楽しむ派です。
冒頭にお断りしておきますが、NHKを『国営放送』とか書かれている記事が散見されますが、正しくは『公共放送』ですね。
『紅白歌合戦』の製作費は約3億円、大河ドラマ約5話分の予算を使っているそうですが、全て視聴者の受信料で!
国民の税金はもちろん使われていません(細かく言えば政権放送等でそれなりの交付金はあるようですが…)
毎年、紅白歌合戦の出場者が発表されたり放送が終わったりする都度、『紅白は面白くなくなった』だの『もう来年から観ないわ』だのと言われている一方で、視聴率はここ20年くらいずっと40%前後を維持。史上最低となった昨年(2021年の第72回)でさえ34%もあります。
今年は最大の裏番組である『ダウンタウンの~』がないので、なんだかんだ言われながらもう少し伸びそうな予感もするのです。
因みに、家族揃って炬燵で年越し蕎麦を食べながら観ていた昭和の頃、1984(昭和59)年までは70%以上をキープしていたわけですから、驚異的なオバケ番組ですね。
さて、紅白歌合戦について何を語ろうかと考えた時に、
『中高年が知らない、顔も見せないようなアーチストを何故出すのか?』という話しと、『年末にしか見れないような演歌歌手がどんどん減ってきて寂しい』という話し、どちらにしようかと考えて、当然ながら後者にしておきます(笑)
紅白といえば大御所歌手!
ということで石川さゆり・天童よしみ・坂本冬美らが登場する一方で、北島三郎の卒業以降、五木ひろしも森進一も細川たかしも、そして都はるみも森昌子も出なくなっています。
演歌以外でも大御所と言われた和田アキ子や布施明も出てきませんね。
布施明が『若い世代のアーチストにも出番を』と言って自ら『紅白を卒業』したのと対照的に、和田アキ子の場合は『年末は絶対、紅白観ない!』だの『NHKにスクランブルかけろ!』だのと、未練がましい発言が報道されていました。
また五木ひろしについても、北島三郎御大の『卒業』後、通算出場記録を抜くのは自分しか居ない!と思っていたのが、『どうやら今年(2021年)は声が掛からないかも』という情報を耳にするや自ら『出演辞退』を発表し、『落選』と報道されることを避けたのでは?との憶測も流れたり…
やはり、大御所の引き際としては『落選』よりも『辞退』とか『勇退』の方が体裁いいですもんね。
ということで、紅白歌合戦の歴史から『出演辞退』した歌手を拾っておきます。
実際のところ、紅白歌合戦は数日前のリハから当日朝のNHK入り、そして深夜まで拘束される割にギャラは安いらしく、それなら民法番組に出演するか、年越しワンマンライブする方がよほど実入りがいいと考える歌手も多いようですね。
あと、ハウンドドックが吐いたように、NHKからの楽曲指定もアーチストにとってはストレスに感じるのかもしれません。
例えば、今回発表されている曲目でいうと、
●福山雅治『桜坂』
●ゆず『夏色』
季節外れな選曲が…(苦笑)
さて、なんだかんだで今年も録画して観ますが、どんなサプライズゲストが登場しますやら…
生放送の時間帯には、中高時代の親友と木屋町で飲んでますけどね。