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『背広』の語源が諸説紛々7つもあって慄いた件
水曜日はオヤジのファッションについて語っています。
愛知県のまん延防止等重点措置期間が延長されていますので、この2月も週3回はテレワークで過ごしています。
残り2回はリアルに出社しますが、寒いのでハイネックシャツを着たり、BDシャツにVネックのウールセーターを着込んだりして、完全にオフィスカジュアルです。
先日までのブログで、スーツだ!ジャケパンだ!セットアップだ!と叫んでおきながら面目ない…
さて、その『スーツ』ですが、日本語では『背広』と呼ばれていました。
あ、まだ過去形にするのは早いのですが、文化庁の『国語に関する世論調査(2015年)』では、『背広』を主に使うという人は約20%。『スーツ』を主に使うという人が約70%ということで、特に若年層では『背広』という日本語は使われておらず、死語になりつつあるらしいです。
いや、残りの約10%は何て呼んでんねん!(笑)
話は変わりますが、雑学クイズが大好きで、TVでもクイズ番組はよく観ています。
最近の『東大王』系の素人離れした問題ではなく、NHK『チコちゃんに叱られる』のような生活密着型雑学系が好きです。
『チコちゃん』なんかでちょっと知っている問題が出題されると、いち早く回答を叫んで家族にアピールするわけですが、いざ正解発表の段で私が叫んだ答えと違う場合が多々あり、家庭内での威厳を失うことも多く発生しています。
そういう場合は得てして、画面の片隅に『諸説あります』との断り書きがあるのです。
仮に、『スーツの語源は何だったでしょうか?』と問われた場合だと、
私の回答は、『ロンドンのテーラー街であるサビル・ロウ(Savile Row)が訛った』という説。
高校から大学生の頃に毎月熟読した “MEN’S CLUB” に確かそう書いてあったので、それが正解だと思い込んでいます。
ところが、今は何でも検索できてしまうので改めて調べてみると、『諸説』あって慄きました…
あちこちのサイトから引っ張ってきてもキリがないので、Wikipediaから抜粋します。
① 英国ロンドンの高級紳士服店街「サヴィル・ロウ」(セビルロー)から変化したとする説
② 市民服を意味する「civil clothes」から変化したとする説
③ 市民服を意味する「civil wear」から変化したとする説
④ 「背部(背の布パーツ)が広い服」の意
⑤ 『背筋に縫い目がないところから「背広」と呼ばれた』と主張する説(現代のスーツの背筋に縫い目はある。)
⑥ 「sack coat」の訳語で「ゆったりした上衣」の意
⑦ 紳士服に用いられる良質の羊毛・服地を意味する「シェビオット(Cheviot)」から変化したとする説
いやぁもう、ここぞとばかりに諸説あり過ぎて…
①と④だけでいいんじゃない?(笑)
私はこれからも頑として、『セビルロウ』説を支持します!
2022/2/24 追記
友人から『中国語起源説』も紹介いただきましたので、興味あればご参考くださいませ。
まさに諸説芬芬…笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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