『不要品』と『不用品』について考えてみた件
日次更新していた頃は、月曜日ならキャリアネタ、火曜日なら音楽関係、水曜日ならファッション関係…と、自分に課した『お題』に合わせてコンテンツを捻り出してしたものですが、週次更新になって『お題』がなくなってからは逆に何を書こうか毎週悩むこととなってしまいました。
そういえば、年初に『週次更新にします!』と宣言した時には確か、週次毎のカテゴリーを決めたはず。探してみたら、ちゃんとありました(苦笑)
日次更新を週次更新に緩めただけで、自分で決めたこんなルールさえ守れなくなっているんですね。
やはり、日次のルーチンは偉大だなぁ…
というわけで、ノンジャンルのお話しです。
2/15(水)に人事異動の内示があって、17(金)には早くも会社契約の引越し業者から連絡があって、19(日)にはもう見積もりかたがた段ボールを持って来られて…
異動といっても 4/1付けなもんですから正直まだ6週間もあったわけですが、ま、3月末というのは年間の中でも引越しのトップシーズンでしょうから、早めに手配しておくに越したことはない。
と言いつつ、さすがに6週間も前だと、転勤や引越しという事実に対してイメージが沸かないんですよね。
ただ、最終の締めは決まっている。
3/30(木)に引越し業者さんがやって来て、部屋の荷物を残らずトラックに積み込んで、翌31(金)には管理会社が来て引き渡しのチェックをして…
その期日は変えられないわけです。
引越し業者が来ても荷造りできていなければ、機械的に強引に箱詰めされて膨大な追加料金が掛かるし、引き渡し日が1日ズレると4月の家賃負担が発生する。
これから未知の仕事を引き継いで、また不慣れな後任者に自身の仕事を引き継ぐ中で3月下旬にどんなトラブルが発生するやも知れず、ということは少しでも気持ちに余裕のある3月上旬に大方の荷造りは終えてしまおう!と思い至ったわけであります。
かくして、3/4(土)と5(日)の2日間で、1DK、約43平米の隅から隅まで箱詰め作業に勤しみ、パソコンデスク周りを除いて殆どの荷物を、計30個のダンボールに押し込んでしまいました!
さてそれから2週間…
朝、起きては着替えを探しに幾つもの箱をごそごそ、
夜は寝る前にサプリメントを飲もうとあちこちの箱をごそごそ、
なんとも不便で情けない生活を強いられています。
あと、ゴミの処分ですね。
今回、単身赴任生活から家族が住む自宅に戻るわけですが、10年も単身生活をしていると嫌が応にも生活雑貨や家具が溜まります。
本棚とかローソファとか卓袱台とか…
そうした家具は自宅にもありますし、そもそも安価なもので間に合わせてますので、自宅に持って帰るなとも言われている次第で…
それらを適切に処分する方法の1つに、市がやっている『粗大ゴミ』回収があります。
今回、それを利用したわけですが、何が不便って、回収日が地区毎に決まっている。
そして、その回収日は毎月1回だけで、しかもうちの地区の今月の回収日は3/16(木)だと…
そこまでは前以てしっかり調べていてwebで申込みも済ませたのですが、肝心の前夜にはすっかり忘れており、慌ててコンビニに行って処分費用のチケットを買い、一人で抱えるにはいささか重いコイツらを、ひぃこら言いながらマンションの玄関横まで持っていきました。
ローテーブルはネットでの購入価格2,000円ほど。ローソファに至っては購入価格3,500円ほどでしたので、これだけの処分費用を支払ってまで捨てるのは微妙な気分ですね…
引越しまであと2週間もあるというのに、部屋からソファとテーブルが消えました。
朝食にも、帰宅時にさっと書類を置くのにも、ナイトキャップの缶チューハイを置くのにも重宝していましたので、なくなってみると非常に寂しいものがあります。
ま、この部屋に入居した当初はなかったわけですが、あまりに殺風景で不便なので購入したものですから…。
ところで先ほどゴミと書きましたが、SDGsが喧しい昨今、もう少し高尚な表現を考えましょう。
『不要品』と『不用品』の2つの表記です。
この両者の違い、区別できますか?
ネット記事の聞き齧りによると、
『不用品』は、一般的には使用することが出来ない物、壊れている物を表します。「用」を成し遂げることができない、使用することができないモノのことです。壊れていたりして、役に立たなくなってしまった道具などです。
一方で『不要品』は、現在所有している人が「要らない物」を意味しています。壊れていて使えないから「要らないモノ」もあるかと思いますが、まだまだ使えるのに要らないモノがあることがあるかと思います。「不要品」とは必要としていないモノのことです。
SDGs観点から言えば、
『不用品』は然るべき業者さんや回収システムに乗せて、素材や資源としてリサイクルするのが正解。
『不要品』は、ネットオークションや個人売買サイトを通じて再利用が図られていくことが理想的だと考えれば良いでしょうか。
尤も、個人売買で新しいモノが生産されない社会は、カネが回るだけで製造業が潤うことはなく、結果として経済発展には繋がらないわけですが…
それでも、地球上の資源は減りませんからそちらの方が環境には優しいのかもしれません。
難しい問題ですね。
※トップ画像もエズリングループHPから借用しました。