見出し画像

マイノリティマイノリティ


使い古した背景と
言い慣れた文章で
紡ぎ出す悲しみは
夕焼けによく似てる。

変わりゆく現代と
自らの停滞は
対面する相手との
共通項を消していく。

三日かけた履歴書と
空白の経歴は
伝わらない
伝わらない
まるで、君のようじゃないか。

マイノリティ
マイノリティ

町歩く人々と
立ち止まる数人で
どちらが目立つのか
どちらが偉いのか

少数派の
悲しみは
報われることは無い
伝わらない
伝わらない
まるで君のようじゃないか

マイノリティ
マイノリティ
マイノリティ
マイノリティ

いいなと思ったら応援しよう!

覆面パンクJapanese Punk Rocker Poetry-
よろしければ、いいね、フォロー、コメントをお願い致します。