マイノリティマイノリティ
使い古した背景と
言い慣れた文章で
紡ぎ出す悲しみは
夕焼けによく似てる。
変わりゆく現代と
自らの停滞は
対面する相手との
共通項を消していく。
三日かけた履歴書と
空白の経歴は
伝わらない
伝わらない
まるで、君のようじゃないか。
マイノリティ
マイノリティ
町歩く人々と
立ち止まる数人で
どちらが目立つのか
どちらが偉いのか
少数派の
悲しみは
報われることは無い
伝わらない
伝わらない
まるで君のようじゃないか
マイノリティ
マイノリティ
マイノリティ
マイノリティ
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