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作家生活は天国と地獄!!

おかげさまで明後日に新刊が発売されるソウ マチです☆ ありがとうございます!!

そんなわたしが一昨日、大泣きしていました! 51歳なのに、子どものように泣きました! 

なぜ泣いていたのか? 新刊が出るうれし涙か??

ちがいます! 悲しくて不安で泣いていました!!

編集部さまから「SNSで、いらんコト書くなよ?」と、マイルドに言われているので、マイルドに書きます。

新刊のお話が消えたのです!(← ぜんぜんマイルドじゃない)

さらに自著の次巻は、3巻の売上次第で打ち切りとなる可能性もマイルドに示唆されました。

マイルドなメールを要約すると、

「新刊の話はナシ。4巻も売り上げ次第で打ち切り」です。ぜんぜんマイルドじゃない(涙)。想定していた最悪の結果になってしまった……。愛する読者さまへ楽しい時間をお届けできなくなるのも悲しいし、印税を頂けないと生活できない……。わたし、どうなってしまうんだろう?

悲しくて不安で、涙が止まりません。ボロボロボロボロ……バカみたいに泣いていました。こんな時に一人暮らしはキツイです! 慰めてくれる人がいない! 泣きながらベッドに入って「もう、消えてしまいたい……」そう思いながら眠りにつきました。

朝方4時に目がさめました。そして急にわかりました。

「生きてるだけで100点満点! わたしは最高!!」

わたし、生きてるじゃん! それだけで最高じゃん! 不安で怖くて仕方ないけど、ベストは尽くした! なんとかなるっしょ!! 

この時ほど、言葉の力を感じたことはありません! いつもnoteの皆さまや愛する読者の方へ心を込めて贈ってきた「生きてるだけで100点満点! あなたは最高!!」この言葉が、わたし自身を救ってくれた! 言い続けてきた言葉が、ブーメランのように返ってきた! 皆さんも100点だし、わたしも100点!! 生きてるだけでいいの!!

そう考えると、少し視野が広くなりました。もう一度、メールを読んでみよう。新しい気持ちでメールを読んでみると、昨日は気づかなかった一面が見えてきました。

新刊に担当さまは付けられないが、完成原稿の持ち込みは「大歓迎」と書いてある……。

ちょっと話が跳びます。いつも、ごめんなさい!

前の担当さま(Pさま)と仕事のやり方が合わず、担当さまが交替しました。その後いろいろあって、新刊の話が消えてしまった。最初はわたしが暴れたせいで、話がなくなったのかと疑心暗鬼でした。でもよく考えたら、そうじゃなかった。

仕事のやり方が合わないという点では、怒り狂って暴れました! でも人としてPさまを嫌いになることは一度もなかったですし、今も信頼しています! そして新刊の話が消えた時にわかった。Pさまは誰よりわたしを評価していてくださった! だからすごく無理をして新刊を出そうとしてくださった! たぶん完全なキャパオーバーだと思います。他にもたくさんお仕事を抱えていますし、その部数はわたしの何百倍もの数です! それでもわたしを育てて、新しい本を出そうとしてくださっていた! こんなキツイこと、そうそうできませんて!! だから新刊の話が消えた。

その証拠に、今も事務的なお仕事はPさんがしてくださっています。そして「お代わりありませんか?」そう心配してくださいます(涙)。今は違う道を歩んでいますけれど、いつかPさんに恩返したしたいです(涙)。

話を戻します。
Pさんがいなくなったので、後を引き継いでくださる方がいなくなってしまった。だからプロットから担当さまが付くことはない。その代わり、完成原稿なら大歓迎だと言ってくださっている…………。

これって、チャンスじゃないの??

プロットにOKが出て本文を書くまでには、長いながい道程があります。一所懸命にアイデアを出して、まず担当さまからOKをもらわないといけない。そして編集長さまから鋭いご指摘があって、それもクリアしないといけない。本文を書くまでに、心が折れる場合も(わたしは)あります。

でもそういうメンドクサイ大変なコトをすっ飛ばして、いきなり書いていい! しかも内容に関するオーダーはない! 好きなコトを好きに書いていい!! なんて素敵!! 以前に「胸キュンを書いてください♡」そうオーダーを受け、胸キュン要素ゼロのわたしは頭を抱えました! あれは辛かった!! 好きに書いていいのなら、好きに書こう!!

そして4巻が出るかは売り上げ次第という話は、当たり前すぎるお話です。売れなかったら、終わり。当たり前じゃん。「ソウがかわいそうだから、売り上げは悪いけど次巻も出させてあげよう……」なんて言われたら、そっちのほうが怖いわ!! 

自分のベストは尽くした! そして本作りに関わってくださった皆さまも、真剣にお仕事をしてくださった! あとは運頼み! 運はどうしようもない! 人事は尽くしたので、天命を待つのみ! 

昨日まで大泣きしていたのに「まぁ、なんとかなるっしょ!」明るい気持ちになってフンフン♪していたら、メールが届きました。知らない方からです。なんのメールだろう??

パーティーの招待状でした……。ガチのパーティーです! セキュリティの都合上詳細は伏せますが、本物のパーティー…………。作家さんや編集者さまが集まる、大規模なパーティー……。しかも超一流ホテルで…………!!

そんなお席にご招待していただけるなんて光栄の極みでございます! ずっと夢に見ていたのです! 作家さんや編集さまの集まるパーティーに出席したかった!! ぜひとも出席させて頂きたい!! ドレスは一枚も持っていないけれど、なんとかする! いつなんだ!? 舞い上がった気持ちで日程を見てみると……、

…………絶対にムリな日でした……(涙)。ずっと夢見てきたパーティーなのに、ムリでした(涙)。バイトが入っている……(涙)。豪華絢爛なパーティーと、地味なバイトの格差が激しすぎて、泣けてくる……(涙)。でもバイトに穴を空けるわけにはいかない。ちきしょ~! ビンボーが憎い!! わたしがビンボーじゃなかったら、素敵なドレスを着てパーティーへ行けるのに!!

でもこれがわたし!! ジタバタしながら生きてきたけど、我が人生に一片の後悔もござらん! いつでも最良と思われる道を選んできた!! その結果が今なら、甘んじて受け止めよう!!

こういうコトだけでもしんどいですが、本が出るって命を削られます! そりゃそうだ! ゼロから作品を産みだすのですから、命が減るのは当然だ! どこも痛くないのに、ふとした瞬間に命がググーっと減る瞬間があります(;^ω^) たぶん、寿命が縮んでいる(;^ω^) 今朝もありました。命のゲージがググーっと減るのがわかる……(;^ω^) 怖いってば……(;^ω^)

そしてこれを書いているいま、この瞬間に3巻が届きました!! ありがとうございます!! 本当に皆さまのおかげでございます!! 天にも昇る気持ちです!! 有頂天でございます☆

天国と地獄を行ったり来たりしながら、ジタバタ生きてゆこうと思います♪ わたしの人生と、わたしの本を、どうぞお楽しみください♪♪

今日も皆さまに、イイコトありますように☆


サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪