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地球の裏側からこんにちは!パタゴニアの大自然探索とブエノスアイレスサイクリング【DAY181-186】|働きながら世界一周
もうすでに帰国をしていて、東京のビル群に囲まれた環境でこのブログを書いているのだけど、つい数週間前に自分が地球の裏側にいたことが信じられない。多くのことはやろうと決めて行動すれば出来てしまうものだと思う。どうにもならないことも勿論あるけども。
さて、チリのアタカマ砂漠の後、飛行機を乗り継ぎ、アルゼンチンのエルカラファテという場所まで来た。ここまで来ると、本当に日本からかなり遠いところまで来たんだなという感覚がより増す。南極圏にも近く、氷河なども見れる場所。
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今回エルカラファテを拠点に、チリのトーレス・デル・パイネ国立公園へのハイキングと、アルゼンチンの有名な氷河、ペリト・モレス氷河に行った。その後ブエノスアイレスに移動し、数日滞在。これにて、南米旅行は終了。日程的に短すぎたなあと思う。前回も書いたけど、南米旅行は、またリベンジしたい!!
1.エルカラファテに到着!
エルカラファテについに到着した。最初の感想。当たり前だけど、寒い!季節的には夏に差し掛かるとはいえ、そのときの気温は10度前後だった。
エルカラファテの空港は国内線専用で、そこまで大きな空港ではないけれど、観光地の空港ということもあって、綺麗に整備をされている。飛行機から降りると、街中まで移動するために、タクシーのカウンターと空港バスのチケットカウンターがあった。バスのチケットカウンターはすでに長蛇の列だったけれど、1人でタクシーに乗るのも微妙かと思い、並んでチケットを買った。到着口を出てバスを待つ。同じようにバスを待つ人たちが何人もいて、安心感はあった。皆んな寒そうだった。10分ほどしてバスが来て、バスに乗り込む。エルカラファテの中心街までは空港から20分ほど。建物があまりない道を進み、途中で美しく碧い湖が見えた。アイスランドに来たときの感覚と少し似ているかなあ。
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バスは、乗客を順番に宿泊ホテルに降ろしていった。私も予約していたホテルの前でおろしてもらう。
エルカラファテは上記のホテルに3泊した。ホステルで1人部屋ではなかったけど、清潔で、朝食もついていて、共有スペースやキッチンもあって、スタッフの人も感じがよくてすごく居心地よかった。
フロントでチェックインしたときに、同じくチェックインをしていた1人旅のスイス人のおじさんと少し話した。氷河を見に来たらしい。エルカラファテ含め、パタゴニア地域は南のスイス感があるように感じる。そのおじさんが「日本人はあまり英語が喋れないけど、君は英語が上手だね」と褒めてくれた。スイスの人って褒めるのが上手なの?東京で友達になったスイスの人にも「英語上手だよ。自信持つことが大事だよ」と言われた。褒められると頑張ろうという気持ちにもなるものだ。
ホステルのフロントに飾ってあった「私はここから来ました!」地図に、私も一応名前を書いておいた(笑)
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2.エルカラファテは、南米の山岳リゾート!
少しホテルで休憩した後、エルカラファテの街を散策した。
観光地山岳リゾート、という感じなので、雰囲気は以前行ったスイスのツェルマットに少し似ているだろうか。登山グッズもいろんなところで売っているし、オシャレなレストランやカフェもたくさんある。
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ペルーは少し物価が安く感じたけど、チリやアルゼンチンはそんなことない。むしろアルゼンチンはちょっと良いレストランでご飯を食べると、5-6,000円する。この場所が観光地ということもあるけど。
私はお腹が空いていたので、少しおしゃれなレストランでご飯を食べることにした。アルゼンチンと言えばお肉!Googleの口コミで美味しそうだった豚肉の料理を注文した。
料理は2人前前提だったけれど、1人前にもできるということで、それでお願いをした。そうしたら、出てきた料理は想定を遥かに超える量だった。美味しかったけど、途中からつらすぎた(笑)勿論味はおいしかったし、お店の雰囲気も店員さんも素敵だったのだけど。あと、南米あるあるで、付け合わせのポテトの量が多い(笑)
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ご飯を食べた後、街中をぶらぶら散策する。ぶらぶらと言っても、大きなメイン通りにいろんな飲食店やお店が集結している感じで、まっすぐ歩き、ただまっすぐ戻る。私は、薬局やスーパーに行ったり、防寒対策の手袋を買ったりした。スーパーにはたくさんのワインがずらっと並んでいた。さすがアルゼンチン!
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夜ホテルに戻ると、同じ部屋に泊まる子が部屋にいた。アメリカのシアトル出身で、いまホリデーで1ヶ月くらい南米を旅行しているらしい。アルゼンチンとコロンビアを中心に回ると言っていた。なんの仕事をしているか聞いたと思うのだけど、忘れてしまった。でも結構仕事がハードだから、こうやって旅行することを楽しみになんとか働いていると言っていた。ペルーのときもそうだったけど、南米にはアメリカから1人旅行で来ている女性にちょくちょく出会う。フレンドリーに話すことがある程度できて、少し仲良くなれて嬉しかった。
夜21時以降は、普通に仕事。時差が12時間なので、日曜夜の21時は日本の月曜9時なのだ。
3.最高に美しかったトーレス・デル・パイネ国立公園
次の日は朝からツアーに参加した。国境を越えてチリのトーレス・デル・パイネ国立公園に行く。
トーレス・デル・パイネはスペイン語で3つのパイネの塔という意味らしい。その名の通り3つの先鋭な峰が並んでいるのが有名だ。周辺には美しい湖や高山植物などを望むことができ、がっつり登山もできるしライトなハイキングもできる。国立公園の入場料で30ドルがかかる(オンライン決済ができる)。
ツアーは最初小さなバンで何人かをホテルピックアップしたあと、その後大きいバスに乗り換えた。参加者は30名以上いただろうか。私はバスの最後尾の端っこに座った。隣は、メキシコ人の4人家族だった。
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途中そのメキシコ人家族と仲良くなった。私の隣にはパパが座っていて「僕は英語が得意じゃないけど、息子が喋れるから」と言って息子さんが召喚され、その後「僕のワイフも英語が得意だから」と言って、ママが召喚されていた(笑)家族全員仲が良さそうで、見ていて微笑ましかった。息子さんがいつか日本に来たい(アニメが好きらしい)と言ってくれて、嬉しかった。
ツアーはとにかく移動時間が長く(片道4時間くらい?)、それに合わせて行きはアルゼンチンの出国、チリの入国手続き、帰りは逆が必要だったりしたので、なかなか大変だった。おまけにベンツのクラシカルでかっこいいバスだったのだけど、途中でちょくちょくエンジンがかからなくて、足止めをくらった。
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ただ、移動中の景色はとても綺麗だった。家畜で飼われている羊たちや、野生のグアナコもたくさん見ることができた。そして、360度見渡すと美しい山々が見える。
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ツアーのバスはいくつかのフォトスポットを回ったあと、1時間ほどのハイキングがある。ハイキングの景色がとにかく美しく、自然溢れる穏やかな景色や色彩を見れて終始幸せだった。ほぼほぼアップダウンもない道で、道の両脇は高山植物で囲まれている。赤や黄色、紫、白などの小さい花が両脇で咲いている。そして進行方向右側には、パイネ・グランデ山などの山々が連なっている。これからアルゼンチンも夏だけれど、山の先端にはまだ雪が残っていた。トーレス・デル・パイネで最も高い山はパイネ・グランデ山で3,050m。この山の周辺を歩く複数日のトレッキングのコースも人気らしい。
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ハイキングも終えて、十分に美しい国立公園の景色を堪能した。それで、最後またフォトスポットの湖によってツアーは終わり。どうやら2011年に山火事が大規模に起こったらしく、あたりには真っ白に灰化した木々がたくさんあって、色彩あふれる国立公園に暗い影を落としていた。改めて地球という場所の豊かさと、それを守っていかないといけない使命のようなものも感じた。
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ツアーからホテルに戻ったのは夜21時過ぎだった。昨日友達になったアメリカ人の女性はもういなくて、3人部屋に泊まっているのは私1人だけだった。
4.地球温暖化でも生き続ける、ペリト・モレス氷河
2日連続でツアーの参加。この日は、エルカラファテからも近い距離にあるペリト・モリノ氷河。この氷河、なんと面積は約250平方キロメートル、最大の厚みは70mほどになるらしく、どれだけスケールが大きいかというのがわかると思う。
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エルカラファテに来た観光客は、おそらく必ずと言っても行く氷河。別名「生きた氷河」とも言われていて、氷河の先端部分が壊れては氷塊が動くという現象の繰り返しで、地球温暖化の中後退する氷河が多い中、この氷河は数少ない後退していない氷河になるそうだ。
ツアーは大きなバスで氷河の場所に向かい、現地自由行動というパターン。国立公園には、入場料が別途必要で、確か2,000円くらいだったと思う。ツアーの事前オプションで、ボートで湖の近くまで行けるみたいなオプションがあったのだけど、料金が高かったので、私はそれを選んでいなかった。だけど、せっかくなら近くで氷河を見たいと思い、現地で船に乗って氷河を見ることのできるサービスを利用した。チケットが9,000円くらいだった、やっぱり高い(笑)
当たり前だけど船は激寒で、アイスランドのホエールウォッチングツアーの寒さを少し思い出した。でも見える氷河は圧巻だった。その大きさがわからなくなるくらいの圧倒的な存在感と、氷河の断面が自然の力によりゴツゴツしていて、芸術的だった。色合いは白でもなく、青でもなく、透明でもなく、でもその中間のような不思議な色。あいにく天気が曇りだったのが残念だったけれど、それでも美しかった。
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ただ大きな船なので、氷河の近くに寄るのは限界があるというのと、あくまでも真横からなので氷河の全体感がよく見えないというのはこの船の難点だ。その後陸側の高台から氷河を見たけれど、スケール的にはそっちで見た方が感動すると思う。ということで、9,000円出した価値がどこまであったのかという疑問はあれど、一生に1度の経験と思うとそれも良いと思えた。
1時間ほどの乗船後、公園内のレストランでご飯を食べた。氷河や湖を見ながらご飯を食べられる観光地のレストランという感じ。値段は4,000円くらい?やっぱり高かったけど、寒かったのもあり美味しく感じた。
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その後、公園の中の徒歩コースを回りながら、氷河を思う存分眺め、スケールの大きさに改めて感動。徒歩コースはいくつかエリアによって分かれていて、より氷河の上部や奥側を眺めたいのであれば山の上側まで行けるようだったけど、私の場合は時間がなかった。そして、集合場所へ。最初集合場所が本当にあっているのかわからなくて、超絶不安になったけど、近くに同じツアーに参加していた女子2人組がいたから安心した。ツアーに参加するときは、他の人の顔も覚えておくべきだというのはこの旅で学んだTIPSだ。
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この氷河の大きさや景色は、まさにこの場所ではないと見れないものだと思う。改めて南米まで来て、旅をしてよかったと思った。
ホテルに帰って今日もまた1人部屋かと思っていたら、途中でイギリス人の1人旅の女性が来た。その方はトレッキング好きで、バックパックを背負って南米のいろんなエリアをトレッキングしているとのことだった。旅行が趣味で、50カ国くらい行ったことがあるらしい。旅好きの人やネイチャー好きの人が集まるパタゴニア地方は、人も場所もとても居心地が良いと思った。
5.ブエノスアイレスで現金引き出しに苦労、、、
3泊のエルカラファテの滞在はあっという間だった。4日目の朝、ホテルのフロントの人にあらかじめお願いをしていた空港ピックアップサービスで、空港に向かい、ブエノスアイレスに向かう。
エルカラファテの空港はそこまで大きくないので、搭乗を待つ人たちで、空港内はごったがえしていた。椅子に座れず地べたに座って待つ人もちらほら。私も、セキュリティーチェックのゲートがあくまで床に座って待った。
それでも無事に飛行機に乗ることができて、3時間ほどでブエノスアイレスに着く。このままUberで今回泊まる場所に行く予定だったのだけれど、ここで問題が発生する。
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ちゃんと見ていなかった私が悪いのだけど、まず今回泊まる予定の場所は現金でしか支払うことができなかった(Airbnbのような個人の家を貸すタイプ)。基本アルゼンチンはカード支払いができるので、今まで現金をほとんど下ろしていなかったのだけど、現金をおろさないといけない。もしくはアルゼンチンの口座を持っていれば、送金できるとのこと。でもそんなの持っているわけない。そして、そもそもATMでおろせる1回あたりのお金が上限が決まっていて、たしか1回あたり1,000円くらい。だから1万円必要なら10回おろさないといけないのだけど、1回あたりのATM手数料が50パーセントくらいかかる。だから、1万円おろすなら、5,000円の手数料が必要になるのだ。アルゼンチンでは急速なインフレが進んでいることもあり、アルゼンチンのペソの価値がめちゃくちゃ下がっているらしい。それもあり、ドルを持っていた方が圧倒的にお得なのだ(これはキューバでも同じだった気がする、、)
ブエノスアイレスの空港のマクドナルドで、どうすべきか悶々として、ATMじゃなく現金をおろす方法を考えた(WesternUnionというサービスを使って、日本口座から送金してお金を下ろすなど出来るらしい)けど、やり方が結局わからず、結局空港のATMでお金を下ろすことにした。後ろで並んで待つ人に申し訳ない気持ちになりながら、何回も何回もお金をおろす。ああ、手数料もったいないなあ、、
それでもなんとかお金を下ろして、Uberに乗る。泊まる場所についたら、若い男性と女性がマンションの鍵を渡してくれて、家の説明をしてくれた。
現金引き出しは大変だったけど、泊まる場所はとても景色がよく、綺麗なマンションだった。屋上にはプールも付いている!(結局入らなかったけど)そして窓から見える夕日がとても綺麗だった。
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疲れたので少し部屋で休んで、その後周辺を散歩。今回泊まった地域は、パレルモ・ソーホー地区という流行の発信地に近い場所。周りにはおしゃれな飲食店などがいっぱいあった。治安も比較的良い場所。ただもう結構遅い時間になっていたので、空いているお店も少なく、結局スーパーでフルーツやヨーグルトなどを買って帰宅。観光は次の日にまとめてすることにして、その日はゆっくり休むことにした。
6.オシャレな街、ブエノスアイレスを散策
次の日、ブエノスアイレスを自転車で回ることにした。ソーホー地区のカフェでブランチをしたあとに、近くのレンタルバイク屋さんに突入してみる。
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レンタルバイク屋さんのオーナーのおじさんは、全身刺青のいかつめな雰囲気だったけど、親切な人だった。パスポートをデポジットとして預けて、バイクを借りる。
一応ブエノスアイレスも、道路によってはきちんと自転車用の道が設けてあって、自転車で走りやすい。場所によっては車が多くて、少し走るのが怖いけど。街は緑が多くて、気候もちょうどよく、とても気持ちがよかった。
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有名な広場や本屋さん、博物館、プラネタリウム、オペラの劇場などを自転車で回る。今回中に入る時間がなかったから、外観だけ見る感じ。中でも、世界三大劇場と言われるテアトル・コロンというオペラの劇場には、チケットを買いたい人たちなのか、長蛇の列ができていた。次回、もしまたブエノスアイレスにくる機会があれば、ぜひオペラ鑑賞をしたい。
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自転車でトータル20kmくらいは走ったと思う。ちょうどブエノスアイレスの主要地を1周する形でサイクリングを終え、おじさんのところに自転車を返したのだった。
7.ラストナイトはアルゼンチンのお肉!!
アルゼンチン料理といえば、お肉!ということで、ブエノスアイレス最後の夜は、少し高級なレストランでアルゼンチンビーフをいただいた。
1番早い17時半しか予約ができなかったので、その時間に行くと、まだお店には誰もいなかった。お肉とワインとサラダを頼む。相変わらず1皿が大きくて、1人で食べるにはとても量が多かったし、スペイン語しか通じないのもあって、そういうこともなかなかコミュニケーションできないのも辛いところだ。
だけど、お肉は赤身のしっかりした肉感と、炭火の香ばしさを感じることができて、とてもおいしかった!!
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お店はだんだん他のお客さんも増えてきて、1組日本人のカップルもいた。新婚旅行だろうか。新しく住む家の話をしていて、なんだか微笑ましかった。
その後、その周辺を歩いてアイスを食べて、終わり。バーを飲み歩きとかもやってみたかったけど、やっぱり1人でやる勇気はない。
南米旅行のラストナイトはこれにて終了。予定を詰め込みすぎてとっても忙しかったけど、それでもたくさん魅力ある街や場所がたくさんあって、いつかまたチャレンジしたいと思う。
8.さよなら南米
最終日、チェックアウトの前に洗濯物を頑張って回す。だけど、今回の空港はホルへニューベリー空港という近い方の空港ではなく、エセイサ国際空港という少し中心部からは離れた空港に行かなければならなかったことに途中で気づき、あまり時間に余裕がないことに気づく(フライトは13時10分)。
10時15分という絶妙な時間にチェックアウトをし、Uberで車を呼んで空港に向かう。
ただ急ぎすぎるのは、本当に良くない。私はUberの支払い方法を間違って現金にしてしまっていた。よりによって、手数料のかかる現金。きてくれたドライバーさんも現金支払いしか受け付けてないドライバーさんだったので、途中で変更もできなかった。当然いま現金は持っていない。さて、どうしたものか。
しょうがないので、Google翻訳を使ってドライバーさんに事情を話すと、空港には10分しか車が止められない(それ以上は駐車料金がかかる)けど、ATMでお金をおろせるようチャレンジしてみよう、と言ってくれた。
空港について、駐車場に車を置き、とりあえずターミナルに向かう。エセイサ国際空港のターミナルは国際線と国内線、それから到着ターミナルに分かれている。Uberのお兄さんはいろんな人にATMの場所を聞いてくれて、紆余曲折あって、やっとお金を下ろすことができた。空港内を歩き回る途中、私はすごく申し訳ない気持ちだったけれど、つたない英語で「どこから来たの?」などと言った雑談をしてくれて、少し気を紛らすことができた。やっぱりこの旅で、基本的には心温かい人にたくさん出会えたのは、本当に自分の財産になったと思う。
結局空港の滞在時間は10分をゆうに超えてしまっていたので、私は少し多めの金額をそのお兄さんに払って、握手をしてお別れをした。空港のカウンターには、長蛇の列ができていたけど、時間がないため勝手に優先レーンに並んだら、一瞬で搭乗手続きができた。たまにはこういう判断も必要だ。
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私はこのまま日本に帰るのではなく、ポーランドに少し寄って、日本に帰ることになっていた。ということで、乗る飛行機はマドリード行き。南米とヨーロッパを結ぶ飛行機は、基本的にマドリードを経由して行くような形になっている。
さて、もう旅もほぼ終わり!寂しいけど、一応まだ旅は続きます。
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