#9うっかりありのままじゃない自分を演じてた。
長いこと、人との関係性の中での役割を演じてる自分であることに気づかなかった。
やりたいことやってるし、好きなことできてる、
家族は優しいし自由だし、もう充分だと感じていた。
一ヶ月位前に、SDGsのグループミーティングでそんな話をチラッとしたら「今はそれでいいけど10年後もそれでいいの?」とニッコリしながら質問されて、ハッとして、自分への質問の仕方が変わった。
10年後どうなってたら嬉しい?
何度も質問を繰り返した
ちょうど15才の息子が、地方にいくことになるかもしれないタイミングだ
私どうしたいんだろう??
ふと自分に立ち戻ったら
やりたいことが何もない
何をやっても冷めていて自分を客観視している自分がいた。
現実を生きるとか、楽しいが分からない、そんな心の叫びが聞こえた。
わたしが不在なことに気がついて生きてる意味が分からなくなった。
そして
このままだったらまずいということだけは分かった。
日曜日は、それでも人前に出ていかないといけなかった、その時思った「わたしにはやれることなんて何もない、できない」弱気な感情しかなかった。
行きたくなかった、今までの私なら行くのをやめていた、でも今回はなぜか「いかないと」という声が聞こえた気がして、フラフラしながら出かけて行った。
そして、行ってすぐに正直に自己開示した。
今まで、怖くて言えず、震えている自分、できることなんて何もないちっぽけな自分、何かのフリをした役割の私が、いい人やしっかりした人を演じて、なんとかやりこなそうとしてきた。
小さい頃に演じるがスタートしたから、ずっとボタンはかけ違えたまま、時が経てば経つほど、どんどん自分から離れていって
ついにどうにもならなくなった。
自己開示しながらみんなの前で号泣した、涙がとまらなかった。
やっと自分になれた、もう〇〇なフリをするのはやめよう
これからは気まぐれ心理カウンセラーになろう、期待には応えない。
いろんな自分を自由に楽しんでいこう。
自分自身の小さな幸せさえ、満足させてあげられないのに、だれかを幸せにするなんて、そんなこと出来るわけがない!!
よくよく考えたら自分が何を食べたいのか?
それすら分からない。
今日は一日、自分の声を聞きながらゆっくり過ごした。
気になるものの写真を撮ってみたり、万博のエキスポにいってみたり
意識して自分のためだけに、無印でイイなと思ういつもとは違うものを選んでみた。
そして、購入した台湾の屋台料理ルーロー飯を(たけのこきくらげ、八角や生姜が入ってる)帰ってきてからあったかいご飯にかけてたべた。
煉獄さんのように、一人でうまいうまい!といいながら
自分を生きるとはこういうことか(今更笑
今までの“自分を生きる”とはまったく違う、普通すぎて分かりにくいけど、わたしの中では大革命が起きた。
やっとわたしに戻れた。
あぶないとこだった
ここまでに出会えた全ての人に感謝
この自分にありがとう
これからはちゃんと
自分を大切にしてあげよう。
井上裕美(ヒロミ)