なぜ私はこんなにシャウトができるのか?
おはようございます今日はね
お風呂に浸かりながらこの記事を作っています。
最近記事を毎日書くようになって思った!文字を打つ速度が遅い!結構時間かかってるの。最近書いてる記事は1つ1時間位やっぱり掛かっちゃってるからそれはちょっともったいないなぁと思ってGoogleドキュメントで音声を文字に起こしてやってみてる。
私はヘヴィーメタルの大ファンで10代から20代の全てをヘヴィーメタルバンドのボーカリストとして過ごしてきた。最初からハイトーンで歌うのが得意だとかビブラートができるとかそんなこと全然なくてとにかく訓練訓練訓練。なんとなく思い描いたヘヴィーメタルが歌えるなと思ったのが24歳位の時。
まずそもそも歌がすごい好きで小学生の頃から当時の家族の録画したビデオとか音声聞くとまぁ常に歌ってた少年だったんだけど、中学生一年生の頃からカラオケが流行りだしてたまたまもう亡くなってる祖母が近所でスナックをやっていてカラオケがあったのね、スナックの営業してない昼間に友達と貸切カラオケとして毎週毎週通っててそれが歌を歌う生活習慣の基礎になってる。
成蹊大学への入学を目標に進学校に入学したんだけど、それも当時から馬が好きで馬術部のある学校っていう理由で選んだ。入学早々新しい友達といったカラオケでGLAY歌ったらバンドに誘われちゃって、それがきっかけでバンド生活が始まりました。その当時はスタジオに通うのが嫌で嫌で。だってスタジオには髪の長い歳上のバンドマンがたくさんいて怖かったよ。でも同時に中学生3年生の時から感じてた怒りに似た湧いてくる謎のエネルギーがあって自分の中であまり処理できなくてモヤモヤイライラしてた。そんな私を見兼ねてなのか母が勧めてくれた音楽がThe Rolling StonesとKISSだったんだよね。母も結構ロック好きで聞いてたみたい。でも当時はねぇそれを聴いてもその古い音だしなんかその当時聴きたかった重低音ゴーンって言う音楽とは違かったから「なんだこれ」って感じでスルーしてしまった。後々ロックの歴史を知っていくとやっぱりそういうところに行き着いたけどね。当時聴いていたバンドはLUNA SEAとかGLAYとかL'Arc〜en〜Cielとかイエモンとか。それも今も聴いてる好きな音楽だけどあの頃はもっと激しくて低くて破壊的な音楽を探してた。自分の中から湧き出てくる感情をこれらの音楽では解消できなくて持ってるお金全てを髪の長いミュージシャンが写ってるジャケットの中古CDを買い漁ると言うことをずっとやってました。知る人ぞ知るお茶の水のディスユニオンで。笑 聴いては違う、聴いては違う、聴いては違うっていうの部屋でずっとやっていてその中で1つ「これだ!」と思って感動したのがイングヴェイ・マルムスティーンと言うギタリストの曲でした。もう少し若い時はもっと痩せててカッコよかったんだけどね。笑
これが私のヘヴィーメタル/ハードロックの原点です。ギターの音がほんとにかっこいいと思ってボーカリストでありながらギターのリフで曲の良し悪しを決めています。もしヘヴィーメタルに出会ってなかったら何か犯罪とか何か悪いことしてたんじゃないかって思うから音楽には感謝してる。世の中に音楽という概念が無かったとしても音楽をやっただろうなと思う。激しい感情を抱えていたしそのエネルギーのおかげで毎日毎日毎日の努力ができた。(本人は努力だとは思ってないけど)体力づくり、体づくりから呼吸の訓練、朝まで曲作ってライヴツアーして、でもかなり貧乏で「仕事もしないで何やってるの」って周りからずっと言われてたけど平気だった。
まだこの時点ではシャウトなんて全然カッコよくできてないの。下手すぎてそれがコンプレックスにもなってた。イングヴェイ・マルムスティーンのバンドのボーカリストの歌い方の真似から始まって、その後出会う今でも1番好きなロックバンド「Skid row」のセバスチャン・バックに憧れたんだよね。彼の歌い方をとにかく真似をして真似をしてずっと練習しました。とにかく自分の出来ることを全部やった。発声の本を読み漁り今思えば変な練習もたくさんした。結局自分の体は他の人の体の響きが違うから試行錯誤して自分なりの答えを見つける以外にはないなと思ったの。毎日8時間歌って無茶な練習も。昔さB'zの稲葉さんがどこかで言ってたと思うんだけど寝そべってダンベルをお腹の上に乗せて体を半分起こした状態で歌うっていう。よくわからなかったけど少しでも理想に近付くならなんでも試した。それをやったことによってやっぱりいろんな遠回りというか失敗も経験となり自分なりの答えにたどり着いたって言う感じです。
10代の頃はゴリゴリのビジュアル系のバンドで全員フルメイクのバンドだったんだけど自分はより骨太なアメリカのハードロックの方が好きだなぁって思い始めて方向転換した。さっきいったセバスチャンバックの服装も髪型も全部真似した、もちろん歌い方も。
それを真似してる私(下の写真)
彼のシャウトはscream!って感じだよね。かっこいい。それまではメロディックな北欧系のヘヴィメタルのハイトーンボイスとこの声の中間くらいが私の声かなと。
まぁバンドのボーカリストとしての訓練を通じて今ビジネスマンとして生活している基礎が出来たというか。ほんとに地味な作業で誰も見てない作業を毎日コツコツと積み上げていく事の偉大さ圧倒的な差と言うのを体験しているのは大きいと思う。調子の悪い時や結果の出ない時って必ずめぐりめぐってあるんだけどその時に諦めないでやるべき事をし続けるとチャンスが来たと時に一気に突破できるっていうことがわかっている。ヘヴィメタルのボーカリストとして無茶苦茶に生きてきたけど結果今の生き方にも大きく影響している事は不思議だなと思っています。どんな世界でも世間に価値がないと思われていても自分がやりたい、信じた事を自分で決めて実行していく、これが大事かなって思っています。
なぜそんなにシャウトができるのかというとコツコツやったから、これに尽きます。
もしよかったら上記サイト内のYouTubeチャンネルで私のシャウトが聴けますので不快にならない程度に聴いてみてください。
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