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人生初のスパイスカレー体験(つづき)

さ、アナンのカレーブックが手元に届きました。

左のカレーフレークは小麦粉入りの、いわゆる「ルウ」です。

なので、厳密に言うと「スパイスカレー(小麦粉なし、スパイスだけで作る)」ではないのですが、右のスパイスミックスは、小さい頃衝撃的な存在でした。

特にホールスパイスのクミンの存在感!!

母は「テンパリング」なんていう技術を当時知らなかったので、出来上がったカレーにパラリと散らしていた記憶が。なので、私にとってカレーブックは「クミンのカレー」というイメージだったんですよね。

だから、クミンの風味にものすごく衝撃を受けた訳です。

けど、日本のカレールウとは違う美味しさは、幼いながらも感じ取っていました。じゃなきゃ、とっくの昔にカレーブックのことなんて忘れていたでしょうからね。それだけ存在感があったってことです。

では、カレーを作っていきますよー。

写真撮り忘れですが、サラダ油にクミンを入れて、弱火から火入れして香りを出します。それから玉ねぎとセロリを投入。

脱水を加速させるために少しだけ塩を入れて、始めは強火で、玉ねぎがしんなりし始めたら、弱めの中火に落として、じっくり脱水です。

まだまだです。

この日は玉ねぎの食感を残したかったので、この程度で許してあげました。

ミニトマトを投入。これを潰しながら煮詰めます。以前、我が家の近所にあったネパールカレーの名店で、ネパール人のオジサンが「カレーニハ、ミニトマトツカウ。オイシイヨ!」と教えてもらいました。

トマトを煮詰めたら、キノコを投入。この日はしめじ、ホワイトマッシュルーム、柿の木茸です。

鶏モモ肉を小さめにカットして、ニンニク、生姜、ヨーグルト、塩で揉みこんだものを投入。ヨーグルトもそのまま使います。コクが出るので。

氷をぶちこんでますが、血迷った訳ではありませんよ笑。前に鶏ガラを煮て取ったスープを冷凍していたので、出汁に使います。

甘みを加えるために、蒸かしたさつま芋を加えて煮込んでいきます。シルクスイートという品種のもので、皮が薄いので、丸ごと使います。

さつま芋の形が崩れるくらいまで煮込んで、

一旦火を止めて、カレーフレーク投入。よーく混ぜます。

ミックススパイスも加えて、全体を馴染ませるように火を通します。

完成です。煮込み時間は30分くらいです、たぶん。

先日試作したアチャールを添えて食します。

スパイスの香りが高く、日本人の舌に合う、とても美味しいカレーです。

最近はインドをはじめ、アジア諸国からインディカ米が輸入されてきていますが、個人的には日本のお米で食べるカレーライスが好きです。

だんだん暑くなると食べたくなるのが、カレー!もし「カレーブック」を見かけたら、皆さんも試しに作ってみてくださいね!

文責:(今回は笑わせ処がなくて、消化不良気味の)かつやま

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