好きこそ物の
自分が好きなものは他人にも勧めたくなる。
そういうものですよね?
私が好きなのは金村美玖さんです!
………(痛い人だ…)
考えてみたら「〇〇推し」という言葉ってすごく不思議だと思うのです。
「推し」という言葉は「推す」という動詞から派生しているのであって、あくまでも「僕は君を生徒会長に推す」のように動作主自体が主語になるはずなのです。
なのに実際は推している対象が主語に来るように使っています。「金村美玖推し」みたいに。
そもそも「推し」とはどういう定義なんでしょうかね。
「好き」超えて「推し」みたいな感じなんですかね。多分。
例えば、僕は日向坂の中では金村美玖ちゃんの他に山口陽世ちゃんも好きです。
あー可愛い!最高!
あと潮紗理菜さんも好きです。
おっと…女神?
3人ともトークを取ってますし、潮さんはミーグリも応募したことがあります。
じゃあ僕の場合は3人とも「推し」なのでしょうか。
ただ言ってしまえば、熱量的には、もし仮にこの3人から誰かを選ばなければ死ぬ、と言われれば美玖ちゃんを選ぶというか。
でもそれは、残りの2人は選びたくないという意味ではないのです。
わかるかなぁ。(笑)
元をたどれば、生田絵梨花さんが好き!とTwitterを始めて、乃木坂にハマっていきました。
その中で色々な子を見つけ、魅力を知り、「推すわ~w」なんて軽率に言っていたりしました。「片手まで単推し」「両手まで単推し」「指の数まで単推し」と選択肢を勝手に広げていましたね。ええ。
でも、人間的な面というか、外見だけでなく本当に「推し」と言えるのは生田さん1人なのかな、と思います。
東海オンエアというYouTuberグループがいるのですが、6人の中で1番好きなのはとしみつというメンバーです。
最近≠ME(通称ノイミ―)というグループにいる鈴木瞳美ちゃんという子に出会い(?)、勝手ながらこのグループでは一番可愛い!と皆さんにお伝えしています。
アニメや漫画のキャラクター等も含めるとキリがありません。
じゃあ、果たして全員「推し」と言ってしまっていいのでしょうか…?
皆さんが持っているイメージとしては、「たくさんいる人たちの中で特に好きな人」=「推し」というものではないでしょうか。
じゃあそれは「好き」とほぼ同じ意味なのでは…?
好き<大好き的な。
だんだん何を書いているのかわからなくなってきました。
あんまり好きじゃないんですよね。推しという言葉が。
ある意味その言葉が、その人の考え方や行動に影響を与え、極端に言えば縛りつけているのではないかな、と。
「その子を推しているから他の子には目移りしてはいけない」「その子が買った物だから自分も買おう」「その子がそう言うんならそういうことなんだろう」
傍から見たら主体性の欠片もないですね、これ。
あ、別に本人が満足してるならいいだろ!っておっしゃる方はスルーしてください。批判したいわけじゃないので。
その子が好きで、応援したくて、とにかく可愛くて追いかけ始めたはずが、知らないうちに影響されて生きてしまっているなんて、身に覚えがあったりしませんか?
あるいは、周りもこうしているから自分も「推し」としてやらなければならない、言わなければならない、考え方を合わせなければならない、とか。
好きということの形に、決まりなんてないと思うんですけどね。
寛容さを忘れたくないな、と思う今日この頃です。
ありがとうございました。