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アイドルの人気を「創造」するということ

最近、日向坂メンバーを様々な所で発見する。

歌番組やバラエティ番組はもちろん、ドラマや映画、舞台、ラジオ、雑誌のグラビアなど、彼女たちは実に引っ張りだこと言える存在になっている。

火曜レコメンのレギュラー、加藤史帆
2期生渡邉美穂×伝説のスーツアクター高岩成二という異色のコラボ
初の主演舞台が決まった潮紗理菜。めでたい!!!!!!!!!!!

今の彼女たちの勢いを象徴していると言えるし、それだけ制作側からも「起用したい」と思われているのは、恐らく単純な「人気のあるアイドル」としてだけではないだろう。

そしてそれは、本人たちの努力はもちろん、彼女たちの所属元である運営の営業努力があってこそだと思う。

言い方は良くないが、営業成績のため、また収益のため、そして「資金源」であるアイドル本人たちのため、運営は一丸となって企業としての務めを果たしている。「アイドル達のプロデュース」も間違いなくその務めの1つだ。

アイドルはただ可愛いだけでは売れない。沢山の人にその魅力を知ってもらい、世間に広く顔と名前が出ていかなければならない。

勝手に人気が出るのはごく限られた運のいい子たちだけで、それ以外の多くの子は「プロデュース」の機会を待っている。そしてそれを行う責務があるのは、間違いなく運営会社なのだ。

「この番組に合うこんな子がいる」「この子の才能を活かしてこんな企画をしたい」と提案するのは、彼女たちを一番近くで見ている大人たちの仕事だ。

これは(おそらく)例外。よく考えたらすごくね?
こちらも逆オファー。でもこれが出来るのもちゃんと知名度があるからだよね。

そういう意味では、日向坂の運営は「成功している」と言えると思う。

もちろんメンバー間での頻度の差はあるが、比較的幅広く色んなメンバーが出ているというイメージだ。今あまり露出のないメンバーも、ここからどんどん増えるだろうなと期待が持てる。

ただそれは、22人というメンバーの数がいわゆる「坂道グループ」の中でも少ない方であることに関連はあるかもしれない。

人数が多ければ人気の差は出てくるだろうし、全員が輝くような舞台を作るのは簡単ではない。でもそれは、目に見えるような格差を作っても良い、ということには繋がらないはずだ。

願わくば、4期生が加入した後もごり押しせず、既存のメンバーが活躍できるようなグループであってほしい。

と、某メンバーの卒コンがあって改めて感じましたとさ。

今日はここまで。

ありがとうございました。

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