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Chat GPTでAIに任せる脱出ゲームを作った

今までの電子ゲームは基本的に問題を解決するゲームです。 一人でするゲームで自分が問題を提示する、つまりゲームマスターをするゲームというものはありませんでした。 そう、友達がいないとできなかったゲームマスター。 しかし、そんな時代も終わりました。 そうプレイヤーをAIに任せたゲームが作れるんですよ、Chat GPTならね。 やらせてみた以下はGPT4でゲームをさせるときに使ったプロンプトです。これだけでとりあえずいけました。 脱出ゲーム「僕を助けてお姉ちゃん」ある日あなた

    • 通信は速くならない

      ある日私はこの星の反対側に住んでいる友達とVR上で話をしていた。 「最近親にあってなくて、久しぶりに声聞きたいんだけどなかなか難しくて」 「ええ~、親VRとか嫌いなの?」 「いや、親今地球にいるんだよね」 「ああ、なるほど。そりゃ無理ね。」 秒速およそ30万km、それが通信速度の物理的限界。およそ2年に一度の最接近時でさえここ火星から地球までは片道3分以上の遅延が発生するわけで到底リアルタイムの通信なんて不可能だ。かつて人類には距離の制約が無い時代があった、その頃は

      • 役に立たない妖精

        目が覚めてすぐ枕もとにあるメガネをかけると妖精が飛び回っていた。 「おっはよー、今日も朝早いねー。今日の予定はなにかある?」 目を少しそらして宙に浮いたボードの予定を読み上げてやった。 「なるほど、君もなかなかに忙しいんだねぇ」 目覚めの一杯を飲むためにコーヒーミルを動かすと、12月生まれの妖精はコーヒーを挽くふりをしながらこんなことをつぶやく 「ラッキー、今日の私の射手座の運勢は1位だって。なにかいいことあるかなぁ」 朝の支度を終えて家を出て電車にのる。その間も

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