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アナフラニール点滴レポート
アナフラニールの点滴を計7回行い、効果が実感できたので、レポートとしてまとめておく。
経緯
去年の冬まで経口のアナフラニール200mgを投与されていたが、副作用が激しく(口渇、発汗)投与中止。その後、代替案としてトリンテリックス20mgを投与。初めこそよかったがだんだんと鬱で動けなくなる。その後、薬剤師の先生からの提案があり、入院環境でのアナフラニール点滴を試してみることに。
点滴開始前の様子
点滴開始前は、希死念慮が強かった。
頭がボーっとして鬱特有の体、頭の重さがあった。心電図を取る。
ルート
ルート確保は他の点滴と同じく、上腕の内側から行った。
投与
投与はまずは1Aを生理食塩水500mlから初めた。また、初回時には気持ち悪くなったら直ちにに中止という指示が出ていた。薬剤師の先生によるとダメな人は半分も入れないで、気持ち悪くなると言っていた。
その後、効果が実感できなかったため1A→2A→3Aと増薬。最終的に3A目になると効果が実感できた。
感想
慣れてくると、点滴しただけで脳の霧が晴れる感触がある。特に、伝わり辛いかもしれないが、脳の前頭葉の裏側が刺激されている感覚がした。これがとても気持ち良く、癖になりそうだ。
離脱症状、副作用
離脱症状は2、3日で顕著になり、脳の重たい感じがぶり返す。また点滴をすると良くなるが、点滴を打たないと動けない、とまでは言わないもののかなり辛いものだった。効果も抜群だがそれを抜けた後の離脱症状もしんどい。
副作用はほとんど出なかった。強いて言うなら喉が少し乾くぐらいか。心電図のQT延長もなかった。離脱症状の辛さが副作用と言っても過言では
ない。
結論
とここまできたが、結論を述べると効果も絶大だが、切れた時がしんどい、また心電図を取る必要があるので、入院環境での投与が望ましいと言ったところだろうか。なかなか切れ味がいいので鬱を拗らせている方、いかがだろうか。