幽霊って見える人もいます。
蒸し暑い日が続いていますね。今回はちょっと異質なテーマでお話しします。少しは涼しくなるかもしれません。
私は小さいころから不思議なものが見えます。火球というバレーボールくらいのオレンジ色の火の玉、俗に言われる幽霊なるもの。おそらく遺伝だと思います。
むかし、祖母がこんな話をしてくれました。祖母の家の近くに公民館があります。その横に細い下り坂の路地があります。その路地の2軒目に友達が住んでいたそうです。この子は病気(結核)で長い間、学校を休んでいました。大正時代の初め頃、結核は不治の病でした。その子の家の前を通ることさえ許されなかったそうです。
祖母は夕暮れ時に公民館の通りを歩いていました。友達の家の近くまで来たとき、友達のことが気になって家のほうを遠くからのぞいて見ると、玄関の前に青白い光の玉が二つゆらゆらと動いているのが見えたので、とっさに走って家へ戻ったようですが、走りながら友達は亡くなってしまったんだと感じたそうです。次の日、学校で友達が亡くなったことを聞いたのよ、と話していました。
この話を聞いて、子供ながらに祖母も自分と同じだと感じたわけです。
このような体験は大人になっても継続しています。もちろん現在も。
次は、数年前のお話です。
私の住んでいる住宅地は丘の上に広がっていて、坂道が多いところです。私は会社帰りに車で坂を上っていくのですが、途中に斜めに入る脇道のところを通ります。その入口のところに大きな街路樹が立っています。そこを通るたびに気づいたのですが、よくそこに女の人が立っていて、ただボーっと立っているんです。夜なのであまりはっきりは見えません。たぶんあれかなと思って、息子にあの坂の分かれ道のところで何かあった?と聞いたところ、その場所の数軒先で1週間前に焼身自殺があって、学校で噂になってるということでした。やっぱりね。次の日から違う道を通るようにしました。
こういう現象はまだまだたくさんあります。例えば、
おじいさんは亡くなる前の晩に突然夢に出てきました。
学生時代の下宿先でよく見知らぬ人が出てきていたので、白蛇神社のお札を貼って出て行ってもらいました。
深夜実家に帰る途中の山道で女の人が立っていておかしいなと思い、昼間通った時に確認するとその場所に花束がたくさん置かれていました。
夏に二階の部屋で窓全開で寝ていると、南の窓から女の人が入ってきて顔の上を通って北の窓から出て行かれました。
そのとき顔に絹ずれのようなものが触れていきました。寒
お足ははっきり見えませんでしたが、
畳の上を通る時ミシミシ音がします。
ある程度重さはあるんですね。
昨日、久しぶりに出てきて、コラッって叫んだら退散しました。笑
結構気弱な方だったようです。
さて、ここまでくるとさすがに多少は慣れてきます。
幽霊なるものがいるかどうかは分かりませんが、
見えることは確かです。
見える人ほかにいませんか?