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タイ寺女の雨の日や家での過ごし方   ~博物館巡りと仏像切り絵~

サワディーカー。
@yayoiです。

以前の私はいわゆる雨女で大切な日、例えば学生時代なら卒業式や
自身の結婚式など、いつも雨が降りました。

最近は、出かける前にちょっとだけ、晴れますようにと祈るせいか、
行くまで降っていたのに晴れてきた!とか、
お堂やレストランの中にいる間は降っていたけど移動の時は大丈夫!!と
なっていたのですが、久しぶりのアユタヤお寺巡りの日に大雨。
こんな大雨は2016年の法隆寺参拝以来かも。

さて、早朝7時過ぎには余裕でアユタヤ近辺に到着。
様子をみていましたが、霧雨は止みそうにありません。
そこで急遽、お寺巡りを変更して、博物館見学にしました。

雨の日のお寺巡りも、お寺と雨によって、自分自身が浄化されて
いくような気もして、なかなかいいものなのですが…

雨の日の過ごし方

 ▶チャンタラカセーム国立博物館

博物館には、お寺から発掘された仏像などが展示されていたり、
その博物館ならではの貴重な仏像などがあるので博物館もはずせ
ないスポット。
特に地方のお寺に行くときは、そのお寺の近くにある博物館も
お寺と一緒に訪れています。

今回、訪れたのは、タイにいくつかあるうちの国立博物館の一つで、チャンタラカセーム国立博物館という博物館です。

アユタヤは、周囲を川で囲まれた島のような立地なのですが、
その北側の端の方にある博物館で、この博物館はもちろん、
この地区のお寺にもまだ行ったことがありませんでした。

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赤い印が博物館の位置です。

アユタヤ時代には副王のお住まいだったところが、時を経て州庁舎として使われて、現在では国立博物館となっています。

カバー写真はその博物館の敷地内に入ってすぐ左側にある展示室
です。ここはもともとKingRamaⅣがアユタヤにお出ましになる
時の王の個室として、また朝見の間として使われていた建物です。

博物館の敷地は広く、バンコクにある王宮のような外壁の中に
あります。

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こちらはバンコクの王宮の外壁です。
外壁の形が王宮を象徴しています。

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 ▶タイらしい博物館の建物の外観

博物館はもともと、アユタヤ時代の副王のお住まいなので
広い敷地内に庭を囲むように、ばらばらと建物が建っています。

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この建物はもとは厩(うまや)でしたが、現在は博物館のオフィスとして使われている建物です。王室の厩らしく立派です。

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展示物がある建物です。

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以前、州庁舎として使われていた建物は、廊下の脇に小部屋が
並び、州庁舎としての面影が残ります。

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 ▶タイならではの博物館の展示物

博物館には仏像をはじめ、タイならではの展示物が
いろいろ並んでいます。

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ガネーシャ像

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タイ寺院の布薩堂の周りに置かれる結界

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経典を保存するための棚

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木製の船の覆い

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仏像はケースの中に展示されています。

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木彫りの天人像

仏教関係の展示物のほかに、戦時中に使われたものや
陶器なども展示されています。

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博物館といえども、敷地内に建物が点在していて、館内は土足禁止のため、雨の中、傘をさしながらの移動は足元がよくありませんでしたが、見学者は私一人だけの博物館は静かで落ち着きました。
そして雨音が一段と響くほどでした。


ステイホームの過ごし方

一方、家での過ごし方は、約半年前のステイホーム中の話ですが、タイはCovidの影響で、薬局、スーパー以外はほとんどが閉まっていました。
お寺は、お寺にもよりますが、例えばお堂などは閉めて風通しの
よいところだけ開けて、祈りに来る人々を受け入れていました。

この時期の私はスーパーへの買い出しに週に2回、各1~2時間しか
外出しませんでしたが、スーパーの行きに数分だけ、ここで手を
あわせていました。

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そして、家では日本から持ってきていたのに、なかなか着手できなかった仏像切り絵をしていました。
『心を整える 仏像の切り絵ブック』(永岡書店)

日本一時帰国ができない時期に、こんな形で日本の仏像を見るのも
楽しかったです。

一部を並べて、壁に貼ってみました。

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最近のタイはデモがあるので、デモの様子をみながら、早朝や午前中にお寺巡りに行っていますが、久しぶりにまた家で仏像切り絵もしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi

私が書いている、タイの神社・博物館ブログでは
チャンタラカセーム国立博物館を詳しく紹介しています。
よろしければあわせてお読みください。



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