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〖タイ建築巡り〗庭園内に点在するのは優雅なタイレストラン&カフェ
サワディーカー。
@yayoiです。
私はタイのお寺が大好きで、特にタイの寺院建築や
タイの仏教、タイ人の信仰に興味があります。
そのお寺巡礼をまとめたブログは別にあって
「タイのお寺に魅せられて」というブログですが、
このnoteブログでは、そんなお寺巡りの合間に
家族や友人と訪れたレストランやホテルをはじめとする
素敵だと思うタイの建築物についての記事を書いています。
今回の記事は、前回の記事に書いたバーン・カニターと
比較的近い距離にあるバーン・デュシタニーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660612446598-FwtepHjczS.jpg?width=1200)
広いガーデン内にはいくつかのレストランやカフェが
点在していて、ゆったりとした空間の中にある建物は、
クラシカルな洋館なのにタイらしさを感じることができる。
そのようなところが気に入っていて今までに数回訪れています。
出入り口からのアプローチ
敷地内への出入口は2か所あり、こちらはBTSサラデーン駅に
近く、駐車場の出入り口にもなっているところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660612657182-f7BGyNBzt2.jpg?width=1200)
ここから入ると左手前方には木の陰にタイ料理レストランの
ベンジャロンが見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660612766336-inzHtwdyuF.jpg?width=1200)
その建物の前、つまり入ってすぐ左手側には、オブジェが中央に
ある、芝生のガーデンになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1660612827236-kfHdZE8G8y.jpg?width=1200)
この大きな敷地は、もとは第2次世界大戦以前にできた建物で、
バーン・サラデーンといわれていた場所です。
右手側は、もとは倉庫があったところを改装した
ベトナムレストランがある様ですが、
初めて私がここを訪れたのはオープンして10日後で、
ソフトオープン(一部オープン)なのか、その辺りは
開いているのかどうかわかりにくい雰囲気でした。
これは以前の倉庫だと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1660612923213-YRW9l1948r.jpg?width=1200)
一方、もう1つの出入り口はこちらで、車は進入禁止のこの出入口は、カフェの横にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613026943-aYg7vc8htx.jpg?width=1200)
この出入口を入って左手側にあるカフェです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613079759-uyDQNVHG15.jpg?width=1200)
こちらの入り口から入ると、敷地内の地図がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613111159-J923coJpUX.jpg?width=1200)
こちらからは右手前方、芝生の向こうにベンジャロン レストランが見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613145612-4oouKxPhn0.jpg?width=1200)
クラシカルな洋館ベンジャロン レストラン
ベンジャロンレストランは、以前は
デュシタニーホテルの中にありましたが、
こちらではこの一棟がレストランです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613712166-QE7ygpHMH5.jpg?width=1200)
近寄って撮った建物の全体像です。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613894609-2YMQdenkm1.jpg?width=1200)
別角度から撮るととても大きな建物であることが
わかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660613841500-wAyextLEb6.jpg?width=1200)
この建物のエントランスです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614026657-P1DI6aUFRU.jpg?width=1200)
エントランス右手側の様子です。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614066592-7TdG4uJhhr.jpg?width=1200)
洋館の中に流れる優雅な雰囲気
扉をあけると中にはゆったりとした
雰囲気がながれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614149398-2spKVkQfK3.jpg)
中はいくつかの部屋に別れていて2階があるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614176893-7v5leohFpG.jpg)
上品な伝統的なタイ料理をいただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614214258-PdHAZbLWQU.jpg)
食後、レストランを出ると、目の前に広がるのは
芝生のガーデン。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614258638-s9o0nWLqBL.jpg?width=1200)
芝生の中にはいっても大丈夫ということなので、
オブジェを見に行きました。
このガーデンは敷地の中央にあります。
そしてそのガーデンの敷地にあるのがこのオブジェ。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614313035-xfxG35vtvL.jpg?width=1200)
南国の植物に囲まれたカフェ デュシットグルメ
ちょっと芝生の上を歩いたり、写真を撮ったあとは、
敷地内でカフェタイムです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614417771-VV5GEBjUx2.jpg?width=1200)
こちらの建屋も、植物に囲まれた趣ある建物。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614498192-n3ZPPSUSXT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1660614636613-DqMAevmr3G.jpg?width=1200)
近寄って正面からみると、左手側奥に2階建て部分が
くっついたような形の建物であることがわかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614812559-Xt3arsO2gQ.jpg?width=1200)
この写真の小さなテーブルの横に出入口がありまして、
そこから入ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614867481-C6wC2Gt7qV.jpg?width=1200)
ところが中の席はいっぱいで、外席のみでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614942805-rmwMk880lL.jpg?width=1200)
植物を眺めながらコーヒーを飲もうとしたら、
中の席が空いたとすぐに呼んでくださいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660614995673-xaYlDpbbDb.jpg?width=1200)
中に入りました。ベーカリーが充実しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1660615074546-ZjMPAaf0Jz.jpg?width=1200)
この日は、おなかがいっぱいだったので、
カフェラテだけいただきましたが、
ベーカリーが忘れられず、1年くらいたってからですが、
改めてケーキを食べに行きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660615453526-Kt9sOVtF9X.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1660615502901-78fcKDb3wP.jpg?width=1200)
その時に、見かけたアフタヌーンティーメニュー。
![](https://assets.st-note.com/img/1660615527992-rxedGINJuF.jpg?width=1200)
アフタヌーンティーの優雅な時間
そこで、それから半年くらいして、今度は
アフタヌーンティーに行ってみました。
カフェ内には人がほとんどいらっしゃらなかったので、
写真をいろいろ撮りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660615616579-ZarqUfQ7iL.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1660615657071-Axe9M4WVFn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1660615680309-l6iUly4soZ.jpg)
パウダールームが階段下のスペースに小さく作られていて、
入り口もそれにあわせて小さく、
なんだかとてもかわいい空間でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1660615739671-PQepEj5SBm.jpg?width=1200)
もう1つのカフェ デュシットグルメ
この敷地内ではありませんが、このデュシットグルメのカフェは
ルンピニー公園をはさんで歩いて30分くらいのところにある
デュシットスイートホテル ラチャダムリの中にもあります。
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こちらは、エントランスに大きな木と、仏像が祀られた素晴らしい
サーン・プラプーム(spirit house)があるホテルです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660616034362-u2UsYbqyXk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1660616086382-5Hu8gxx4eZ.jpg?width=1200)
天井の高いカフェで、1階にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660616123781-JL8wxhIkrF.jpg)
古き良きバンコクの建物は。。。
最初に書いたように、私はタイのお寺巡礼が趣味なのですが、
お寺に行ってもよく感じる、ちょっと残念なことがあります。
それは、タイでは建物にしても、お寺のお堂内の壁画にしても
古くなったものはお役目が終わったものとして、全く別物に
新しくリニューアルしてしまうことが多いことです。
それは、ここにあるベンジャロンレストランと
デュシットグルメが以前あった、
伝統的なデュシタニーホテルも同じかもしれません。
現在は老朽化して取り壊され再開発がすすめられています。
私は、2017年に再びバンコクに住むことになった時に
家探しのためにタイに来た際、たまたまデュシタニーホテルに
宿泊したのですが、それがあの伝統ある建物での最後の宿泊に
なるとは思いませんでした。
今はなき古い伝統あるデュシタニーホテル。
できればタイの伝統的なエッセンスを少しでも
残した形でよみがえる日を待つことにします。
このデュシタニーホテルについては
また別記事で書こうと思います。
ここで今一度、初めて訪れた日の
バーン・デュシタニーですが、
ベンジャロンレストランでタイ料理をいただき、
カフェでお茶をしたあと外に出て、
もう1度ベンジャロンレストランの方を眺めたら、
ちょっと幻想的な雲が建物の上に見えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660616571455-GMyM4mSm4s.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1660616616938-EUDRSetCoo.jpg?width=1200)
また、このカフェに来ようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi