ラオスのソンクラン1日目の朝
泊まっている宿の朝食は自分で拵えないといけないらしいので、私はどこかのカフェで朝食メニューでも取ろうと思っていた。
グーグルマップで見ると、カフェはどこもだいたい7時からか、7時半からの営業であった。
それで口コミで良く書かれている店に一軒ずつ訪問していったが、どこも休みである。ここまで店がやっていないとは思わなかった。
道路も閑散としている。ところどころでおそらく昼間から始まるであろうソンクランの催しの準備をしている人々の姿があった。
私はメコン川沿いの中心街のエリアをしばらく歩いて、宿の方へ引き返した。
たまたま、一軒のバケットを売る店があった。バケットとフルーツスムージーの朝食するかと思ったが、スムージーは品切れらしい。じゃあ、アイスコーヒーでいいやと言って、その店で朝食を食べることにした。
民家の軒先で商売をしているようなローカルの店だった。私の他には地元の警察官が二人いて何やらおしゃべりに興じていた。
バケットはサクサクとした歯ごたえで、中に入っている具との相性も抜群であった。この美味しいパンを食べるためだけであっても、ラオスに来る価値はあると思う。